妊娠しやすく体質改善 酒アルコールとうまく付き合う習慣

妊娠しやすく体質改善 酒アルコールとうまく付き合う習慣

カクテルお酒

お酒が好き、お付き合いでアルコールを摂取する回数が仕事柄どうしても多い、

でも、お酒って飲みすぎると不妊体質になってしまうの?と困っている方も意外とおおいのです。

好きだけど妊活中だからという事で我慢している人もいらっしゃいます。

お酒・アルコールと妊娠しにくさとの関係、性ホルモンや睡眠との関係について

また飲酒上手な付き合い方や適した量についてみていきましょう。

 

アルコール・お酒は不妊症の原因になるの?

アルコールの摂取は不妊症の原因になるのかどうかといったところをみていきましょう。

まず、アルコールが直接的に不妊の原因になるかはわからない部分もありますが、

過度な飲酒は健康を害しやすくなります。飲酒と睡眠との関係、お酒とホルモンとの関係

自律神経とお酒、飲酒と肥満との関係などを見ていくと、少なからず子どもができにくくなる部分に

関係してくるのがうかがえます。

 

アルコール摂取と男性の精液検査の結果について

イタリアの飲酒と精液検査の所見についての研究では、飲酒によって精液量・精子濃度・総精子量

に影響がでるものの、飲酒していない、もしくは飲酒量が少なければよい結果が出るかというと

そうではなく、適度な量の飲酒習慣があるほど結果が良かったというものです。

他にも、デンマークの大学の研究によると、1週間にビール中ジョッキ3杯以上のアルコール量を摂取している男性は、

精子の数が少なく奇形が多くみられるとの結果が報告されています。

さらに、アメリカの調査ではかなりの量のアルコールを日常的に摂取する男女は、

そうでない男女に比べると妊娠、出産に至る確率や受精率も下がるという結果が出ているようです。

 

これらの結果からも、お酒・アルコールの過度な飲みすぎは少なからず子どもができにくい、

不妊症に関係していると考えていった方がよさそうです。

また、飲酒と不妊に関係する研究は多々あるものの、飲酒が影響すると言っているものもあれば

関係しないというものもあり、あいまいなのかもしれませんが、

飲むお酒の種類と量も関係しているのかもしれません。

 

アルコールと性ホルモンへの影響

複雑な代謝の過程で、脳や性ホルモンへの影響が出てくるのが飲酒・アルコール摂取です。

性ホルモンへの影響がでれば男性ではED、女性では月経不順を招く可能性もあります。

そのため、20歳未満の飲酒は法律で禁止されているくらいなのです。

成人だからといって、たくさん飲んだり、

頻繁に飲んだら健康障害を気づかないうちに引き起こしてきます。

 

男性も女性にも存在する男性ホルモンの1つテストステロンは性欲を高め

男性では勃起から精子の生成にも関わっているホルモンですが、

ビールの原料となるホップにはテストステロン生成を抑制する働きをもつ

女性ホルモンと似た作用を持つナリンゲニンという物質が含まれているため

ビールの飲み過ぎはテストステロン値を低下させるよう働いてしまうため頻繁に過度な摂取は

注意が必要ですね。

ビールだけ飲み続けるのではなく他の種類のアルコールに切り替えていきましょう。

 

またアルコールに含まれるエタノールによってテストステロンを分泌する精巣が長期にわたって

影響を受けると細胞がダメージを受け活性化しにくくなります。そうした影響からも

飲酒は性ホルモンに少なからず影響を与えてしまうといえそうですね。

 

アルコールと肥満

直接的にアルコールが性ホルモンに影響を及ぼすというよりは、肥満になりやすい

メタボ体型になりやすいといった面の方がより、性ホルモンに悪影響が出始めてしまうようです。

飲酒によって食欲も増しますから、お酒の飲む量もついでにつまみに食べるもの、

その後にラーメンなどとめどもなくカロリー摂取が続いてしまう環境が整う事が

健康を害しやすくなってしまうといえるでしょう。

思った以上にカロリーが高いのがアルコールです。

特にビールや発泡酒は含まれる糖質も摂取カロリーも多く缶ビール1本程度で200kcal程度あります。

これはごはん軽く1善分のエネルギー量になります。

 

お酒の飲み過ぎは、内臓脂肪が増え、テストステロン値が低下すると

筋肉量が減りさらに太りやすくもなっていき、妊娠しにくい悪循環をうみだしてしまいますね。

 

アルコールと睡眠との関係

寝る睡眠女性

私たちの体や細胞は受けたダメージを修復する機能が備わっています。

睡眠によって、寝ている間に成長ホルモンを分泌し、新陳代謝を促進していきます。

そして、体の損傷などを修復する作用を発揮していきます。

睡眠と不妊との関係は着目されており、質の高い睡眠がとれるほど、

妊娠しいやすくなっていきます。とくにこの成長ホルモンは、寝入りからおよそ3時間に

大量に分泌されるようになっています。しかし、飲酒をしている場合、その睡眠の質を低下させてしまう

リスクがあります。

質の高い睡眠がとれなくなることは、非常に心身への悪影響が大きく出てくるようになってしまいます。

お酒をのむと、ドーパミンが分泌されて興奮状態になります。

そして、深い睡眠がとれなくなってしまいます。

 

また、お酒自体、利尿効果が高いので体内は脱水状態になるので、眠りを浅くさせます。

お酒を飲むと一時は身体を麻痺させる効果があり、強制的に眠らせます。

その時は泥酔しているので深く眠っているのかと思われがちですが、

実際はその逆で眠りの質は良くないと言えます。

そのため、寝る2時間前はアルコールを飲まないようにするといったルールを作り

守るようにしていくようにしていきましょう。

 

アルコールと自律神経の乱れについて

アルコールの摂取は自律神経にも影響がでます。少量の摂取の場合は、

程よく開放的になれ、ストレスの発散にもなるという部分も持ち合わせているかもしれません。

ほんのり頬も赤くなり、血行が促進され体もぽかぽかしていきますね。

この時は比較的副交感神経が優位になっている状態ですが、

飲酒量が増えていく今度は、興奮したり、鼓動がドキドキしてきたり、

顔が青白くなったり、頭が痛くなったり、吐き気をもよおしたりと

交感神経が優位になっていきます。

お酒の適量の摂取は問題なくても、頻繁であったり、量が過度に多くなると自律神経も乱れがちに

なりやすくなります。

自律神経はホルモンをはじめ、血液循環にも関わる神経です。バランスが乱れることによって

赤ちゃんを授かりにくく体質が変わっていってしまいます。

 

妊娠中の飲酒と胎児への影響

妊娠中のママが飲酒をすることによって血液中のアルコールは胎盤を通して

お腹の中の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。

アルコールを摂取していると、妊娠の継続が困難であったり、出生後の生存率が

下がるような悪影響が出てしまうようです。

その理由として、アルコールによって神経細胞を発達させるために

必要な物質が正常に作用しなくなること、また、アルコールを代謝する過程でアセトアルデヒドと呼ばれる有害物質が

作られることによって、うまく処理しきれない胎児では、

細胞が傷つき、障害や奇形が起こっているといわれています。

たとえ妊娠初期であってもアルコールは胎児への悪影響を及ぼす可能性があると言われています。

 

また、妊娠何週以降から影響が出るのか、何週以降ならアルコールを摂取してもいいのかといった

部分は明確にいえません。厚生労働相や食品衛生委員会では、

妊娠中であれば、たとえ妊娠に本人が気づく前であっても、いつでもその影響を受ける可能性があると発表しています。

妊娠希望の女性の場合はいつ妊娠してもおかしくないわけですので、

やってくる新しい命の為にも控えておくという事の方が賢明といえるでしょう。

 

妊活中のお酒の付き合い方

厚生労働省による国民健康づくり運動、健康日本21によると、

1日の摂取量は純アルコール約20gが適量だとされています。

純アルコール量は、以下の公式で求められます。

純アルコール量(g) = お酒の度数(%) × お酒の量(ml) × 0.8(アルコール比重)

 

これはビールなら中ビン1本、缶酎ハイなら1缶、日本酒なら1合に当たる量になります。

これらの量を目安として飲みたい方は飲酒するようにしましょう。

また、寝る前にお酒を飲む習慣は妊活中はやめましょう。特に、寝る2時間前は辞めましょう。

そして、お休みする日を最低でも2日は入れることが推奨されていますが

妊活中はもう少しお休みの日を増やし、飲めるときは思いっきり楽しんで、楽しめる仲間と

よい時間を過ごすようにすると理想的です。

 

まとめ

男性も睡眠の質をよくして、細胞の修復と身体の活性化を考えれば

毎日の夜間の飲酒も決してお勧めできません。

適量と言われる量でも、妊娠しにくくなる影響は出てきます。

お酒が好きな方にとっては、辞めないといけないと思うとそれはそれでストレスかもしれません。

我慢するのはつらい事ですよね。

なので、量や頻度は徐々に減らしていきましょう。お酒が飲みたいのか、健康的な体で子どもが欲しいのか、

飲みたい欲求が強い時は一度立ち止まってみてください。

不妊克服のためにできる事はしたいのであれば、

お酒をちょっと我慢して、飲酒以外の別の楽しみを見つけていくのもよいでしょう。 

お酒は百薬の長と言われて、多少飲める方が健康的だといわれてきました。

しかし、飲む量や、時間帯によっては健康を損なわせてしまうようです。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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