妊娠確率を高める 基礎体温と女性ホルモンの整え方
女性には、ホルモンの変化に伴って、妊娠できるように準備をしていく期間と排卵後、受精しなかったっ場合は
次に生理を起こして、さらに次に妊娠できるようにと循環しています。(1)
そのため、基礎体温をつけてみるとホルモンバランスの変化に伴って、排卵を境に、低温期と高温期の2相に分かれたグラフを描くようになります。ただ基礎体温はの変化はとても変動しやすいため、自分はきれいな2相になっていないと、神経質になりすぎてもあまりよくはありません。また妊娠が継続している場合も高温期が維持されるため、妊娠できたかどうかのチェックに使うこともあるかもしれません。
ただ、ストレスになるほどでも妊活にはよくはありません。妊活で妊娠率を高めるための基礎体温計の活用方法をみてみましょう。
なんのために基礎体温をつけていますか?
基礎体温をつける目的は女性によって違います。あなたは、なんのために基礎体温をつけていますか?
自分の排卵日を知りたいから?妊娠しやすい期間を知りたいから?ホルモンバランスが整っているかが気になるから?
目的に沿った基礎体温の測定の仕方がありますが、妊娠したいというのが目的であれば、妊活の段階によっても違いますが、タイミング法でも、人工授精も、体外受精とステップアップしていく過程でもどう活用するかによって随分妊娠しやすさに影響をあたえていきます。
基礎体温表では妊娠しやすいタイミングはムリ
基礎体温測定し、そのグラフからまえもって排卵日前2日を特定することができません。
最も妊娠しやすい日はLHサージの起こりだしたころを知ることができにことには妊娠率が高まらないといいます。(2)そのため推奨されていません。驚きですよね。産婦人科医から測るように指示されることもあるかもしれませんが、妊娠率は高められないみたいです。(3)
基礎体温によって妊娠率が最も高くなるしやすい日を特定できたのは、77サイクルのうちのわずか17サイクル(22.1%)でLHサージ±1日と一致したことが報告されました。(4)
では、なんで測るのでしょう・・・。
グラフからはまだまだ読み取れるものがあります。
それは、ホルモンの分泌がうまくいっているかどうかです。うまくいっている場合は、排卵がおき、妊娠に向けての子宮内膜を厚くするなど準備が整います。でも、体温表のグラフから見とれれるものもあります。
排卵障害や黄体機能不全など月経周期や低温期や高温期が短いという場合などは特に自分の体に何かトラブルが起きているサインかもしれません。妊娠を望む場合は、病院を受診してみてもらうと安心です。
基礎体温表に性生活のタイミングを記録
妊娠しやすさには、性生活が排卵前2日のタイミングに、そして、2~3日毎の頻度をキープできることが望ましいです。そんため、いつ性生活をもったのか記録しておくことで、妊娠率を高めていく手助けにできます。(5)妊娠しようと思っていても、思った以上に性生活の回数が少なくなってしまっていてそれを改めていくためのヒントにもなるでしょう。
性生活のペースを知る事で、妊娠率を最も高めるタイミングの取り方に合わせていく感じでしょう。
生理後から基礎体温が上がるまでは、2~3日でもち、記録し、排卵検査薬と子宮頸管粘液との変化と合わせ、とりたいタイミングの日と合わせる事で、妊娠率が高まります。(6)
月経周期が乱れていないかを知る
月経周期が乱れていないか、排卵がおきていそうかチェックしておくことは不妊チェックにもなります。
6ヶ月取り組んでみて、不妊のための診察は通常、1年間(35歳未満の女性)妊活を試みることを提案しますが、排卵のための性生活のタイミングをすでに6ヶ月間持っていることを医師に相談した場合は、早めの治療に入ってもらえたりもします。(7)
ただ、性生活があまりにも少ない場合はやはり生理周期が整っていて排卵していても妊娠しない事もあります。そのため、夫婦で性欲がなくなってしまっている場合や性生活の回数が減っている場合、セックスレスになっていたら、改善のための取り組みも必要です。(8)そんな時は、夫婦関係の為のカウンセリングも有効です。
また、月経周期が乱れる原因ともなるライフスタイルの改善にもすぐに取り組みだしましょう。