子供ができない体とわかって結婚できるか不安

子供ができない体とわかって結婚できるか不安 

今、不妊の問題は結婚前のカップルにとっても重大な問題になっています。

妊娠前から自分は結婚しても、好きな人の子供を産めないかもしれない・・・

病院で、医師から、将来不妊になりますよと言われているから、

子供ができないかもしれないけど結婚を考えている人との未来に不安を抱えている人も

増えています。

女性も男性も、ストレス社会で生き、ライフスタイルもひと昔前とはずいぶん違い、

晩婚化というのも社会的な減少となっています。

 

子供ができにくいと分かっていて、結婚できるか不安

好きな人とは一緒にいたい。でも、結婚は恋愛と違って、両家の親や親せき、

そして家族を作り子孫につなげていくという役割を担う部分もあります。

ただ、今はお互いのことが好きで一緒にいたいというだけでは結婚に直結しにくいため

自分の体の事、将来のことも含め結婚していくことに不安を抱えている女性も男性もいます。

不妊で子供ができないというと、高齢をイメージしやすいかもしれませんが、

近年では20代で子供ができないと悩む若いご夫婦も増えています。

女性の不妊の原因となりやすい子宮内膜症や卵巣嚢胞などをはじめ、

子宮に奇形を抱えている、月経不順がひどいなどをはじめ、

自分の母親も子供ができずに悩んで自分をやっとの思いで授かっているから、

もしかしたら自分も同じように子供ができにくいかもしれないと不安を抱えてもいます。

 

結婚を考えている相手に子供ができにくいことを話すべき?不安

相手に、子どもができにくい事を話しておくべきか悩むし、

例え、話して子供ができなくても結婚したいと選択してくれたとしても

ずっとその思いが変わらずにいてくれるとも限らず、

ゆくゆくはやっぱり離婚したいって言われるのではないかとか、

自分のせいで子供ができないというつらい思いをさせてしまうのかと思うと

自分と一緒になる事前向きになれず不安に襲われてしまう事もあるようです。

 

実際にに子供ができないなら結婚はできないという選択をされるかもしれない事への

不安もつよくもっています。

そのため、どんな答えが出ても不安になってしまうというのです。

 

子供ができないと分かっていても幸せな結婚をしている人も

子供ができにくい、妊娠できないと分かっていても、

この人と一緒に生きていきたいを選択しているご夫婦もいます。

結婚への価値観や捉え方ができるだけ一致していたら、

そこにどうしても子供がいなくても幸せな結婚は形を成していかれるし

子供ができても、自分達の価値観がズレたままになってしまったら

離婚している夫婦も多いため、

「幸せな結婚」を続けるためにどれだけ価値観を揃えるよう関わり合い続けるのかの方が大事なはず。

 

子供ができにくいと分かって結婚していても今はママ

夫が男性不妊で、しかもそれは結婚前からわかっていましたと言って、

それでも妊娠しやすくするためにどうしたらいいでしょうと相談に来てくれた方もいます。

 

男性の精子の質ももともと細胞の性質上、射精回数が多くなり、

しかもその射精に義務感や負担感やストレスではなく、心地よさや満足感をもって

射精できるほど精子の状態もよくなっていきます。

女性は女性で、受精しやすさに加え、着床しやすさや、着床後のおなかの中で育める力は

不妊治療ではできない部分だからこそ、夫婦の性生活の見直しから、

ライフスタイルの見直し、メンタルトレーニングなどで

意外とすんなり子供を授かってママになった方もいます。

 

結婚に何を求め、何を大事にしながら一緒に生きていきたいかを

いつも夫婦で方向性を合わせていくことがまずは大事でしょうから、

その次に愛の結晶化である子供を授かるという点を含めよく話あって

後悔がない選択をしていきたいですね。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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