子どもは欲しくなかったけど後悔40代女性の妊活始め方

子どもは欲しくなかったけど後悔40代女性の妊活始め方

どちらかというと子供はどうでもいいと思っていた。それどころか結婚もしたいと思ってこなかった。

でも、今40代になって結婚したいと思う人があらわれて、

どうしてもその人との子供が欲しい。確かに今までを振り返ると

妊娠を意識した人生を歩んでは来なかったけど、後悔だけしていてもしかたがないと

40代で結婚し妊活を始める方もいます。40代女性の妊活の始め方として、

40代でも不妊に向き合っていくには、いったい何に気をつけていけばよいのか見ていきましょう。

 

40代妊活の始め方 基本の生活習慣は整える

40代では女性のホルモンバランスも乱れ始め、卵子も老化し妊娠しにくくなる

年齢へと差し掛かってきています。ただ、単純に年齢だけで妊娠しにくくなるわけでは

ないので、妊娠しやすさの基本として、生活習慣を整える事から始めてみましょう。

特に、40代で結婚し多という場合、長く独身時代をすごし、一人で生活する

ペースができていたりもします。規則正しい三度の食事や早寝早起きなどの睡眠。

1日20分程の適度に体を動かす運動習慣や、精神的にも穏やかに過ごせるストレス対処なども

重要な点になります。

特に、体型的にみて肥満と痩せの場合も妊娠しにくさが指摘されています。

そのため、生活習慣で改善できるものは改善しておきたいところですね。

他にも、タバコやアルコールなども気をつけたいところ。

夜遅くまで起きているゲームやネットサーフィンなどもしている場合は

子供を望む場合は要注意といえます。

 

40代女性 月経周期や排卵などセルフチェック

妊活を始めるにあたって、月経周期がどんな周期であって、排卵などのタイミングが

いつくらいになるのかはセルフチェックで確かめておくとよいでしょう。

月経周期が乱れている場合、排卵までに時間がかかる、月経周期が長すぎる

などなどある場合は、排卵のタイミングもつかみにくく、排卵できても

卵子が充分に育っていない事や、排卵すらしていないというトラブルが

潜んでいる可能性もあります。

まずは女性のホルモンによって起きている変化や周期がどんな感じなのか

自分の体のことは基礎体温を測りグラフ化させ、排卵検査薬などと合わせ、

セルフチェックを始めておきましょう。

妊活の始め方 体の状態を医療期間でチェック

40代での結婚、そして妊活の開始という状況では、不妊治療の辞め時として

42歳というのも1つボーダーラインとして考えた方がよい段階なので、

積極的な不妊治療はあまりおすすめではありませんが、

何か病気などがある場合は妊娠し、その後も順調な経過をすすめることが

できないため、医療機関や病院などで妊娠後も安心できるのか

風疹の抗体があるのかという事や、性病にかかっていないのかといったことも

チェックしておくとよいでしょう。

妊娠中に女性が風疹に罹患すると赤ちゃんが先天性風疹症候群になる事もあります。

予防接種をしていたとしても、免疫がしっかりついていない場合もあるため

確認しておくと安心ですね。性病などクラミジアなどがあるとお母さんから子供へと

母子感染してしまうのもあります。あらかじめチェックしておきましょう。

他にも、虫歯など治療しておくとよいでしょう。妊娠後は治療にも通いにくくなって

しまいますよね。

合わせて乳がんや子宮がんなど女性特有の女性の病気も合わせてチェックしておきましょう。

乳がんや子宮がんなどは妊娠してからでは治療が難しくもなってしまいますので。

 

家庭に対するイメージをよくしておく

もともと子供があまり好きではなかった。結婚願望もなかったという場合、

家庭に対するイメージを良いものを抱えていないことも多いです。

いいイメージがなかったからこそ家庭を築いて子供を持つという事に対して

前向きになれずにいた結果が恋愛や結婚が遅くなったという事もあります。

両親が離婚しているといったことや、両親が不仲だったとか、家庭内が殺伐としていた、

家庭内でさみしい思いをしてきた、愛されていると感じなかったなどがあると

家庭へのイメージは悪くなってしまいがちです。

子どもは欲しいけど、家庭に対していいイメージが持てないと

欲しいのに、欲しくないといった複雑な気持ちが心の中で芽生えやすく

精神的にもストレスを感じやすくなってしまいます。

まずは、家庭に対していいイメージがない場合は、前向きで楽しいイメージを

もてるようにしておきましょう。

 

女性的な部分、母性が欠けていないかチェック

40代で結婚した場合、独身で自分のペースで生活してきている時間が

長かった分、仕事に没頭したり趣味や自分の好きな事に費やしてきていて

案外家庭的になる部分が不足してしまっている部分もあるかもしれません。

恋愛を長くしてきていなかったという場合は女性として恋愛していなかった

不足から異性と性的な関ることに疎くセックスがうまくできない方、

異性から性的に求められないという方もいます。

また外食が多く、三度の食事を作ること、栄養を考えてバランスよく食事を

夫婦でしていくことが面倒に感じたりうまくできない方もいます。

 

女性的な異性から求められる魅力を兼ね備え、セックスできる部分があるか、

基本的な生活をおくれるよう、お世話をするという母性が可ね備わっているかも

チェックしておきましょう。

妊娠をのぞむ場合は、排卵のタイミングのみという事ではなく、

コンスタントに週2回くらいは性生活が持てるという事も重要なポイントになっています。

 

40代女性は焦りと不安とストレスで妊娠しにくく要注意

40代になると、妊娠率も20代、30代よりは低下する傾向にあります。

卵子の劣化や老化という事に直面し、妊娠しにくさを感じやすいこともあるでしょう。

不妊治療での治療成績はぐっと下がり始めます。

しかし、自然妊娠というのは40代であっても累積した場合、妊娠率が高まっていきます。

基本的な生活を整え健康的に夫婦で仲良く生活する中で、セックス回数を増やせるように

していきましょう。

焦りと不安でストレスをため込んでしまうとかえって妊娠しにくく悪循環になってしまいます。

40代の妊活の始め方としては精神的に穏やかメンタルトレーニングもしながら

すすめていきましょう。

 

まとめ

なんで前は子供が欲しいと思わなかったのだろう、もっと早くに結婚や妊娠の事を

考えておけばよかったと後悔する気持ちもあり、

でも、好きな人との子供を授かるために妊活を始めようと意気込む気持ちも

大切にまずは基本的なところをしっかり押さえておきましょう。

健康的な心身は規則正しい生活習慣からです。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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