妊娠しやすい人になるための改善ポイント

妊娠しやすい人になるための改善ポイント

妊娠しやすい人と、妊娠しにくい人つまり不妊で悩む人には

それぞれ共通点があります。

妊娠しにくく、不妊で悩んでいる方が妊娠しやすくなるための

改善点を変えていくことで、不妊ちりょうはしなくても

自然なかたちで赤ちゃんを授かっていかれるよう簡単になります。

不妊治療で逆にストレスをためたり、期待と不安で振り回されるくらいなら

あなたは、自然なかたちで赤ちゃんを迎え入れられるご夫婦になりましょう。

 

妊娠しやすい体って本当にあるの?

女性はもともとは自然なかたちで妊娠できる機能を備えています。

なので、本来的には妊娠しやすい体のはずです。

しかし日々の様々な要因の影響で、卵巣や子宮といった

生殖器の機能が弱まったり、

生殖機能を司る女性ホルモンの分泌が妨げられたりして、

「妊娠しにくい体」へと変化してしてしまっているといえます。

 

なかなか妊娠できないと悩んでいるという方は、

卵巣や子宮などの機能や女性ホルモンの分泌が

スムーズに働くようにしてあげることで、

「妊娠しやすい体」を取り戻すことができるといえます。

ただ、その際に、妊娠しなくて悩む方ほど、間違った方向に進んでいきます。

なので、注意が必要です。

 

妊娠しやすい体つくりの基本を知っている

妊娠しやすい人ほど、妊娠しやすい体つくりがどういうことかを

よく知っていたりします。

一方、不妊で悩む方ほど、ネット検索をしたり、不妊について

色々調べまくるという事をし始めて、

サプリや漢方をはじめルイボスティーとか妊娠するための食に

走り過ぎたりします。

 

妊娠しやすくするには、女性ホルモンが整うようにしてあげる事が基本です。

そのためのポイントは、

 

1 メンタルを整える

ストレス発散という言葉でよく心を整えることを指摘されますが、

実は、ストレス発散というのは、非効果的と言われています。

発散させると、罪悪感が生まれやすくなります。

心をいい状態にするには、ストレスを発散させるという事ではなく、

不安や焦りというものをうまくコントロールできるようになり、

日常において充足感や幸福感を得られるようにすることです。

不妊で悩み続けてしまう人ほど、これが上手にできません。

メンタルは、自律神経やホルモンをはじめ、免疫系や血流にも影響します。

 

 

2 質の良い睡眠で卵子の質アップ

質のいい睡眠をとる寝ている間に、私たちの体の中では

細胞の修復をしたり、

妊娠と密接な関係にあるホルモンが活発に働いています。

たとえば、睡眠中に分泌される成長ホルモンは女性ホルモンの分泌に影響しているため、

睡眠不足になると女性ホルモンの分泌量が減ってしまうのです。

妊活に大切なのは、夜型の生活を改善して規則正しい睡眠を心がけること。

適度な時間と質の良さがポイントです。

 

3. 禁煙する(タバコの煙を避ける)

少なくとも妊活・妊娠中も、女性の一生において、

タバコは百害あって一利なしです。

タバコの煙で血管が収縮し、血の巡りは悪くなります。

血の巡りは、卵巣や子宮に影響を与え、生理不順を引き起こしたり、

胎児の発育にも大きく影響します。

自分で喫煙する場合だけではなく、

パートナーや周囲がタバコをすっていても受動喫煙で同じような影響を受けるため、

注意が必要ですね。

妊娠を望む場合は夫婦・カップルは、一緒に禁煙に取り組みましょう。

 

4 栄養バランスのとれた美味しい食事

妊活、妊活とこだわるあまり、

栄養バランスのとれた食事をすることは大切ですが、

過剰に摂取してはいけないという食品を排除したり、

神経質になりすぎて、夫にも口うるさい奥さんになてしまうと、

楽しい食卓つくりができなくなりがちです。

また、過度なダイエットや食べ過ぎは女性ホルモンのバランスを崩す原因になります。

ホルモンバランスの乱れは生殖機能に障害をもたらし、

結局は妊娠しにくい体になってしまいます。

 

5 適度な運動

筋肉を使っていない事での、

血行不良や蓄積されたストレスを効果的に解消するには、

適度な運動がとっても効果的になります。

激しい運動をする必要はなく、会話をしながらできる程度の運動が

もっとも妊娠率を高めるといわれています。

たとえば、パートナーと一緒に会話を楽しみながら、

ウォーキングをするなど、手軽な運動から始めてみてはいかがでしょうか?

 

もっとも重要な改善点

妊娠しやすい体つくりを行ったとしても、

妊娠しにくい夫婦には決定的な共通点があります。

タイミングばかりを気にして、性生活とっているという事です。

妊娠しやすい時期を狙いたい気持ちが全面にでてしまうのです。

排卵期にタイミングをとらない限り妊娠はしないのですが、

不妊で悩むご夫婦は、この排卵期のみの性生活に偏る傾向があります。

逆に妊娠しやすいご夫婦は、排卵期以外にも、

夫からも、妻からも双方がもとめる性生活があるという点です。

うまくいかない夫婦は、妻が排卵期を夫に伝え、

そのときだけ何とか調整して夫婦の性生活をとろうとします。

だから逆に性生活の回数はどんどん減り、義務的になって、

妊娠を変に意識しすぎて、

自然なかたちで妊娠できなくなっていきます。

 

単純に、卵子と精子だけをくっつけさえすれば、妊娠するのではという

考えが、不妊をずっと継続させていくことになります。

 

夫婦で妊娠しやすい体つくりを行って、

恋人の頃のような以前の二人の関係に戻っていくことが、

一番妊娠しやすい状態になれると思っていただくとよいでしょう。

 

動画からもお伝えしていきます

妊娠だけに頭の中いっぱいだと、逆転の法則が働いて、

妊娠ができなくなってしまいます。不妊マインドを変えていきましょう。

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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