不妊治療の結果が出なかった。今回こそは、うまくいってほしい！！

フライング検査をしてまでも期待していただけに、

やっぱり悲しいし、ガッカリしてしまった。

そんな時ほど、自分の周りから、妊娠したよ～～なんて報告が入ったり。

どうしても素直に喜べないし、妬んでまう自分がいる。

そんなつらさは、そっと手放していくことで、

なによりも、あなたご自身が楽になっていきますよ。

今回は、そんな心を楽にする手放す、セドナメソッドのご紹介です。

悲しさつらさが妊娠をさらに遠ざける

心苦しい思いをしているのはあなただけではありません。

あなたも、今は苦しくても赤ちゃんは授かれますから、

どうか、その苦しい気持ちをうまく対処して、

気持ちをリセットさせていきませんか？

妊活ストレス　あなただけではないですよ

結婚して数年たって、流産を経験したり、何度も妊娠リセットを繰り返すうちに、

夫婦で子を授かることを待ちわびている一方で、

リセットの度に心が痛んで苦しくなっている方は少なくありません。

努力しているのに、全く妊娠の兆候が見られない・・・

自分より後に結婚した周囲の友人がどんどん妊娠、出産、

取り残されたような、寂しさ。

子供がいる友達のＳＮＳの投稿に過敏になって、自分を傷つけていませんか？

自分の何がダメで赤ちゃんはやってこないのだろう？

こんなに頑張っているのに、なんて自分てダメなんだろう？

考えれば考えるほど苦しくなっているはずです。

妊活中の女性の多くが辛さを感じ、さらにその中でも不安はもっとも

つらいと感じているものです。（1）

この気持ちや考え方は２つの悪影響が出ます

1　ストレス

2　自己イメージを悪くする

1つは、つよいストレスとなって、あなたの体にストレス反応を起こします。

ストレスは不妊の主な原因の１つです。

あなたもご存知でしょうが、ストレスは妊活女性の大敵です。

身体のストレス反応では、筋肉は緊張して、血流は悪くなり、

呼吸は浅く早く、細胞へ酸素をたっぷり送り届ける事ができなくなります。

免疫力は下がり、最近に対しての抵抗力が落ちるだけではなく、細胞の

再生や修復もうまくいかなくなっていくので、

ますます不妊体質になってしまいます。

そして、あまり知られてはいない事ですが、

2自己イメージが悪いという事は、

あなたが妊娠できない原因のもう一つにもなっているのです。

自己イメージとは、あなたが、あなた自身に対してもっているイメージの事で

自分て、こういう人間だって思っている部分です。

こういう体型・こういう体質・こういう性格なども含みます。

私は冷えやすい、

私は、最近太った。

私は、卵巣機能が悪い、

私は、卵子の数が少ない。

私は、しばらく妊娠できなそうな気がする。

私は、色々頑張っても妊娠できない人なのかも。

これらも自己イメージです。これが、不妊と大きく関係してきます。

こころを軽くするメソッド

そのストレスつらさを軽減していくと、

あなたも赤ちゃんを授かれるように変わっていきます。

苦しさや、つらい気持ちはよくわかります。

実際にわたし自身も流産も味わっています。

だからこそ、言えるのは、赤ちゃんを早くに授かれるようになる人は、

この気持ちから早くに解放されて、前向きに妊活していく方です。

妊活ストレスが多いほど、妊娠までの期間が延び、さらに

妊娠の窓が閉じてしまうといわれています。

なのでその逆であるストレスケアが大切ですね。

苦しさの手放し方のひとつに、セドナメソッドがあります。

ネガティブなものを多く持つより、手放し、ポジティブをよりつかむ

そんな習慣が不妊ストレスも軽減していかれます。（2）

妊活に　セドナメソッド

セドナメソッドは今から５０年以上前にアメリカのレスター・レヴィンソンという男性によって

考案された方法ですが、これがセドナメソッドの原形になっています。

セドナメソッドは、感情や欲求を手放す法方で、

別名「手放す法則」と言われています。（3）

セドナメソッドは、自分の感情をペンに例えます

そのペンを床に落とすかのように手放してしまうのです。

強く握っているペンは握っているので落ちません。

そして、強く握っていると、そのペンを握っている事にも気づかなくなるのです。

でも、パッと手を広げてみてください。どうなりますか？

そうです。床に落ちて手からなくなるのです。

このようにあなたが握っている

ネガティブな感情を「今」という時に意識を集中させて、パッと手放していくのです。

今、あなたが抱いている苛立ち、悲しみ、怖れ、不安、

そいったネガティブな感情はどんどん意識して、手放していきましょう。

セドナメソッドの方法

あなたが、自分自身に次の順に、質問をしていきます。

(1)「今、私は何を考えていますか？」

リラックスして、あなたの心の中に集中してみてください。

そして、あなたの心の声をよく聴いてください。

(2)「この考えは、どのような感情ですか？」

その時の感情に浸ってみてください。日々の生活の中で、

ゆっくり今抱いている感情を意識するという事は中々ありません。

じっくりと、心の中の声をきいて、その気持ちに浸ってみます。

(3)「この感情は、てばなせますか？」→（はい/いいえ）

答えはどちらでもいいのです。その感情を手放すという事を意識させることが目的なので、

その時に手放せても手放せなくてもどちらでもいいのです。

(4)「その感情を、手放したいですか？」→（はい/いいえ）

ここで、答えが「いいえ」だったら、

さらに、この感情を持ち続けたいですか？と聞いてみてください。

(5)「いつ、その感情を手放しますか？」→（今）

この時に、今と答えがでれば、その時に手放せるようになります。

いつ手放すかはいつでも自分で決められます。

安心して、リラックスして取り組んでみて下さい。

(6)　自分の中から、感情・欲求を取り出し、ポーンと体の外へ飛ばして出してしまいましょう。

※(1)から(6)のなかで、（２）から（4）を繰り返します。
※質問の答えは（はい/いいえ）どちらでもいいのです。大丈夫です。
※こころの中を意識して、観察し、質問を繰り返せば、あなたの心は楽になります。

参考文献

（1）Fertil Steril. 2006 Feb;85(2):339-46.Effectiveness of psychosocial group intervention for reducing anxiety in women undergoing in vitro fertilization: a randomized controlled study.

（2）Psychol Psychother. 2012 Dec;85(4):356-73. doi: 10.1111/j.2044-8341.2011.02040.x. Epub 2011 Sep 22.Incorporating spirituality in psychosocial group intervention for women undergoing in vitro fertilization: a prospective randomized controlled study.

（3）What Is The Sedona Method