妊活中はファーストフードを避ければ早く妊娠できる
妊娠しやすくするには食べ過ぎてはいけない、
気を付けて欲しい食べ物があります。
どんな食べ物でも食べ過ぎは良くはありませんよね。
そのなかでも手軽に、つい・・・それがファーストフード。
手軽に早く食べられるけれど、妊娠は遠ざけて、妊娠するまでに
かかる期間は伸ばしてしまうみたい。
「妊娠前のファーストフードと果物の摂取は、妊娠までの時間に関連しています。」
のイギリスの研究(1)を参考に見ていきましょう。
ファーストフードで妊娠までに時間がかかる
2004年11月から2011年2月の間にイギリスの5628の妊娠からわかった
コホート研究からです。妊娠15±1週間で助産師が食品の摂取についてインタビューして
妊娠直前の1か月の食事摂取量を思い出すようにして集めています。
そして、その結果、
週に6回食べる人は、月に1〜3回未満の摂取に比べて1.29倍不妊リスクに。
週に4回以上のファーストフードを食べる人に比べて、
週に2回以上4回未満のファーストフードを消費する女性では0.82と妊娠までの期間が短く、
週に2回未満では0.66、ファストフードなしの場合0.59です。
食べる回数が少ないほど妊娠しやすさに関連していました。
そして、果物の摂取回数が1日に3回以上ともっとも食べる頻度が多い人は
妊娠するまでの期間を短くしています。
食べ物によって妊娠しやすさが変わる
妊娠しやすさのポイントとして食事を改めるという事も大切です。
地中海式食事療法のルール(野菜・果物・魚・オリーブオイル)を守っているほど、
不妊治療に病院にかかる割合が少ないという研究や、(2)
オランダでも、食品グループ(果物、野菜、肉、魚、全粒小麦製品、脂肪など)
の食事に関する推奨されているものにそった食事を食べる女性は、
不妊治療後の妊娠する可能性が高くなりました。(3)
トランス脂肪酸なども排卵障害には敵です。
また、ファーストフードは血糖値をたかめやすい食品の代表にもなっています。
野菜と果物がすくなく、塩分・糖分・脂肪分がたっぷりですね。
そして、トランス脂肪酸や、負の要素を多く含む加工食品である
ファーストフードは最も避けた方がいいとことだけど、
妊娠するためにサポートが必要になっていたグループでは、
PCOS、過去の流産、マルチビタミンサプリ摂取、非喫煙者の女性の割合が高く、
アルコールを飲んでいない女性の割合が高かったという点もあります。(1)
そして、BMIにもさほど違いもなかったという感じです。
ファーストフードや加工食品はさけるとして、
多嚢胞性卵巣症候群への対処や流産回避のための対処にも
取り組んでいくとよさそうですね。