潜在意識で不妊 マインドフルネスで居心地よい夫婦関係を

潜在意識で不妊 マインドフルネスで居心地よい夫婦関係を

マインドフルネスという言葉を耳にしたことがあるでしょうか。

不妊治療をしていたり、不妊に悩んでいるカップルの中には、考えや思いに温度差があり、

関係性がうまくいかなくなってしまうことがあるかもしれません。

今回は、マインドフルネスというツールを使い、居心地の良い関係性を維持する方法をお話していきます。

 

意識を今ここに マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、どのようなものなのでしょうか。

「マインドフルネス」とは、「今」「この瞬間」の経験にありのままの注意を向けることで現れる意識、

すなわち「気づき」で満たされる状態のことをいいます。

マインドフルネスは良い経験にも悪い経験にも最大限に集中するという科学的な方法です。

まとめると、

・過去や未来にとらわれず、「今この瞬間」に生きること

・感じているものごとに「気づく」こと

・感じていることや失敗したことによって自分を判断するのではなく、「ありのまま」の自分を確認すること

・あらゆるものに対して幸福を感じられるようにする手段

のことを、「マインドフルネス」といいます。

「マインドフルネス」で得られることは、リラックス状態ではありません。

 

気づきに満ちた関係性で妊娠しやすく

親密な関係おいて、時に激しく非難しあってしまうことがあると思います。

このようなことが起こると、最も自分に近かったはずの人が、最も困難な関係に感じられてしまいます。

それは、いつの間にか相手の愛情や優しさや我慢を持続的に求めて、

期待通りになることを願ってしまうからです。

人は生活をしていると、無意識に不満や怒りを溜めこんでしまうものです。

しかし、マインドフルネスを習慣化することで、このような感情的な、つまらないふるまいを少なくすることは可能なのです。

マインドフルネスによって、落ち着いた状態を保ち、無意識に振り回されないように努めることができます。

マインドフルネスは、一人一人の自己認識が深くなればなるほど、お互いの関係は強固なものになるのです。

 

妊活夫婦 正しい関係でいるためには

ふさわしい理論性

パートナーが感情的になったとき、相手が理性的でないことに対して、論理的に追い詰めるのはやめましょう。

感情を共有し、探ることで、お互いの理解は深まります。

 

ありのままでいること

思いやりに決まった形がないように、人との関わり合いにも決まった型を求める必要はありません。

こうあるべきであるという想像にとらわれることなく、型にはまらない関係性やあり方を認めましょう

 

新しいことを始める

一緒に共有することに時間を割くようにしましょう。別々に経験したことでも、

話して共有し合い、楽しいと分かったことは一緒にできるように計画してみましょう。

 

変化を認める

パートナーは出会ったころのまま、変わらないと考えるのはやめましょう。

あなたが変わってきたように、相手も変わってしているのです。出会った頃は良かったのに・・と思うのはやめましょう。

人は、その人のままでありながら、少しずつ変わっていくものなのです。

 

平等に

気づきに満ちた状態を持てること、自分自身の性質に気づいていることが、

パートナーよりも精神的に優れていることと思わないようにしましょう。

パートナーは協力者です。一歩退くことも大切なことです。

 

フィードバックから学ぼう

パートナーが本音をぶつけてきたときは、一息ついて、与えられたメッセージを取り入れましょう。

本音を言ってくれたパートナーに感謝をしましょう。

 

マインドフルネス 実践してみましょう

相手と見つめ合うことにより、親密性、相互的な受容が促進します。

パートナーとやってみてはいかがでしょうか。

 

    1. パートナーと向かい合って座ります
    2. 1メートルほど離れるように距離を調整します
    3. お互いの目を見ます(見入るのではなく、単純にみてみましょう)
    4. 居心地の悪さなどが感じられても、ただ受け止めます。
    5. 感じたことを伝え合うのではなく、注意深く、5分間ほど観察しましょう
    6. 今度は単にお互いの目をしっかり見つめあいましょう。
    7. その背後には自分がいることをイメージしましょう。視線を通してつながっているのです。5分ほど続けましょう。
    8. 視線を合わせたまま、パートナーの良いところ、愛しているとことなどを、5分ほど考えましょう。
    9. お互いが愛を見つめ合い、つながりに感謝をすることができるはずです

 

まとめ

今回はマインドフルネスをつかって、パートナーとの居心地のよい関係性を維持する方法についてお話してきましたが、

いかがでしたでしょうか。パートナーと長く過ごすと、分かっていてくれている、

また、無意識のうちに我慢をしてしまったりしてしまいますよね。

不妊の問題はとてもデリケートな問題です。

どちらかが我慢したり、自分の気持ちを離さないでいると、いい関係が保たれませんよね。

人は少しずつ変わってしまいます。パートナーとの関係が居心地の良いものでなくなった時、

このマインドフルネスを試してみてはいかがでしょうか。居心地の良い関係性を保ち、不妊治療に取り組めると良いですよね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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