不妊治療中もリラックス呼吸法で妊娠しやすく体質改善

不妊治療中もリラックス呼吸法で妊娠しやすく体質改善

深呼吸

確実に妊娠できる体は、体の隅々まで、酸素がたっぷりと届いて

細胞が活性化して、老廃物も排泄できる状態です。

呼吸のしかた1つとっても、体の状態は変わります。

私たちが、毎日、毎日、無意識にしている呼吸ですが、

意識して変えられるのも呼吸です。

心に沁みるような、リラックスした深い呼吸法で、

排卵をスムーズに、卵巣機能を高めたり、ふかふかの子宮をつくっていく事もできるのです。

今、呼吸を変えはじめれば、あなたの妊娠力は間違いなく高まります。

そんな呼吸法をご紹介します。

 

なぜ、呼吸で妊娠力があがるの?

呼吸は体にとって、とても重要な機能です。

1週間食事をとらなくても、2・3日水を飲まなくても生きてはいられますが、

数分間呼吸ができないと生きてはいられませんよね。

呼吸により、不安や神経のイライラ・身体の疲労感そういったものも改善されることが

研究でわかってきています。

アーユルヴェーダ(インドの伝統医学)の医師ジョン・デュイラールによると、

呼吸は浅くても生きてはいられるけれども、

それでは酸素が細胞レベルにまで行き届かないと言います。

幸せを促す化学物質が細胞の中を通れるようにするには、深く呼吸して老廃物を取り除くことが

必要になると言っています。

 

人は、おおよそ一日に約2万6000回ほど呼吸をしていますが、

その呼吸を無駄にすることなく、深く呼吸することを心掛けるだけで、

体調は確実によくなると言われています。

 

浅い呼吸では交感神経が優位になってしまう

イライラしたり、不安、悲しみ、動揺、怒り、こういった時は

心臓の動きは早くなり、呼吸は浅く早くなってしまうのです。

この時、自律神経では交感神経が優位になってしまっています。

 

逆に、意識して、深い呼吸をすることで、副交感神経を優位にして、

心臓の拍動も安定させることができます。

副交感神経が優位になる時、筋肉の緊張はゆるみ、血行は良くなり、

身体から幸福にかかわる化学物質が分泌されます。

こういった事が全身の臓器・器官でおこるので、

早くに子宮や卵巣・精巣の機能を向上させることができるのです。

 

あなたが毎日何万回としている呼吸に、

意識を集中させ、深いものにするだけで、

身体は細胞レベルで活性化してくるのです!!!

 

リラックス呼吸法で妊娠しやすく

ゆっくり息を吐き出しながら体の力を抜いていきます。

息を吸い込むときは何も意識せずに吐き出しながら体を緩めていきます。

 ゆっくり息を吐きながら、おなかを膨らませ、息を吸い込みながらおなかを凹ませます。

ただ、リラックスできればいいので、おなかの動きには特に意識しなくて大丈夫です。

姿勢や横隔膜の動きなども気にせずとにかくリラックスする事が大事です。

 

ゆっくり吐き出しながら体をゆるめる

 

上手に緩めるには

頭から順に→首→肩→背中→腰→太もも→膝→ふくらはぎ→足首→つま先

という感じで上から下へと緩めていくイメージで行います。

 

人は息を吸うときには自然に筋肉が弛緩して、吐く時には緊張しやすいのです。

繰り返し行い、数分続けてるうちにかなりリラックスできます。

 

深呼吸や呼吸法はリラックスできて、ストレス軽減効果もあります。

様々な効果的な呼吸法もあるので、自分のお好みの呼吸法を探してみてはいかがでしょうか。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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