妊活ではアトピー炎症体質の改善で妊娠しやすく
妊娠は、病気ではありませんが、非妊娠時とは明らかに
生理的な体の中での変化は起きてきます。
妊娠に関わるものに、大きくは自律神経・ホルモンバランス・免疫
などが影響をしてきます。
特に妊娠は自分の細胞とパートナーであり非自己の細胞を受け入れて
簡単な移植状態にあるのをいい状態で維持させていく必要があります。
しかし、もともと体の中がアトピーなどをはじめ炎症反応があると、
免疫系がいい状態で働かず、妊娠しにくくなってしまいます。
炎症と不妊について、またアトピーなどの改善方法についても
見ていきたいと思います。
体の中でおこる炎症とは?
炎症とは、外からの異物、
例えば細菌やウイルス、外傷などの物理的作用、アレルギーによって
起こる体をまもるための防御反応です。
白血球が反応し、サイトカインなどの化学物質を産生して、
それによって、発熱、発赤、腫脹、疼痛などの症状をおこし、
戦おうとしてくれています。
しかし、炎症反応が長く続く場合、免疫系はいい状態ではなくなってしまい、
必要がない場合にも不要に働いて細胞を攻撃してしまったりするようになります。
炎症と不妊との関係
体の中に、炎症反応が長く続くと、免疫機構が破たんしていってしまいます。
妊娠には目には見えませんし、不妊検査などでも
わかりにくいことが多い、免疫機能がいい状態になっていない事に
よっておきてくる不妊という状態。
受精した後がなかなか育っていかなくて悩んだりします。
また、不妊で悩む方に多いのが、
風邪をひきやすい、体調を崩しやすい、歯が痛む、歯茎が腫れるなど
の抵抗力が衰えて、いろいろなちょっとした病気も起こしやすくなり、
体の中は常に炎症を起こしやすくなっていることがあります。
免疫状態をよくして、元気に!アトピーなどの体質改善を
アトピーなどがある場合、体の中で炎症がおきていて
妊娠しにくい体質になりやすいのです。
アトピーなそを持っている方は、自律神経の乱れも持ち合わせ、連動します。
体の中では免疫系も自律神経も連動し、強いては女性ホルモンの
バランスにも関わってきます。
細胞同士が密接に関わり合い影響し合うため、
妊娠しやすく体質改善していくにはアトピーを抱えている方は
自律神経を整えるというトレーニングを組み合わせていくことで、
妊娠しやすさを手に入れていかれます。
なかなか妊娠できずにいて、アトピーもちの方も、
自律神経を整えるトレーニングと合わせていくことで
3年にわたり体外受精をなんども受けてきたのに妊娠できなかった方が
すんなり妊娠できるように変わってママになっていきました。
体質はその方が持ち合わせている状態に合わせて、改善してあげる事が大切です。
参考文献
・Asthma and/or hay fever as predictors of fertility/impaired fecundity in U.S. women: National Survey of Family Growth Paul C. Turkeltaub, Richard F. Lockey, Katie Holmes & Erika Friedmann Scientific Reports volume 9, Article number: 18711 (2019)