基礎体温グラフの高温期・低温期 正常・異常の見分け方

基礎体温グラフの高温期・低温期 正常と異常の見分け方

妊活 基礎体温表

妊娠したい場合、基礎体温をつけてみる事からスタートされる事も多いのではないでしょうか?

基礎体温表をつけていて、気になるのはそのグラフの推移ですよね。

私の基礎体温表のグラフはいったいこれで正常なの?異常なの?という部分かと思います。

ただ、個人差が出るものなので、一概に二相性になっていないからすぐに異常という

判断もできません。基礎体温の測り方やホルモンバランス、グラフからみる異常の見分け方を

みていきましょう。

 

基礎体温のかかり方と基礎体温表グラフについて

基礎体温は朝起きてすぐの活動前の体温で、普通の体温計ではなく特殊な基礎体温計で

口腔内に入れて測定していきます。ある程度正確な体温を知るために、

できるだけ同じ条件で測定していくことが望ましく、

朝起きてすぐに測れないばあいは翌日に測定するようにしていきましょう。

 

基礎体温の測り方と基礎体温表・基礎体温計については こちら

 

基礎体温と女性のホルモンバランスについて

基礎体温は女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンといった

女性ホルモンの分泌される変化に合わせて違いがでます。

それによって変化していくわずかな体温の違いから月経周期・排卵の有無・排卵の時期

ホルモンバランスが整っているか、妊娠しやすい状態になっているのかなどを知ることができます。

卵巣の中で卵胞が育つときはエストロゲンが分泌されています。

エストロゲンは体温の上昇を抑える働きがあるので低温期になります。

そして、卵胞が成長して、

排卵が近づくとその分泌量がグッと増えてくるので基礎体温がガクッと下がる時があります。

これと入れ替わるように今度はLH黄体化ホルモンがグッと出てきます。

それによって排卵が起こります。(LHサージ)です。

排卵後はエストロゲンに変わってプロゲステロン(黄体ホルモン)が増えてきます。

このプロゲステロンには体温を上昇させる作用があるので高温期が来ます。

これをグラフにしてみると、低温期と高温期ができて、

その間がおおよその排卵日となります。これは個人差があります。

ある程度継続して基礎体温表をつけていく事で、周期が見えてきます。

体温の測定値を点で表し、線でむずびグラフ化してみると、神経質になりがちになってしまいます。

それを見ては落ち込んだり、気にしすぎるといった事はストレスになりやすく帰って良くはありません。

 

 

正常でない基礎体温表とグラフの推移は

正常なサイクルで排卵が起きるっ場合は排卵を挟んで体温が高温期と低温期に分かれてきます。

でも、2層に分かれなかったり、高温期が極端に短かったり、

高温期が長い、グラフがバラバラといった場合もあります。

正常な月経周期では26日から38日周期で月経がおこり、

その中で排卵がおき高温期はだいたい14日ほど継続します。

 

・低温期と高温期にわかれない

ホルモンバランスが崩れているか、若しくは無排卵月経という可能性もあります。

生理が周期的に来ているからと言って、必ず排卵しているわけではないのです。

脳下垂体の異常で、ホルモン分泌が悪くなっている可能があり、性腺刺激ホルモン分泌異障害

といった症状が出てきたりします。

 

・低温期が長すぎる、短すぎる

卵巣機能が低下しエストロゲンの分泌が低下してしまうと低温期の長さが変化します。

エストロゲンの分泌によって卵が育ち、充分成長した成熟卵胞から排卵されて出てくるため、

卵が充分に育たない、排卵までに時間がかかる、排卵していないなどトラブルがあると

低温期が長すぎたり短すぎたりします。

 

・高温期が極端に短い

排卵後の高温期は通常12~15日位は続くのですが、短い場合は卵子が未成熟であたり

黄体機能不全になっている可能性もあります。

黄体機能不全ではプロゲステロンの分泌が不十分なことで、子宮内膜を厚くしてふかふかの

子宮ベッドを作り上げる事が出来なくなり、着床障害や流産の原因になってしまいます。

 

・グラフが乱高下してバラバラ

生活が不規則であったり、睡眠時間が短かったり、睡眠サイクルが乱れている場合

こういったグラフになる事があります。

先ずは睡眠サイクルを整えて、質の高い睡眠を心掛ける事が大切になってきます。

生活習慣を整え、そのうえで基礎体温を計測してみましょう。

それでも全く変化がないようでしたら、

産婦人科で一度は診てもらうとよいです。

何かの病気が隠れていた場合、治療できるものは治療して治せます。

そうすれば安心して妊活に励むこともできるようになりますよ。

 

・高温期が極端に長い

高温期が長く続き、12~15日を過ぎても終わらず、生理も来ていないようでしたら、

妊娠の可能性があります。もし、妊娠していたとしたら、高温期は14週ほど持続します。

 

 

まとめ

まずは、グラフが整わない、生理周期が乱れるといったことの背景には

女性ホルモンのバランスがいい状態で保てないという事があります。

そのため、ホルモンバランスを整えることは

受精後の着床、その後も赤ちゃんをお腹の中で育てていかれる

良い環境が整っているかという部分にも関わってくるため、

早くに整えていかれるようにしましょう。

また、病気が潜んでいることもあり、基礎体温を測定してみて気がかりな場合は

産婦人科などを受診し相談してみるようにもしていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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