妊娠しにくくなる食べ物を減らし 妊娠できるものを食べる
ある食べ物を食べる事で、妊娠しにくくなる食べ物がある事をご存知ですか?
妊娠しやすくなるように食べられている食べ物はありますが、
意外と知られていない妊娠しにくくなる食べ物があります。
不妊に影響するのは卵子や精子という生殖細胞の劣化・老化です。
日々積み上げた生活習慣が細胞の劣化・老化につながります。
妊娠しにくくさせてしまう食べ物とは?
妊活中は、食事にも気をつけて、野菜を食べたり、
でも、あなたも結構食べているかもしれません・・・・
1 砂糖が入った甘いもの
2 不自然なたべもの(食品添加物)
3 人工的に手を加えてある加工食品
なぜ、こういった食べ物が妊娠しにくくさせるのでしょうか?
1 砂糖が入った甘いもの
砂糖には強い習慣性があって、脳内のバランスを崩して憂鬱や不安を引き起こさせます。
というのも、血糖値に急激な変化が起こるのです。
血糖値が上がった後に、下がります。その時にイライラしやすくなります。
こういった憂鬱感やイライラ感や不安感などのネガティブな感情は
侮る事ができません。
ネガティブな感情とともに、身体にストレス反応が起こる時、
筋肉は緊張してこわばり血流を悪くさせます。
呼吸は浅く早くなり、
細胞のずみずみまで酸素をたっぷり送り届ける事が出来なくなります。
ストレスホルモンの分泌量は増え、免疫系や内分泌系へも悪影響が出ます。
細胞が再生・修復されずに元気で健康で活力がある体ではいられなくなります。
甘いものが欲しくなったら、
適度な量のカカオ70%以上のチョコレートや果物を食べる事がおすすめです。
それだけでなくても死亡リスクまで高めるし、体の老化に持つながる炎症とも
関係しています。ジュースなどは週に1回でもあまりよくないといわれています。(1)
ベストなのは水
2 不自然な食べ物(食品添加物)
不自然な食べ物ってなに?と思われたかと思います。
今はお店に色々な商品がずら―――っと並んでいますが、
食品添加物が入った食べ物もたくさん売られているのです。
食品添加物だからと言ってすべてが悪いのではありません。
人工的に合成されたもので、自然界にないものが危ないのです。
といっても、日本で売られているくらいだから
食品の安全性は保障されていると過信していませんか?
人間の体は食品からとる栄養で出来上がり、とても大切なものです。
タンパク質や脂質、炭水化物、ビタミンやミネラル・食物繊維などを
バランスよく食べる事が大切なのですが、
売られている食品には、それらを考慮して作られていると
言える食品が多いようには感じられません。
それどころか、安全性の疑わしい食品添加物が安易に使われた食品が多いのです。
パッケージから伝わってくる美味しそう、かわいらしい、ダイエットによさそう、
こういったものは危険が潜んでいる事を知っていて下さい。
添加物というのは、食品を加工しやすくしたり、色やにおいをつけたり、
保存性を高めるために使われますが、製造業社さんにとっては好都合かもしれませんが、
臓器の機能を弱めたり、免疫力を低下させたり、発がん性のものまであります。
免疫力が高く、健康的な体が必要な妊活女性には大敵となりえます。
もちろん、女性だけではなく、男性もそうですが・・・。
添加物でも、石油製品から科学的に合成された合成添加物が危険で、(2)
自然界にある成分をまねて作ってあるというものから、
自然界にはまったく存在しない化学合成物質もあるのです。
ダイエットにゼロカロリーで知られる人工甘味料の
スクラロースやアセルファムKは、スナック菓子や炭酸飲料やジュースなどをはじめ、
ノンカロリーのドレッシングにまでたくさんの製品に
使われていますが、人間の体の中では代謝されないのです。
砂糖と違って分解されてエネルギーとして使われないのです。
あなただったら、食品にプラスチックが入っていたら食べたいですか?
プラスチックは食べ物ではありませんが、同じようなものなのです。
石油製品から合成されているからです。
体内に入ったとしても、腸から吸収されて血液に入って、全身をぐるぐる廻ります。
その際に臓器や細胞にダメージを与えるのです。
3 人工的に手を加えてある加工食品
人工的に手を加えてある食品というのは、見栄えよく、保存がきき、加工しやすいように
売る側が加工して売りやすいように作ってある加工食品の事です。
真心こめて、家族の健康を願って素材から作った手作り料理とは、全く違います。
忙しい主婦の見方であるレトルト食品をはじめ、
加工されてパックされた食品や、外食など
お世話になる事も多いでしょう。
売る側が、人工的に手を加えてある食品には、
添加物・保存料・防腐剤などがたくさん入っているものが多く、
さらに、外食にいたっては、
その場で加工調理して売るものには原材料名を表示しなくてよい
というのもあり、表示されていません。
いったいどこのどんな素材を使って、
どんな添加物を入れて作ってあるのかもわかりません。
そして、人工的に作られた添加物には、免疫系を壊したり、
臓器の機能にダメージを与えたり、防腐剤には、催奇形性もあります。
これは、本当に怖い事です。
知らず知らずのうちに毒を入れているのですから・・・。(3)
糖質が卵子を老化させていく
炭水化物を代表する栄養素 糖質は、代謝される過程でAGEという代謝産物を
生み出していきます。それが老化の素となります。
体内で生成した糖化タンパク質はその後分解して様々な低分子物質が生成します。
これらの物質を糖化最終生成物(advanced glycation endproducts;AGE)と言います。
AGE(エイ・ジー・イー)というのは糖化反応による生成物の総称で、多数の種類が知られています。
このAGEという物質が、さらにタンパク質を変性させ、炎症や酸化ストレスを高めて老化を促進します。
そして、様々な研究結果より多くの医師も糖質のとり過ぎが細胞を老化させ
また炎症物質を作り出し健康を害していってしまう事も言われています。
三大栄養素のうち、食後すぐに血糖値を上げるのが糖質だけだからだ。
糖質を減らせば血糖値を低くコントロールできて、糖尿病の改善や予防に効果的とされている。
さらに、短期間で体重を減らせるエビデンスがあり、多くの医師がその効果を認めている。
妊娠確率を高めていく食事・食べ物とは
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015年版」は、一日の総エネルギーの摂取基準として、
たんぱく質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%を目標値としています。
しかし、こういった通常食よりは、タンパク質を多く摂取する割合が高い方が
妊娠確率が高まってくることが研究でもわかってきました。
推奨通りの目標値を達成できていればまだよいのかもしれませんが、
多くの人は炭水化物が多く、タンパク質や脂質の摂取が少ない傾向に陥ってしまうため、
栄養が偏ってしまっているかもしれません。
忙しい人ほど魚の料理も減り、朝食を抜く頻度が高まる傾向にあります。
手軽さからコンビニ食や外食も増えていくとどうしても糖質の摂取量が多い
食事内容に偏ってしまいがちですから、タンパク質の摂取を特に心がけていきたいところです。
アメリカ産科婦人科学会(ACOG)によると、一日の摂取カロリーのうち、
どんな栄養素から総熱量を摂取しているかによって体外受精における妊娠率に違いがあることが報告されています。
タンパク質から熱量が25%以上・糖質からの熱量が40%以下の食事をとっているという女性は
タンパク質から熱量が25%未満・糖質からの熱量が40%以上の食事をとっている女性と比べて、
なんと体外受精における妊娠率が4倍に増加していました。
つまり主食となるごはんやパンや麺類などを控え、メインのおかずとなるような
タンパク質(魚や肉、卵や豆類乳製品など)の摂取量が多いということ、
血糖値が安定するように食物繊維が豊富な野菜や果物などの摂取があることが
ポイントになることが伺えます。
妊娠力を上げるには、家族の健康を願った、手料理が一番
あなたも、旦那さんも、産まれてくる赤ちゃんもみんなが元気で
健康で幸せでいられることが一番ですよね。
そのためには、少し、手間がかかっても素材から手作りがいいですし、
味付けも、できるだけ自然にちかい、
砂糖やしょうゆ・塩・酒・みりん・味噌といったいたって
シンプルなもので味付けをしていかれると
良いと思います。それが家庭の味にもなります。
手間はかかるかもしれないけれど、健康と幸せを願って
つくられた愛情料理こそが、幸せで、子宝にも恵まれていくように変わっていきます。