妊娠したかも!兆候と妊娠超初期ってどうするのがベスト?

妊娠したかも!兆候と妊娠超初期ってどうするのがベスト?

生理が来ない、またいつもみたいに遅れてしまっているのかもそんな風に思っていたら

まさかの妊娠という嬉しい結果になる事も。妊娠したのかも・・・?という超初期の段階は

そわそわしてしまいますね。妊娠前の前兆から、妊娠が確定するまでの経過をみていってみましょう。

 

妊娠したかも?と思っても生理が遅れている可能性も

いつもより生理が遅れていてもしかして、妊娠した?と期待がかかる事もあります。

しかし、生理が遅れただけでは妊娠したとは言い切れません。

ホルモンバランスは簡単に乱れたりもするので、

ストレスがかかった、体にも負荷がかかっていたというときは

月経周期が乱れ生理が遅れる事も多々ありますね。

でも、妊娠している可能性も捨てきれませんので、落ち着いて日々を過ごしていきましょう。

また、生理予定日ごろに着床出血があることもあり、

妊娠しているのか妊娠していないのかわかりにくい時期でもあります。

そんな場合は、まずは基礎体温でチェックしてみるのも1つです。

 

妊娠しているかもと思ったら、まずは基礎体温チェックを

基礎体温計

基礎体温は排卵があり2相性になっている場合は、排卵後からは高温期に入り、

プロゲステロンの影響で基礎体温が高くなっています。

そして妊娠している場合は高温期がしばらくは維持されます。

生理がおくれているなぁという場合は、基礎体温をチャックしてみるのも1つでしょう。

だいたいは、低温期が14日ほど続き、その後に高温期が14日ほど続きます。

ただここは個人差があり、低温期が長い人もいれば、高温期が短いという方もいますが、

妊娠している場合は、19日以上は高温期が続いていきますので1つの判断材料にしてみてください。

 

基礎体温で高温期が続き、妊娠の兆候も出てきたら

基礎体温でも、高温期が持続している場合は妊娠の可能性が高まってきます。

合わせて、体にも妊娠の兆候らしきものも表れてくるころです。

こういったのも個人差がありますが、よく言われている症状や兆候としては

「つわり」の始まりです。なんとなく気持ち悪くは気っぽい感じがするといったものや、

風邪をひいたときのような熱っぽい感じ、頭痛、だるさなどがあり、

季節によっては風邪や花粉症などとも区別がつきにくい感じもあります。

他にはホルモンバランスの変化から、肌荒れなどがおこる事もありますし、

頻尿、眠気、便秘(または下痢)、腰痛などがある女性もいます。

また、精神面ではイライラしたり、涙もろくなったりなどの変化が出る事もあります。

 

いよいよ妊娠検査薬でチェックしてみましょう

夫婦妊娠検査チェック

基礎体温で高温期が持続し、なんとなく妊娠超初期の兆候も感じるという場合は

妊娠検査薬でチェックしてみましょう。生理予定日をすぎ1週間ほどたっても生理がない場合は

妊娠検査薬などでチェックしてみましょう。

尿をかけるだけで短時間で結果が出るため、調べやすくその後に産婦人科を受診するという

ケースが増えています。まずは自分で調べてみて、妊娠したかどうかを知れるというのは

嬉しい点であり、妊活中の女性にとって楽しみの1つではないでしょうか。

妊娠検査薬では、妊娠後に分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンの

分泌量を調べていきます。このホルモンは、妊娠3週から急に増え始めいき、

8週から12週くらいをピークにその後は徐々に減っていきます。この特徴を生かし、

尿中に出てくるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の量によって妊娠しているかをチェック

して判定していきます。

 

妊娠検査薬でフライング?反応がでないと妊娠していない?

妊娠検査薬はあまりに早くに検査をしても反応がでずに正確な判定ができないという事が

あります。hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンは妊娠後3週から分泌される

量が増えていくため、あまりに早いと分泌量が少なく正しい判定ができません。

妊娠検査薬によっては、月経予定日から調べられる物や、月経予定日の1週間後から調べられる物など

様々なようですが、気になってあまりに早く検査をしてしまうフライングはさけましょう。

あまりに期待したりそわそわしていると精神的にも落ち着かなくなってしまいます。

できるだけリラックスして過ごせることが妊娠には大切ですね。

 

陽性反応がでたら、すぐに病院に行った方がいいの?

妊娠検査薬でも陽性反応が出たら、病院へいってみてもらうとよいでしょう。

初めに受診するのは妊娠5週から6週くらいがベスト。

あまり早すぎても赤ちゃんの心拍を確認することはできず、また再度

受診をしてみてもらっていくことになります。

妊娠初期のうちは、流産なども起こる事もあります。

また妊娠したからといってすぐに病院を受診して何か処置などをしていくことはなく

経過を見守っていくのですが、場合によっては子宮外妊娠というケースもあり、

初期の段階から受診しておいた方がよい場合もあります。

子どもが授かるのを心待ちにずっとずっと待っている場合は気持ち早く受診したくなるでしょうが、

急ぎ過ぎる必要もありません。

また初期の段階のうちは自費での健診になるため、落ち着いて受診していきましょう。

 

胎嚢と心拍の確認でもって妊娠を判断

妊娠5週ころから赤ちゃんを包む袋のようなもの(胎嚢)を確認できるようになります。

そして、妊娠6週くらいから赤ちゃんの心拍を確認できるようになります。

この2点を確認できて妊娠として判断されるようになります。

ただ、妊娠初期は流産も多く、年齢が上がるほどその確率も高まっています。

妊娠3ヶ月くらいまでは流産もおこりやすいため、パートナー以外の周囲への報告は

安定期に入ってくらいがベストかもしれませんね。

また、流産には精神的な負荷・ストレスの影響も強く出るため、

妊娠してからもゆったり休んだり、精神的にも安心してゆとりのある生活を心がけましょう。

 

妊娠初期は薬の服用にも注意して

不妊治療ホルモン 薬

妊娠初期は、赤ちゃんにとっては体の中の重要な器官を形作り時期で、

ママの薬の服用によって影響が出る事もあり不安を感じる女性も少なくありません。

薬の服用にとくに注意が必要なのは、妊娠4~9週末までとなります。

この時期には、赤ちゃんの神経の中枢、心臓や手足、目、鼻など、

赤ちゃんの体の大事な器官がつくられる時期になるため、赤ちゃんの体に影響を及ぼす成分が

含まれた薬を飲んでしまったことで、形態異常が起こることがあります。

また、妊娠とわからずに薬を飲んでしまっていたという事を心配される方もおおいのですが、

妊娠4週未満に飲んだ薬は、赤ちゃんへの影響はまず心配いりませんので安心しましょう。

妊娠を望んでいる場合は、日頃から薬に頼らず健康的に過ごすことも心がけていましょう。

やはり気づかないうちに飲んでいた薬によって不安になったり、それで子供に影響が出たという場合は

やはり後悔してしまう事でしょう。セルフケアを心がけ心身ともにいい状態を保ち、

休息もとるようにしていましょう。

また、薬の服用に関しては自己判断せずに産婦人科の先生に相談するようにしましょう。

 

参考サイト

【医療監修】これって妊娠超初期症状?先輩ママが体験した16の体の変化 https://mamari.jp/160

もしかして妊娠?妊娠超初期の症状やサイン https://st.benesse.ne.jp/ninshin/choshoki/

女医に聞く、妊娠超初期から現れる「15の症状」チェック。予兆はいつから…?

https://lulucos.jp/by-s/article/485270867383336413

【妊娠超初期症状】先輩ママ達が本当に体験した6つの症状まとめ!いつから?出血は?子育ての悩み・相談に子育てのミカタ

「妊娠したかも…!?」その兆候と確定までのステップは? からだのキモチ

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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