潜在意識で妊娠する 不妊考えすぎにおすすめ心理テクニック

潜在意識で妊娠する 不妊考えすぎにおすすめ心理テクニック

不妊悲しむ女性

妊娠できないという悩みは人生への影響が大きく、つい、朝から寝る前まで考えこんで

しまっているかもしれません。生理が来てリセットされると立ち上がるのに苦労して、

排卵のタイミングあたりから生理前までもんもんとしたりしてストレスをためてしまいがちですね。

そしてこういった生活が本当いつまで続くんだろうとうんざりしてしまっているかも

しれません。考えずにいたいのについ考えてしまうのも心理ですが、

そんな心配性で不安症、つい考えすぎて妊活をしているあなたに、おすすめな心理テクニックを

ご紹介していきます。

 

心配事を考えるとパフォーマンスが低下

人は、不安な事があったり考え事をしていると、脳のリソースが減ってしまって

脳も体もメンタルもよい働きができなくなってしまいます。

心配ばかりしているとテストなどでは成績が悪くなったり、

面接などでは合格しないなど、スポーツなどでもそうですがその人の本来持っている

良いパフォーマンスがあげられなくなってしまうという事が言われています。

頭の中をスッキリさせてあげる事で、心は元気になっていきます。

今回は刺激制御トレーニング(Stimuls Control Applications)」についてご紹介します。

 

妊活メンタル改善に 刺激制御トレーニングとは

刺激制御トレーニングとは、あらかじめ「不安になる時間」を決めてスケジュールに

組み込んでしまう事で、意図的に不安になる時間をつくってしまい、コントロールするという

心理テクニックです。

 

同じように不安になって考え事をするのなら、効果がなさそうと思ってしまうかもしれませんが、

心理学では歴史があるテクニックであり、1980年のThomas D Borkovecniよる研究から効果が実証されています。

なのでぜひ試してみましょう。

ずっど考え込んでストレスをため込んでいるとあなたもつらいですし、

やはり良いパフォーマンスは上げられなくなり、妊娠できないを繰り返す悪循環にもなってしまいます。

ストレスは不妊の大敵です。

 

不妊考えすぎに 刺激制御トレーニングの方法

1 予め、不安な事をあえて考える時間をスケジューリング

まず、あなたが心配している事、不安な事、気になっていることを1つ選んで

カレンダーに書き込むようにしましょう。

1日1回、15分程度にとどめ、日中に行うように計画しましょう。

夜や寝る前にもんもんと考えだすと、ストレスによって睡眠の質が低下してしまいます。

妊活中はメンタルも睡眠もとっても大事。

 

2 時間になったら気になる事をノートに書き出す

自分で計画した不安になる時間、心配事をする時間になったら、

心の中で抱えていることを書き出してみましょう。

そして、心に浮かんでくるままにノートにどんどんと書いていくのがベストです。

不安や焦り、いらいら、心配、なんでもどんどん書いていきましょう。

思いついたことは何でもいいから書き出してOKです。

 

3 時間になるまでは計画票を見えるところにおいておく

ついつい、潜在意識はいつも考え事を勝手に始めてしまいます。自動思考と言われているもので、

放っておくとどんどんいつも通りのネガティブな事も考えますし、

不安や心配事も考えてしまいます。そのため、意識して、

その不安について考える時間になるまでは計画票を見ては、

不安について考えるのは〇時~だから今は、別のことをしよう~と思って切り替える様にします。

もしも、不安に襲われたら、スケジュール帳をみましょう。

自分にとってやらない方が良い事、考えない方が良い事というのは

先延ばしできるようにコントロールすることがポイントになっていきます。

 

4 1週間したらちょっと振り返り

毎日毎日のちょっとしたことだと自分では効果がどうなのかという事は気づきにくいものです。

そのため、1週間したらちょっと振り返ってみましょう。

あなたが考えている何か決まったパターンはないでしょうか?

不安や心配ごとの内容に何か変化はありますか?

あなたがよく考えている一番多く現れる悩みは何でしょうか?

こういった点に注意してみると、結構、自分自身を客観的に見つめる事ができ、

自分の悩みの本質を理解することができるようになります。

 

5 8週は続けて効果を実感

こういった心理テクニックは、徐々に心を良い状態に変えていくのに役立ちます。

ある程度続けていくことで効果が期待できます。

8週間ほど取り組むと、ご自身でも効果を結構実感できるのではないでしょうか。

また、自分自身の不安や心配事の悩みの本質が見えてくるだけでも

不安などへの対処能力も高まりますし、実際、悩み解決のためにはどうしたらいいか

という事も冷静に考えて問題解決に取り組むこともできます。

精神的に安定しストレスも軽減したら、心にも体にも良い影響になります。

 

まとめ

妊活のストレスはとても大きく、さらにそれが次の妊娠しやすさにも影響が出ていくため

小まめにセルフケアできるようにしておくことはとても影響が大きい事だといえます。

晩婚化、晩産化にともなって卵子や精子の老化とも言われ妊娠までにかかる期間が長くなる

傾向がどうしてもあります。そんな妊活期間を落ち着いてリラックスして過ごしていきましょう。

 

参考文献

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド』(鉄人社刊)

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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