基礎体温 高温期が短い場合の妊娠しやすくしていく方法

基礎体温 高温期が短い場合の妊娠しやすくしていく方法

基礎体温のグラフをみて高温期が短く心配ということはありませんか?

そういった場合の原因と妊娠しやすくしていく対処法を見ていきましょう。

 

高温期が短くなるのは

排卵後に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)には、

子宮内に妊娠しやすい環境を整える役割があります。

そのため、排卵後は体温が上昇し、高温期が訪れます。

排卵後の卵胞は黄体化して、ここから分泌されるホルモンによって

妊娠を維持していかれるような準備をさらに進めていってくれる役割があるのですが

それが不十分になってしまう状態が高温期が短いということです。

高温期が短いということは、

黄体機能の低下や黄体ホルモンの分泌量減少が考えられます。

生殖器や子宮内膜の血流も悪い状態です。

 

高温期が短いと妊娠へのこんなリスクが

子宮内膜が薄いと妊娠しづらい、流産しやすいといったリスクがあります。

また無排卵や黄体機能不全を患っている可能性もあります。

高温期は10日以上維持した方がいいとされているため、

改善していくことが望ましいといえます。

 

ホルモンバランスを整えていくための生活見直し

血行を良くするために、定期的な全身運動を取り入れ、

筋肉量を維持することも大切ですし、

自律神経を整えてホルモン分泌がスムーズにいくように

メンタル面を安定させていきましょう。

 

参考文献 女性ホルモンの教科書 著 烏山まゆみ

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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