潜在意識で妊娠しよう 根拠ある催眠療法を妊活にも |

潜在意識で妊娠しよう 根拠ある催眠療法を妊活にも

心を変えていく技術といて、自己催眠というものがあります。

無意識の自分をコントロールできるようになると、潜在意識を書き換えて妊娠しやすくもなります。

不妊というのは、日々どんな習慣を積み上げたかで妊娠しやすくなれるかどうかが

変わってきてしまうからです。習慣は、繰り返されることなので、無意識にしてしまう事ばかり。

自己催眠ときくと、何だろう??怪しいの?と思われるかもしれませんが、

一流アスリートや第一線で活躍している人の多くが、意識的であれ無意識的であれ活用している方法の一つです。

 

“催眠”と聞くと、男性では特に「怪しい」「胡散臭い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

女性は比較的神秘的なものも受け入れられたりする傾向がある気もします。

催眠は科学的根拠があって、研究などでも証明されている、心理学や医療でも

実際に使われている有効な心を変えていくための技術です。

妊娠しやすい心と体作りにつながっていく催眠についてみていきましょう。

 

潜在意識を変えると妊娠しやすくなる 催眠について

催眠は心理学や医療の分野でも実際に使われている、

科学的にメカニズムが解明された「心を変えるスキル」なのです。

簡単にいえば、催眠は自分に思いこみをつくることにより、潜在意識に影響を与える技術といえるでしょう。

潜在意識に影響を与えるという事は、物事の結果に大きく影響を与えるということです。

認知行動療法などでも、人の考え、認知を変えていくことで行動を変えていく事で

実際に妊娠率も高まっていくからです。そういう研究もあるんですよ!

体外受精や顕微授精を受けているカップルへの心理療法は妊娠率を高めることが発表されました。(1

ストレスをやわらげ、妊娠率を改善するのに効果的であるという最新の研究結果が、

デンマークのオーフス大学の研究グループによって発表され、ストレスを

認知行動療法によって和らげていくことが妊娠率を改善させるというのです。

 

では自己催眠とは何で、どうやって妊活に役立てられるのかということとして、

自分で自分に催眠をかけることであり、自分の潜在意識に自ら語りかけ、

自分の考え方や心の動きを良い方向に導いていくことを指します。

自己暗示イメージトレーニングと言い換えると、イメージしやすいですね。

 

自己催眠とは

催眠って、意味としては「眠気を催す」ようなイメージがありますよね。

転じて「眠気を催させること」を指すこともあります。

段々眠たくな~るって、暗示をかけて、コクッと催眠をかけられている被験者がねてしまう

催眠術が一般的に根付いていて「意志薄弱に陥った意識状態」の意味で使われることが多いのではないでしょうか。

でも、催眠は科学的根拠がある、心を変えて行動をも変えていくための

妊娠しやすくなるためのよい心、良い行動を促すためのスキルです。

催眠というと多くの方が「相手を意のままに操る超能力」や「オカルト」をイメージされるかもしれませんが、

そうではなく、心理学や脳科学といった知識と理論、さらには声のトーンやテンポなどにより、

相手に強く思いこませ、潜在意識に影響を与える技術のことなのです。

 

そしてそのように暗示がかかっている意識状態のことを「催眠状態」と呼びますが、

この催眠状態というのは誰でも陥ったことがある状態です。

たとえば、リラックスして、うとうとと眠くなったような状態や好きな事や遊び、

読書など何かに没頭して夢中になった状態、話しかけられているのに全く気付かなかったという経験とか

あったりするのではないでしょうか?

これらはよく催眠状態を説明する時に出されるたとえなのですが、

このように意識が一点に集中しており、理性の働きが抑えられて、

催眠にかかりやすくなっている状態を催眠状態と呼びます。

そしてこれを意識的、故意的に作っていくのが他者催眠であり、それをちょっとエンターテイメント性を

出しているのが催眠術なのです。

 

催眠のメカニズム

催眠のメカニズム催眠の意味についてみたので、次はメカニズムについてみていきましょう。

催眠とは潜在意識に影響を与える技術であり、心と行動を変えて願望を達成していくスキルとお伝えしてきました。

私たち人間の心に対して働きかける技術になるのですが、

まずはその人の心について詳しくみてみましょう。普段、心についてあまりよくわからずに

でも振り回されてきてしまって不妊ストレスでやられてしまっている方も多いです。

 

人の心は先ほどからよく出てくる潜在意識と、顕在意識で構成されています。

まず顕在意識からみていきましょう。これは「意識してできること」を担当している部分。

たとえば、人の話を聞いたり、考えたり、次の行動を決定したりしているのが顕在意識です。

普段、私たちは起きて仕事したり家事したり、妊活したり、顕在意識が優位であり、

理性的に判断できるのも顕在意識のおかげで行動しています。

たとえば、どんなに食べたくても甘いものは妊娠しにくくなると聞けば、甘いものは

控えようと考えて行動を我慢するという事をしたりします。これは、顕在意識が働いているからです。

次に潜在意識をみてみましょう。心理学でいわれる「無意識」のことで、

欲求や感覚、記憶、さらには生命活動を担当しています。

たとえば「心臓を動かそう」「呼吸をしよう」と意識をしなくても、体温が保たれ、息もして、

生命活動が繰り返され無事生きていられるのは潜在意識のおかげです。

顕在意識は「自我」で潜在意識は「本能」といえば、わかりやすいかもしれません。

心理学者のフロイトは、人間の心の9割が潜在意識であるそうです。

そしてこの潜在意識は、理性的な判断はしないので入ってきた刺激そのまま与えられた

メッセージ性をそのまま受け取るのが特徴のひとつです。

普段はすべてのメッセージを受け取り、内容を判断していますが、フィルターがついていて、

「自我」というフィルターにより、顕在意識が「正しい」とか「必要」「重要」と判断した情報しか、

潜在意識には伝わっていきません。

良くも悪くも顕在意識・自我が、邪魔をしてしまって、潜在意識にメッセージを正しく送れなく

なってしまっているのです。その人の持っている自我・フィルター機能を緩めていくことで、

自分を変えていくヒントになります。催眠状態が深まるほど、潜在意識に暗示が届きやすくなります。

たとえば、「あなたは目が見えない」と言われても、

通常の意識状態では顕在意識のフィルターがブロックし「そんなわけはない」と頭で判断します。

しかし催眠状態が深まると、顕在意識のフィルターを通り越して、潜在意識にメッセージが送られます。

そうなると本当に目が見えないという思いこみができて、潜在意識に「私は目が見えない」というメッセージが届き、

暗示にかかり、結果、目が見えないと実際に慌てて見えないとなってしまいます。

催眠が解けると目が見えるように戻るという これが催眠のメカニズムです。

 

催眠によって何が可能になるの?

催眠によって可能なことでは実際に催眠によって実現可能なのはどんなことでしょうか?

催眠状態の深さによって受け入れやすいメッセージ(暗示)は変わっていきます。

最も軽い催眠状態でも運動支配だと可能です。

よくあるのが、身体が勝手に動く、もしくは動かなくなるというものです。

 

次にさらに催眠が深くなると、感覚支配(感情支配)が可能になります。

先ほどの目が見えないというのも、感覚です。味覚や触覚といった身体の感覚を変えたり、

モノや人の好き嫌いを暗示できたりするようになります。

さらにここからは一般的な催眠ではありませんが、相当催眠が深くなると記憶支配や幻覚支配が可能になると言われています。

記憶を忘れさせてしまったり、存在しないものを見えるようにしたりするというものです。

この催眠をどのように妊活に役立てるかという事をみてみましょう。

よりイメージをしやすいように具体的にできることを、まとめてみます。

味覚を変えることで食欲をコントロールすることも可能。なのでダイエットにも効果が出ます。

肥満では不妊リスクって高まってしまいますよね。

タバコをやめるという事にも効果的です。禁煙も大事ですよね。

寝付きを良くして睡眠の質をよくしていかれます。近年では睡眠と妊娠力も関係あります。

ネガティブな感情をポジティブに変えたり、ストレスを軽減できます。ストレス度が高いほど

不妊リスクや流産リスクも高まります。

注射や検査などの痛みを感じにくくする、恐怖心をなくせる、 誰かを好きになる、

夫婦間の愛を復活させるなどなど、催眠は妊娠するためにも大いに役立ってくれます。

 

うまくあなたの生活に取り入れることができれば、より良い豊かな生活が送れ、

さらに習慣を変えて望んでいた妊娠を達成していかれ、さらによい妊娠生活や子育てにも

つなげていくことができます。 実際に自分に催眠をかけることで、

ダイエットや禁煙などに成功した人もいますし研究でもわかっています。

 

妊娠しやすくなる自己催眠とは?

自己催眠とは、暗示を自分で自分にかけて、催眠をかけることです。

自分を催眠状態にすることを「自己催眠」で「自己暗示・アファメーション」や「イメージトレーニング」

とで自分の心を変えていきます。

自分の心に言い聞かせ、思いこませることで、自分の心を自分が望む方向に持って行くのです。

たとえば、「試合前に必ず勝利のイメージを強く持つようにしている」といった

アスリートのエピソードもよく聞きますよね。これも自己催眠です。

 

逆に失敗のイメージにとらわれてしまったり、恐怖を感じたりすると身体が硬直しうまくいかないと

それに伴ってパフォーマンスも落ちてしまうなんてことも言われていて、

イメージに人はひっぱられていってしまいそれに伴う結果になってしまうというのです。

だからこそ、うまくいく成功のイメージを常に持てるようにしていた方があながの

ママになるを叶えるためには有効になっていきますね。

思考は現実化するという法則があります。

たとえば、「子供が欲しい絶対に欲しい、妊娠できる気がしない、妊娠できても不安」という考えは

いつもネガティブですよね?これではネガティブなことが引き寄せられてしまいます。

そうではなく「私は幸せ、私は充実している、私は豊である」と自分に暗示を言い聞かせることで、

自然と幸せで充実し豊かになっていく行動を選び、結果的に家族や幸せな家庭になっていく引き寄せの法則の発動です。

自己催眠は正しく実践できれば、あなたの生活がより豊かなものになります。

夢を叶えることや幸せになることだって可能です。

 

自己催眠 基本の流れ

自己催眠を成功させるための状態を作る

自己催眠の基本は、リラックスなんです。リラックスする ことで自分を催眠状態に移行させるため、

リラックスできないと催眠はうまくいきません。

そのリラックス方法の中でも、何の道具も使わない簡単な方法をご紹介しましょう。

まず自分が最もリラックスできるところで気楽に取り組んでいくといいですね。

そして深呼吸をしていきます。深呼吸が潜在意識と顕在意識とのパイプ役になります。

目を閉じて、ゆっくりと息を吸ってください。

思い切り吸いこんだ状態のまま、4秒間息を止めましょう。そして、それからゆっくり息を吐き出します。

これを5回ほど繰り返すとリラックスできます。

そうしたら、自律訓練法に取り組みましょう。

自律訓練法は、1932年にドイツの精神科医であるシュルツが考案した自律訓練法と呼ばれる自己催眠法で、

治療技法であるものを少し簡素化したものです。

心療内科や精神科で使われている自己催眠法でもあり、ほんの数分で全身のリラックス状態に

誘導できると言われています。やってみましょう!

  • 背景公式:「気持ちが落ち着いている」
  • 第1公式:「右腕が重たい→左腕が重たい→両脚が重たい」
  • 第2公式:「右手が温かい→左手が温かい→両脚が温かい」
  • 第3公式:「心臓が規則正しく打っている」
  • 第4公式:「楽に息をしている」
  • 第5公式:「お腹が温かい」
  • 第6公式:「額が心地よく涼しい」

 

 

右手に意識を集中してみましょう。そして「右手が重い」という言葉を頭の中で繰り返し唱えてください。

この時、右手が重みで布団に沈み込んでいくのをイメージしましょう。

徐々に、左手、右足、左足と暗示をかけては、体の感覚に注意を向けて繰り返します。

最後に「体全体が重い」と唱え、全身が布団に沈み込むイメージを持ちましょう。

この手順を「重い」を「温かい」と変えて、それぞれ繰り返していきます。

 

 

自己催眠によって、なりたい自分の姿をイメージする

自分に暗示をする 自分がなりたい理想の姿、どう変わりたいのかを強くイメージしましょう。

そして暗示文を唱えます。なぜ妊娠したいのか、妊娠できたらどうなるのかを

自問して、イメージしていくとよいでしょう。

「私は心穏やかに、毎日楽しく過ごせる」といったような暗示文です。

唱える方法は、単に目を閉じて頭の中で何度も唱えるだけでもいいですし、

自分で録音しておいた音声を再生しても構いません。

また、暗示文を唱えながら、その願いが叶った自分を強くイメージし続けましょう。

時間は5分~10分程度。毎日継続していくと効果的です。

 

 

自己催眠の効果を高めるためにできること

(1)1人静かになれる場所で

誰かが出入りできる場所でやるのは集中して取り組むことができません。集中が削がれると

催眠状態からは脱出してしまいます。騒音や雑音のない場所を選ぶこともポイントに。

テレビやスマホなどは電源を切ったりした方がベストですね。

 

(2)身軽でリラックスできる服装で

リラックスできる服装で行うようにしましょう。窮屈だったり、体がこわばる感じの服、

肌触りが気になるなど外からの刺激に集中を削がれてしまうのもNG。

重さを感じるものもやめましょう。

 

(3)飲酒・薬の服用はNG

少なくとも自己催眠を始める4時間~5時間前には、飲酒も薬の服用もやめましょう。

 

(4)気になることは排除する

事前にトイレを済ませて置いたり、部屋が暑すぎる、寒すぎるも集中ができない原因に。

何か気がかりになるようなことは、予め済ませておいてから取り組んだ方が安心です。

洗濯物などが見える部屋や散らかった部屋も気になってしまうものです。

 

(5)照明をおさえる

真っ暗でなくてもよいですが、明るすぎると気分が落ち着かない事もあります。

暗めの照明にしたり、どこか1点に集中できるように壁を向いて行うなど工夫するのもよいでしょう。

 

 

他者の力を借りた 催眠療法

催眠療法は、自己催眠と違って、他者によって暗示をかけてもらうというもの。

他者催眠による催眠療法などは、ダイエットや禁煙、ストレス軽減メンタルの健康などにも効果的です。

 

ダイエット出来てリバウンドしない

1995年の(1)で、質が高い18件のデータをまとめた

「催眠がダイエットに効果があるのか」を調べてくれたメタ解析した研究があります。

催眠療法と認知行動療法を組み合わせたほうが、認知行動療法だけの場合より体重は減り、

催眠療法と認知行動療法は18カ月のフォローアップでもリバウンドが少ないという結果に

つながっていて、減量できたうえにリバウンドもしにくいように心と行動を変えて成果を出しています。

 

痛みが軽減

2011年にハートフォード大学が行なった研究(2)では、「催眠は痛みの軽減にも有効」という

事が発表されています。こちらは信頼性が高い13の文献をあつかっていて、

通常の薬物療法に催眠療法をプラスすると、肉体労働者の痛みがより大きく改善したとのこと。

こちらでもやはり「催眠は優秀なサポート役として有効」という論調なのです。

 

不安にも効果的

さらに、コロンビア大学などによる2010年〜2016年にかけて行われた「不安治療」のデータをまとめた

レビュー論文「若者の不安に効くものを改めてチェック」では(1)

「催眠は不安に効く!」という結論です。

 

認知行動療法と合わせて、催眠もサポート的に取り入れていくことで、

妊娠しやすくなっていくためのメンタル改変と、行動変容につながっていくことでしょう。

 

催眠療法の基本ステップ

催眠療法によって手法が違うので定義することは難しいものの、おおよその手順は以下の感じに。

 

ステップ1 リラックスフェイズ

カウンセラーかガイド音声にしたがって体の力を抜いていく段階です。

自己催眠と同じように、深呼吸によってリラックスした状態を作っていくことが基本で

ボディスキャン瞑想みたいに全身のパーツに意識を向けたり、

ただ、腹式呼吸をくり返してみたりといった作業を4〜10分ぐらい行ったりして、

催眠状態へ誘導していきます。

 

ステップ2 誘導フェイズ

次のステップでは、カウンセラーの指示に従ってイメージの世界に浸っていきます。

そうして、自分が日頃困っているところを克服する世に促したりと

活用していくことができます。

 

 

まとめ

心と体はつながっていいて、メンタルの状態によって行動も変わってくるものです。

認知行動療法や催眠療法を合わせる事でより、物事の成果が出やすいという事は研究でも

裏付けられているため、妊活にも大いに役立てていかれる部分ではないでしょうか。

また、精神的にリラックスできるだけでもストレス軽減効果があるものです。

不妊にストレスは厳禁!かといって考えないようにしようとすると余計にストレスになって

しまうため、催眠などの心を変えていくスキルを身につけておくもの1つのメンタルヘルスにつながって

妊娠をサポートしてくれます。

催眠療法を用いて女性にアプローチしたイスラエルの研究では、体外受精を受ける女性の妊娠率を

2倍近くに高めています。こちらもすごい事ですよね。

カウンセリングではリラクゼーション効果を得るためにトレーニング方法をご一緒に行っています。

あなたも催眠を体験してみて下さいね。

 

参考文献

願いがかなうクイック自己催眠 フォーブズ・R・ブレア著

あなたにもできるヒプノセラピー A・M・クラズナー著

無意識さんの力で無敵に生きる―思い込みを捨て、自由自在の人生を手に入れる方法―大嶋信頼著

自己催眠・心を変える技術   林 貞年 (著)

May 2006Volume 85, Issue 5, Pages 1404–1408Switch to Standard ViewSwitch to Enhanced View Impact of hypnosis during embryo transfer on the outcome of in vitro fertilization–embryo transfer: a case-control study

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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