ウォーキング&瞑想で認知機能の改善 潜在意識で妊娠する
瞑想や運動(ウォーキング)によって精神的にストレスが軽減して心拍が安定したり
血圧が落ち着くといったメンタルや身体への健康に効果があるといわれています。
そんなウォーキングや瞑想が脳の認知機能を改善してくれる効果があり、
ストレス軽減や認知機能の向上で妊娠しやすくなっていきます。
妊娠というと、精子と卵子を受精させることが最も重要視されてしまうかもしれませんが、
妊娠はとっても複雑なメカニズムの中で起き、
認知のゆがみによっておこる精神的なストレスによってストレスホルモンが分泌されたり、
ストレスによって免疫バランスが低下してしまう事でも不妊リスクは高まってしまうのです。
慢性的にストレス度が高いほど妊娠率って下がってしまうのです。
認知機能を改善することは、潜在意識を正しく使い健康的な体つくりにつながります。
メンタル・認知機能を高めることが妊娠につながる
心を変えると妊娠しやすさにつながるというのは、納得がいくようないかないようなといった
感じがするかもしれません。ストレスは不妊の大敵というので、
ちょっと納得はしていただけるでしょうかね。
メンタルに働きかける、認知機能が向上するという事で人は健康的になれるのです。
近年は様々な研究より、科学的にメンタルを整えていくことの必要性がわかってきています。
認知行動療法など取り組んでもたらった場合は、妊娠率が高まったという研究も出ていますし、
不育症などには唯一テンダーラビングケアのようなメンタルのケアが有効という事が
言われるようになってきています。
ウォーキングには血圧や心拍数の低下から体脂肪の減少、メンタルの改善まで効果が見込めるという
事が指定されています(1)
また、瞑想は種類間で差はあるものの全体的に血圧や心拍数、
コレステロール値などを改善する効果があります(2)
瞑想もウォーキングもどちらの順番で行っても効果的
瞑想とウォーキングどちらを優先的に行うとよいのか?という疑問もありますが、
こちらの研究ではどちらを優先させても効果に影響は出ていません。
とにかく何もしないというのが効果が出てこないので、
瞑想もウォーキングも取り組んでみて欲しいものではあります。
特に瞑想については、なかなか取り組んでも効果がわかりにくい、
継続しにくいといった点もあるかもしれません。
2018年にミシシッピ大学が発表した研究では(3)、66名の若い男女(平均21歳)を対象に、
10分ウォーキングしてから、10分マインドフルネス瞑想に取り組んだグループ
10分マインドフルネス瞑想してから、10分ウォーキングに取り組んだグループ
20分じっと座って待つ
の3つのグループに分け、早歩きのウォーキングと、瞑想は呼吸や身体の変化に注目するタイプ瞑想に
取り組んだ後に認知タスクテストを行いそのタイムを検討しています。
その結果、どちらを先に取り組んでも同様に認知機能が高まっています。
認知機能が高まってくると、冷静に物事を考え取り組む力ウィルパワーがうまく使えるようになります。
潜在意識を使って妊娠するという視点では、まずはメンタルの改善から
瞑想やウォーキングに取り組んでいってみましょう。
まとめ
認知機能とメンタルとの関係性は指摘されている点なので、
妊娠しやすさに瞑想というとちょっと意外なように思われるかもしれませんが、
取り組んでみるといいですね。どちらもストレス軽減効果も高いので、
妊娠しやすい体つくりにつながっていきます。
参考文献
Sarah Hanson, Andy Jones,”Is there evidence that walking groups have health benefits? A systematic review and meta-analysis “,British Journal of Sports Medicine,Volume 49, Issue 11,2015.
Pascoe MC, Thompson DR, Jenkins ZM, Ski CF. Mindfulness mediates the physiological markers of stress: Systematic review and meta-analysis. J Psychiatr Res. 2017 Dec;95:156-178.
Edwards MK, Loprinzi PD. Experimental Effects of Acute Exercise and Meditation on Parameters of Cognitive Function.J Clin Med. 2018 May 29;7(6).