驚きのタイミングで始まる男性不妊の原因は精子の老化

驚きのタイミングで始まる男性不妊の原因は精子の老化 

男性不妊も、今では不妊の原因の4割を占めるといわれています。

女性の卵子が不妊の原因だと、テレビで取り上げられていますが、最近では精子の老化についても

普及し始めています。男性不妊の原因として、精子の劣化が問題視されています。

精子の劣化、精子の老化について、また対策や改善策をみてみましょう。

 

男性不妊の原因に精子の老化

精子の老化は受精しにくさや、受精後の分割の悪さ、着床しにくさにつながり

何とか老化や劣化は食い止めていきたいもの。

アンチエイジング、若返りという言葉もあるように

できるだけ若々しく、若返りをさせていくことでいい状態になる事は

イメージできますよね。

老化というと、見た目の老けて衰えていくというイメージが強いかと思いますが、

機能が低下してしまう事も老化です。

この老化、単純に年齢が上がっていくことだけが老化とは言いません。

老化の原因となるのは「酸化ストレス」と言われるものによって引き起こされてきます。

 

精子の機能低下につながる酸化ストレスとは?

精子の質を劣化させ、妊娠させにくくさせてしまう原因は酸化ストレスと言われています。

アンチエイジングや老化防止としてのキーワードとして知られている酸化ストレスですが、

体の中に発生した、悪い働きをしてしまう活性酸素やフリーラジカルによって細胞が

傷つけられてしまうという現象です。

傷つけられることで、変形してしまったり、機能低下を起こしてしまいます。

イメージしやすいように酸化はリンゴで例えられることも多いです。

例えばりんごは切って放置すると酸化して茶色くおいしくなさそうに変化してしまいますよね。

錆びるといった表現も使われますが、参加することは錆びる事でもあり

精子も、生殖機能である体のなかの器官も錆びてしまいます。

精子は酸化ストレスによって、錆びて、フラグメンテーション(断片化)やメチレーション(化学反応)が

起きてダメージを受けていってしまいます。

DNAの損傷率が高い精子は数がいくらあっても妊娠しにくいといわれています。

子供ができるようにしていくには単純に精子が存在すればよいという事ではなく、

その精子の質が良くなくては受精、着床へと進みにくいといえます。

 

酸化ストレスにさらされると不妊に

不妊症の男性は酸化ストレスを受けた精子の割合が多いといわれていますし、

体外受精などの高度の生殖医療の結果にも影響するといわれています。

そのため、細胞が劣化し老化しているほど、高度な生殖医療をもってしても妊娠しにくく、

結果が出にくいという相関関係があります。

 

いったいいつから精子は酸化しはじめるの?

では体の中で作られ続けている細胞である精子はいったいいつから酸化し老化が始まるのでしょうか。

精子の酸化は、精巣を出た時からだといわれています。

そのため、射精されたときからではなく、すでに製造され精巣から精巣上体へと移動したときから

劣化と老化が始まりだしています。

このときから活性酸素からのダメージを受け続けることになります。

精子のもとになる細胞というのは日々作られていて、いつも新鮮な細胞に変わる事ができる細胞でありますが、

射精をしていないと、どんどん劣化し老化してしまう細胞とも言えます。

作られた直後の性質がそのまま維持されて射精されているわけでもありません。

陰嚢の中で着々と老化が進んでいってしまっています。

 

単純に年齢からわかる精子の老化

精子の状態を確認したわけではなく、単純に年齢からみた妊娠率の違いをみていくと、

夫の年齢と妊娠率を見ていくと40代での自然妊娠率が低下するとか、

35歳以上は妊娠率が低下し始めるといった報告があり、

男性の場合もどうやら30代後半から40代にかけては生殖能力も低下し始めてしまう

という部分もどうしても仕方がない部分にはなってくるのでしょう。

しかし、酸化防止、老化防止のためにできる事はあります。

特に精子という細胞は作り変えられる細胞なので、

長い事、精巣で作られた精子をそのまま陰嚢内に保管し続けずに

小まめに射精しているという事も大切です。

射精回数が多く、夫婦の性生活が多いほど、妊娠率が高まる、

精子の運動率が高まり、奇形率やDNAの損傷率は改善される傾向にあります。

 

精子に有効な老化防止策とは?

これをしたら、精子が元気になる。これを食べたら精子が劣化しない。

そんな精子をいかにいい状態にできるのかということはとっても気になるところかもしれませんが、

単純に精子だけに良いというのはないので、

基本的にはどうしたら健康的になれるか、自分の体の老化を食い止められるのかといった

視点で見つめていって欲しいと思います。

そうすると、酸化ストレスと呼ばれるものにさらされすぎないように生活してあげる事こそが

重要になっていくことに気づくでしょう。

 

酸化ストレスは、

日常的に影響を受ける、食べ物、タバコ、大気汚染、紫外線や放射線、ストレスや過度な運動などからです。

特に、精神的なストレスは不妊の悩みを抱えると深刻化しやすく、

また夫婦だけど性も関わるから、本音で相談しにくくなあっていってしまう難しさもありますよね。

メンタルケアや夫婦の関りを通して

抗酸化作用を高めたり、修復機能を高めながら妊活を行っていきましょう。

そして、劣化や老化が進ませないようこまめな男性の射精も必要です。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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