赤ちゃんを授かる万能薬じゃない 不妊治療ってかなりつらい

赤ちゃんを授かる万能薬じゃない 不妊治療ってこんなにつらい 

治療 病院

不妊はつらいし、不妊治療もつらい。不妊治療は止めた後もつらく、

不妊治療がこんなにもつらいのは、体調に変化が出る事もあれば、

ストレスもかかるし、経済的な負担ものしかかります。

治療中も、仕事の退職を決断するのも、

あきらめるのも、不妊治療中の性交がつらい、結果がともなわないこともつらい部分でしょう。

不妊で悩む女性が抱える不妊治療のこんなところが辛いをご紹介します。

また、治療は思った以上に妊娠率は低い治療です。つらい部分もありますが、妊娠しやすくする

よう取り組むことによって成果にもつながりやすくなるので、

治療することを病院任せにしないようにもしたいですね。

 

不妊治療は注射や薬で面倒だったり体調面でもつらい

薬を飲んでは、注射、注射をうつ日々。面倒に感じる部分もあったり、

痛みを伴うため不快に感じやすいですよね。治療のため、赤ちゃんの為と思っても

薬や注射による作用・副作用によって体や精神的に不調も出る事もあり、

体が感じるつらさもあります。

生理が来れば、また次の治療が始まり、またかぁ・・・とおもう気持ちに

何とか赤ちゃんがいる未来を思って奮い立たせて治療を続けるというつらい点もあります。

採卵のさいの痛みもつらいという方もいます。

 

不妊治療は経済的にもつらい

不妊治療を受けるにあたって、始めに準備しておくべきはお金の事といわれるくらい、

不妊治療の治療費を用意することもつらさの一つ。

タイミング療法や人工授精のうちはさほど負担でなくても、

体外受精へとステップアップしていく場合には金銭的な負担も大きくなり

お金の心配もしないといけない一方で、働きながらの治療に大変さを感じ

体はヘトヘトで疲れ切ってしまっている女性も多いです。

 

不妊治療中 周囲からの言葉に自分が傷つくつらさ

子どもはまだ?早く作った方がいいよ~など。周囲からの何気ない言葉に、傷つきもします。

治療までしてほしいと思っているのに、自分が誰よりも早く欲しいと思っているのに

授かれなくてつらいのに、と何気ない言葉に傷つくことも多くつらい事も多いです。

どっちに原因があるのか、なんで妊娠しないのかといった部分を気軽に聞かれることも

あり、デリカシーのなさに悲しみを通り越して怒りを感じてもいます。

 

何も努力もせずに妊娠していく人を見るとそれだけでも腹立たしく感じたり、

できちゃった~とか、妊娠する気はなかったのにといった思いがけない妊娠をした人が

いると非常にナーバスになっていてそれにも心傷ついたりもしてつらい思いをしています。

友人や芸能人の妊娠にも反応したりということもあります。

年賀状に赤ちゃんというのも、かなり傷つく憂鬱に感じる1つとも言えるでしょう。

実の親から、あなたが母親になるのは無理とか、妊娠する資格がないのでは?といったことを

言われたことがある女性もいて、そういった周囲の言葉が妊娠に前向きになれなかったり、

ストレスを抱える原因にもなってつらい思いもしています。

 

不妊治療をしていてもいつまで続くのか見えない不安がつらい

どんどんステップアップしていくことのつらさ。

いったいいつになったら妊娠できるのかという不安や、治療はどこまで進む必要性が

あるのかという不安。人工授精、体外受精まで必要なのか、体外受精までしても

妊娠しないのかという不安。先が見えない不安につらさも感じています。

人工授精や体外受精など不妊治療は、子どもができないと病院へ行くべきだとか、

治療をすれば妊娠するといった世の中の流れが出来上がっきている点もあるでしょうが、

期待がかかる一方で、想像以上に妊娠率や出産率が低いのが不妊治療です。

そのため、長期間を要する場合も多ければ、治療をしても授からないで治療を止めたという

夫婦も非常に多いのもあります。

 

不妊治療退職 仕事との両立がつらい

仕事を治療に合わせて調整する必要性があり、急なお休みや日程変更がしやすければ

良いのですがそうでない場合は仕事との両立にも悩まれてつらい思いをしています。

医師からも治療に合わせてこられないなら、仕事を止めて専念することを

指示される方もいる様です。

不妊治療退職というキーワードがあるように、不妊治療をきっかけに、

仕事を止めるという選択を迫られ、治療に専念するために決断をしているケースの多さもうかがえます。

多くの働きながら治療や妊活を考える女性が悩む仕事との両立。

どちらを選んでもつらいという思いも抱えています。

頑張って働き続けてもつらいし、仕事を止めてそれでも授からなかったらと思うとつらい。

 

不妊治療 夫との温度差がつらい

治療に対する夫の協力姿勢や、子どもを授かっていく姿勢にかなり温度差がある事が

つらいと感じてもいます。

そのため、こんなに頑張って治療を受けて赤ちゃんを授かったとして、

その後本当に協力的に仲良い子育てができるのか不安という方もいます。

また、自分が欲しがっているから仕方なく付き合ってくれている夫は

赤ちゃんができても喜んでくれないのかもと思うとつらいという方もいます。

 

不妊治療中の性交 行為になっていてつらい

タイミングを合わせる様に指示を受ける様になってから、行為となってしまって

本当につらいという方もいます。

夫に性欲がなく、女性として求められない事にもつらさも感じています。

夫にやる気がなく、夫の気分を盛り上げるために取り組んでも

自分は気持ちいわけでもなければ楽しくもない、相手が楽しくなさそうだから

自分も余計つらいといったことも感じています。

 

女性がもともとセックスに対して嫌悪感があり、苦痛を感じている方もいてつらさを

感じている方もいます。

男性、女性、それぞれ性に対して肯定的に捉えられない、欲がわかないといったことが

相手あっての性生活を苦痛にしてしまっている部分もあります。

 

不妊治療はつらい とにかくストレスがかかる

不妊治療によるつらい点の多くは、色々な要因が重なって、

精神的なストレスがかなりかかることが非常に問題になる点です。

ストレスがさらに、妊娠しにくい状況を作り上げてしまうため悪循環に入りやすいです。

結果がでない、ストレスがかかる、事態はさらに悪化、また結果が出ないで

長期化しやすく、長期化すればするほど、不妊治療にかかる費用も膨らみ、

仕事での負担も増し、ナーバスになり精神的にも些細な事で感情が揺れ動き

人間関係を崩しやすくもなります。

不妊治療は想像以上の精神的負担がかかるため、心のケアをできる様にしておくことが

大切です。買い物や旅行といったストレス発散などはケアとは違い一過性のもののため、

持続的に精神的に穏やかさを保てるようなケア方法を身につけておくことがおススメであったり、

カウンセリングなどサポートを受ける事も有効です。

 

まとめ

妊娠を医療の力でサポートしてくれる不妊治療は万能ではなく、想像以上に

つらい思いをする治療でもあります。

ストレスなどの心のケアをはじめ、妊娠しやすさには、男女が共に健康的である事が必要です。

生活習慣を見直し、基本的な規則正しい生活や、栄養バランスのとれた食事、

運動不足の解消、睡眠不足の解消も必要な取り組みです。

また、たとえ不妊治療中であっても、性生活が定期的にあり、

3日に1回というくらいのペースが妊娠しやすさにはつながります。

治療さえしていれば性交はいらない、しなくてもよいといった状態になってしまうと

かえって治療でも成果が出にくくなってしまうため、愛の結晶化のため、

まずはリラックスして、夫婦で肌を重ねる事に喜びや安心感などを得られるようにしていきたいですね。

また、長期化させると妊娠は逆に望めなくなるのが不妊治療です。

長期化した場合は治療を止める事も視野にいれておきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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