間違った情報で妊活していませんか?

間違った情報で妊活していませんか?

NG 女性

今はインターネットでたくさんの情報が得られるようになっています。

そして、氾濫する情報の中には、かえって不妊体質にさせてしまうような

内容も妊活にはいいよと書かれてしまっています。

とても危険だと思います。

 

ダイエットすると妊娠しやすい ダイエットでの間違い

ダイエットをするのでも、

ウォーキングではほとんど痩せられないからやめた方がいいといった内容や、

妊活中はコレステロールが高い食品(肉・タマゴ)は避けましょう

などなど他にもたくさんありますが、どれも大きな間違いです。

ダイエット目的だけで、ウォーキングするとなるとかなりの量の運動量が必要です。

なので、食事も合わせて気をつけなくてはいけないのですが、

運動はなにも痩せさせるだけが目的ではありません。

血行を良くしたり、体温を上げて冷えをとっていきます。

体の調子を整える他のホルモンを分泌させたり、

抗酸化作用を高めたり、外を歩くことで作られるビタミンDもあり、どれもこれも妊活には必要です。

健康的な体にフカフカの子宮、若く元気な卵子

女性ホルモンのバランスが整ってくる

これらは全身の中で起きてくることで、

ただ痩せれば妊娠力がついてくるという事にはならないのです。

必要な栄養を取らずに痩せた場合は不妊体質を悪化させます。

 

肉や牛乳がダメと言われる 間違った妊活

また、コレステロールが悪として食事から抜くような事をしてしまうと、

必要なたんぱく質が摂取できなかったり、女性ホルモンの元となる脂質すら不足します。

肉や卵は必要です。

高コレステロール血症で問題になってくるのは、

これらコレステロール値が高い食品と炭水化物を合わせて

食べ過ぎると問題が出てくるのです。

現代の食事ではどちらかというと炭水化物の摂取過多が問題視されています。

単純にコレステロールだけを悪としてしまうと

不妊体質や、精神的に落ち込みやすく鬱や精神的な病気にもなりやすくなります。

これでは前向きな妊活とはほど遠くなってしまいます。

 

妊娠しにくいなら不妊治療を受けるべき

妊娠しにくい、なかなか子供がなきないという理由で病院へ行けば、

不妊治療へのステップが始まります。不妊治療そのものが全て悪いとは思いません。

ただ、ステップアップをしている時間が長くなることで卵子の老化が進む

セックスレスになる、ストレスが異様に高まり妊娠しにくい環境が整っていくという

こともあり、不妊治療が万人に適しているわけではない中、

世のなかの流れも不妊なら治療へという流れになってきています。

不妊の原因は本当に様々で複雑です。また不妊治療不妊という言葉があるように

不妊治療による負担が不妊体質を作りあげていっている部分もあります。

治療を止めたら自然妊娠したというケースも多いように、治療が適するケースと

そうでないケースを見極めていく必要性もあるでしょう。

 

 

まとめ

どうか、色々ある情報に惑わされずに、

本当に妊活の見方になる情報をとりれていってほしいと思います。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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