不妊の原因 受精できない?タイミングがあっていない?

不妊の原因 受精できない?タイミングがあっていない?

女性基礎体温測定

不妊の原因が受精できていない、タイミングがあっていないと思い、

排卵日を特定しタイミングを合わせた性交渉を意識しているにも関わらず

妊娠できないのは受精していない、タイミングがあっていないという事ではない可能性が

高いとえます。なぜ赤ちゃんを授かれないのかみていきましょう。

 

タイミングがあっていないという思い込み

妊娠しやすいタイミングを合わせているのに、妊娠しないという理由から、

「排卵のタイミングがわからずにいる」

と思いこんでしまうケースがあります。

中々自分でみている排卵のタイミングでは妊娠できずにいるから、

タイミングがずれていると思ってしまっているかもしれませんが、

タイミングの取り方に問題があるのか、

タイミングはあっているけれど回数が少ないのか

タイミングはあっているけど妊娠できずにいるのか、問題を見極める必要はあります。

本来、妊娠しやすい時期である排卵期を知る事は、そんなに難しい事ではありません。

 

受精と着床どちらの方が難しい?

受精率と妊娠率の違いをみていくと受精と着床とではどちらの方が難しいのかが

見えてきます。一般的には避妊せず性交渉があるご夫婦では20代から30代では

妊娠率が20~30%ほどになります。その際の受精率を見てみると80%と言われています。

受精はしやすく、着床、そして妊娠となる過程で確率が下がるようになります。

例えば体外受精などをみてみると分かりやすいかと思います。

受精した受精卵でグレードがより良いものをできるだけ戻すようにしているにも関わらず

着床しにくくいため妊娠率が低くさらには流産も起こりやすいため、出産率はもっと下がります。

明らかに生殖器官の卵子と精子が出会うどこかの経路に閉塞や癒着・キャッチアップ障害などで

出会えなくなっている物理的な原因がある場合は別ですが

それ以外は受精できないというよりは着床しにくくなっていることを疑っていくことも大切でしょう。

 

女性の排卵期がわからない場合は?

基礎体温表や排卵日チェッカーを使わずに漠然と妊娠しやすい時期を把握できていない場合は、

まずは、基礎体温表や排卵検査薬等をはじめ頸管粘液法などを併用し

だいたいの排卵のタイミングをつかめるようにしておきましょう。

「基礎体温表はつ付けているけど、

グラフがバラバラで排卵日が特定できない」といった

女性ホルモンのバランスが乱れることにより排卵障害が起きているケースは

まずはホルモンバランスを整えられるように食生活・運動・睡眠・ストレスのケアなど

取り組む改善しておきましょう。

 

排卵日について詳しくは

基礎体温グラフにおける排卵期を確認しておきましょう。

 

排卵日を基礎体温グラフで確認

 

基礎体温グラフ・排卵検査薬・頸管粘液法でより正確に

基礎体温表のグラフをおっていくと、月経開始から低温期がはじまり、14日前後くらいに

体温がガクッと一度下がり、そのあと高温期へと移行しそこ14日ほど継続します。

大体の排卵日を含めた前後3日ほどの妊娠しやすい1週間ほどの期間である排卵期を

「基礎体温表」、「排卵チェッカー」、「排卵検査薬」などを使って、把握します。

どの方法も一長一短がありますので併用するほど精度は高まります。

あくまでも大事なのは排卵日ではなく、排卵期を知るようにしてください。

そうすることで過剰に排卵日のセックスにこだわり過ぎずにすみますし、

男性に性生活においてプレッシャーをかけすぎないようにしていくのにも有効です。

 

着床と女性ホルモン

また、「基礎体温表をつけているけれど、高温期と低温期に分かれず、

きれいな基礎体温表を描けていない」 というケースもあります。

排卵日を特定するのは難しくもなりますし、女性ホルモンが乱れているため、

それと同時に卵子の質も低下したり、子宮内膜も薄かったりと

妊娠しにくい状態が整ったりしてしまいます。

女性ホルモンであるエストロゲンは受精しやすいように助ける働きがあり

プロゲステロンは妊娠を維持するようにする働きなどを持ちます。

どちらのホルモンもバランスよく分泌されるようになっていることが必要です。

不妊の悩みやタイミングばかり意識しすぎると性生活も負担感が増しストレスも

増えてしまいます。ストレスは女性ホルモン・不妊には悪く働く作用が強いためケアが必要です。

 

基礎体温表が乱れる原因は様々なので、先ずは、

なぜ、グラフパターンが安定しないかの原因を知っておきましょう。

参考ページ → 基礎体温表のグラフパターン

 

排卵日はズレやすく特定はしにくい

通常、健康な身体の状態でしたら

排卵日は何日も続くことはなく、通常1日で終了します。
そして、卵子の寿命は平均で約24時間です。

ただ、排卵日については、WHO(世界保健機関)では、

「排卵日は体温陥落日だけではなく、その前後にも生じる」と発表されています。

また、実際の排卵日と基礎体温についての研究でも、

体温がガクッとさがった日を含む5日間のどこかで排卵がおきていることが

わかっています。そのため特定の1日を調べようとするよりは

大体の時期を含め、そうでない時期も性生活がコンスタントに持てるようにしておく方が

タイミングを外しにくくなります。

 

まとめ

まずは自身の排卵のタイミングを把握できているのかを確認しましょう。

そのうえで、タイミングはあっているのに妊娠しないという事であれば

もっと正確にタイミングを知ろうと追及しタイミング療法に進むよりは、

タイミングはあっているのに、回数がすくないとか

セックスの質自体が悪くなって義務的になっていないか、

受精はしているのに中々着床しにくいような体質になってしまっていないか

という点を考慮し改善しておくことが子供ができやすくなる近道ともいえるでしょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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