子作りや妊娠のための葉酸サプリ。選び方や摂取のポイント

妊娠のためのビタミンB葉酸サプリ 選び方ポイント

妊活では体の基本をつくる食べ物などからの栄養はとっても大事。そのため、食べ物や栄養が不足したり偏ったりすることが、妊娠しにくさにつながっているという事もいわれているのです。(1

そのため、腸にトラブルを抱えている場合、例えばセリアック病などは食べているようでも栄養不足が起きてしまい、妊娠に影響がでてきてしまっています。(2

子作りや妊娠中にサポートしてくれる栄養素の一つに葉酸がありますよね!

お肌や認知症にも効果が期待されているので、男性でも注目している人は多いようです。

効率よく葉酸を取り入れるために、葉酸サプリの選び方や摂取する時の注意点を知っておくと良いでしょう

 

妊活に有効なビタミンB

妊娠しやすくなるには、健康的な食事はかかせなくなっています。そして、特定のビタミン不足についてはサプリメントなどを取り入れる事が有効な場合もあるようです。(3

そのなかでもビタミンBは妊娠に欠かせない栄養となっています。

ビタミンBには、

  • B-3(ナイアシン)
  • B-6(ピリドキシン)
  • B-9(葉酸または葉酸)
  • B-12

すべてのタイプのビタミンBは、血液の中の酸素を運んだりする重要な役割を持つ、赤血球という細胞をつくるのに大事な役割を果たしてくれています。そのため、B-12が足りなくなってしまうと、血液の中の赤血球数またはヘモグロビン量がすくないことによっておこる貧血にもつながってしまいます。(4

また、神経がうまく機能したり、代謝が機能するには欠かせない栄養です。ビタミンBの中でも、妊活では外すことができない受精にとついては、ビタミン-6とビタミン-9(葉酸)が必要です。

 

ビタミンB6と妊活

ビタミンB6の濃度が高い女性は妊娠しやすいという事が2007年の研究結果であります。(5

だからといって、これはビタミンB6のサプリを飲めばいいというわけではないようです。まだまだ研究で証明されてはいない段階です。

 

ビタミンB6は血液中のホモシステインレベルに影響を与える事が考えられています。ホモシステイン濃度が高い場合は、排卵障害をはじめ、脳卒中や心疾患などのリスクとも関連しているといわれているためです。(6

ビタミンB6をサプリからとる場合は、このホモシステイン濃度を下げる可能性はあるものの、逆の副作用や、ビタミンの吸収の阻害を起こす可能性もあるため、(7)サプリなどの摂取は、医師に相談してからにしてくださいね。

 

妊娠に最も重要なビタミンB-9 葉酸

葉酸は男性にも、女性にも妊活ではとっても大事な栄養です。2012年の研究では、葉酸を適切に摂取する事でプロゲステロンの分泌や受容に影響がでて、葉酸が足りない状態になると排卵が不規則になってしまう事も言われています。(8

男性の場合では、葉酸が不足すると、精子のDNA損傷が進んでしまい、精子の質が劣化してしまうと言います。(9

男性も、女性も、葉酸の補充は妊活では結構重要であることが多くの研究で一貫性がある報告が多く、妊活では今のところ取り入れるとよいとされています。

 

葉酸サプリ選び

市販の葉酸サプリは天然オーガニック葉酸、葉酸塩など本当に種類が多く、口コミやおすすめを参考に選ぶ人も多いと思います。

ランキング上位、値段が高いからといって比例していい商品とは限りません。きちんと自分で成分を調べて選ぶ事がとても大切。

葉酸というのはビタミンB-9の合成されたもので、食べ物が葉酸で強化されているという場合は、葉酸が含まれている状態のようです。日本では葉酸強化食ってないですが、アメリカなどでは一般的なようですね。

そしてサプリメントで葉酸というのをとる場合は、「葉酸」と書かれているものではなく、5-メチルテトラヒドロ葉酸、または5-MTHFと書かれたものを探してみてください。

一般的な葉酸だと、補酵素活性が欠かれていて、細胞の中での代謝が活性化できるようにテトラヒドロ葉酸の形に還元されなければならないといわれるためです。(9

体が葉酸を必要な形で取り入れられるように食べ物からもきちんと食べてあげましょう。

葉酸が多く含まれる食べ物は、レンズ豆、ヒヨコ豆、緑黄色野菜、アスパラガス、ブロッコリーなどの食品に自然に含まれるB-9の形のものが必要です。(10

葉酸サプリの摂取方法

葉酸の推奨量は厚生労働省により成人女性、男性共に1日240μg(マイグラム)、妊活中は640μg、妊娠中だと480μgが推奨されています。

1日の上限目安は1000μg。

過剰に摂取してしまうとがんリスクが高まるだけではなく、葉酸過敏症となってむくみ、睡眠障害など副作用がおこるので摂取する量は十分に守って下さいね。

葉酸は他の栄養素も含まれている事が多く、他の栄養も過剰に取りすぎてしまう危険があります。

ビタミンAは免疫力を高めるために効果的ですが、摂りすぎてしまうと奇形児リスクが上昇してしまいますので、マルチビタミンサプリへの依存には十分注意して下さい。

もちろん葉酸サプリを2種類のメーカーで同時に摂取するのは絶対にやめておきましょう。

また、海外製品は日本人の推奨されている量と違う事がありますので、日本人向けの推奨量を参考に摂取するようにして下さい。

サプリを飲む時は葉酸の吸収を妨害するカフェインやアルコールと一緒に飲まない、持病がある人は飲んでみたいなと思うサプリがある時は、主治医に相談して医師の指示をしっかり守るようにしましょう。

まとめ

手軽に栄養素を取れる便利商品ではありますがサプリだけで妊娠ができるわけではないという事をきちんと理解し、3食しっかり栄養バランスの摂れた食事メニューを心がけていきましょう。

栄養バランスの整った料理を勉強する事は、赤ちゃんが産まれてからの離乳食作りや子供の栄養管理が自然とできるようになるのでおすすめです。

妊活中の栄養管理や食事バランスは何かと大変かもしれませんが、ビタミンBを適切に摂取していき、サプリなどについては必要量など医師にも相談しながら摂取してくださいね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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