不妊の原因になる心配性 不安やストレスによる不健康

不妊の原因になる心配性 ストレスによる不健康

何かと心配になってしまう。取り越し苦労なのかもしれないけれど心配せずにはいられない。

普通の人よりストレスをためやすく不健康です。心配性の人は些細なことで不安になったり

落ち込みやすく生活をするだけでも疲労感が高まりますね。

そんな心配症ストレスは不妊の原因にもなってしまいます。

 

まだ起きていない事を心配して悩んでしまう心配性

心配性の人は病気にかかったときに死亡する確率が高まると研究でもあるように

不健康な心身を作りやすくなります。

まだ起きてもいない事に対し、物事が悪く進んでしまうのではないかと

悪いイメージが浮かぶため心配せずにいられなくなってしまうのです。

まだ起きていない未来に対してネガティブイメージを描いてしまうのが心配性です。

日本人は、不安をかかえやすい性質となる遺伝子を多く持っいるといわれています。

民族的にも、他民族に比べ、心配しすぎる傾向があるようですね。

セロトニントランスポーター遺伝子 という遺伝子を多く持っていると言われています。

 

なぜ心配性になってしまうの?

過去の経験や体験に基づき、物事を考え予測していくため、

心配性になるのは物事の考え癖によってなってしまうという点があります。

そのため、心配性を治したいと思う方もいるでしょうが、

治すというよりはコントロールできるようにしていくことを目指しましょう。

 

心配している90%は起こらない

「心配事の80%は起こらない」ということが、統計学的にわかっているようです。

さらに、残り20%のうちの80%は、事前に何かしらの準備や対策をしておくことで

回避したり、改善することも可能かもしれません。

心配している事の90%近くは起こらないとされていますが、

なぜか心配していたことが的中していっているという体験をしてしまうのが

不妊かもしれません。

ストレスを抱え込んでいることで、体は不健康になってしまいます。

そのため妊娠しにくさにつながりやすく、心配していた通りだったという体験につながりやすく

心配や不安になる事が増え自体が悪循環に陥りやすいともいえます。

 

何に心配しているのか、起きている問題は何かをきりはなす

心配というのは、まだ起きていない未来に対して抱くものなので、

現実に問題になっているものとは違います。

そのため、心配していることが何なのか、また現に起きている問題があれば

それは何なのかをハッキリと分けて考えるようにしていきましょう。

 

また心配していることが自分の事なのか、自分以外に対して感じているものなのかも

切り離すことで、特に自分以外のことは、

心配していてもしょうがないものとして自分から手放せるものを増やしていきましょう。

 

ストレスが不妊の原因に

ストレスが慢性的にかかっている状態は、自律神経のバランスを乱し

ホルモンや免疫バランスにも影響が出てきてしまいます。

ストレスによる酸化が細胞にダメージを与え劣化させていくため

妊娠しやすい体と心を作るには、心配性というのはマイナスに働いてしまう面がでてきてしまします。

また過度に心配していることで不安や焦りなども生じやすく、

にこやかで穏やかな日常生活をおくる事さえ支障が出てしまいかねません。

妊活女性は心配性と上手にお付き合いしていきたいですね。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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