焦る気持ちが妊娠までの期間を延ばす 不妊改善の方法とは |

焦る気持ちが妊娠までの期間を延ばす 不妊改善の方法とは

ハートを手に持っている

夫からもそんなに焦らなくてもいいんじゃない?て言われたり、

自分でも、子どもが欲しくて焦っていることが分かるほど不妊で悩んでしまっていませんか?

出口が見えないトンネルの中のようで不安にもなりますね。そんな心が抱えるストレスはさらに

排卵障害や着床障害、妊娠までの期間を延ばしてしまうようにも働きます。

あせる気持ちと不妊について、またその改善方法についても見ていきましょう。

ストレスと不妊

憂鬱 女性

ストレスはよくない、ストレスによってホルモンバランスが崩れるといったことを聞いたことがあるでしょう。

実際にストレスを感じそれに伴う反応として唾液の中のアミラーゼ濃度が高まります。

そのアミラーゼ濃度が高い郡は、アミラーゼ濃度が低くストレスが少ない場合に比べて

妊娠までの期間が延び、不妊率も高まるようです。

ストレスはホルモンにも、自律神経にも影響が出ますし、

細胞自体の質にも影響を与えてしまいます。

ストレスによって発生する活性酸素やストレスホルモンは、細胞の膜自体を変形させてしまいます。

細胞膜が変形した細胞というのは酸素や栄養、老廃物などの出入りにトラブルが生じ

劣化し機能低下につながります。

妊娠においては、細胞の質の良さというのが大きく影響するため、

年齢が若いほど変形や劣化が起きにくくなっているので、生殖において有利ということですね。

 

受精しにくい、着床しにくいのはなぜ?

排卵から、受精や着床に関わる女性ホルモン。このエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンは

脳と卵巣や子宮の間を血液の流れにのって運ばれ、それぞれの場所で作用するようになっています。

ホルモンは受容体という部分でキャッチされることによって伝達物質として機能していくのですが、

ストレスを感じるとこの受容体事態の働きが悪くなり、

ホルモンバランスが崩れるようになってしまいます。

エストロゲンの分泌が低下すると、卵が育たない、排卵までに時間がかかるといったトラブルにも

なりますし、子宮内膜も厚くなりにくくなります。プロゲステロンの分泌が低下すれば、着床しにくく

妊娠を維持できなくなります。

妊娠から出産まで、ホルモンバランスが整っている環境って大事になりますね。

そのため、不安や焦りといった心のストレスとなるものは極力低い状態をコントロールできた方が

赤ちゃんは授かりやすくなりますね。

 

焦る気持ちが止まらない ストレスの無限ループ

悩み考え込む女性

中々、妊娠できない、結果が出ない、一方で周りはどんどん妊娠していき

自分だけが取り残される気がする。そんな置いてけぼり感や孤独感、先を越される不安。

抱きたくなくても抱いてしまうのが、「焦り」や「不安」なのかもしれませんね。

 

また、ストレスが良くないと思えば思うほど、

不安にならないように、焦らないようにと考えれば考えるほど逆に余計焦ってしまうようにもなるものです。

考えたくもないのに、考えてばかりいる自分に嫌悪感を抱くようにもなってしまうかもしれないですね。

焦っているときほど、色々が手につかなかったり、

物事が余計うまくいかないような行動をとってしまいがちになります。

まずは改善していくためのメンタルコントロールを行っていきましょう。

 

焦る気持ちの改善方法

妊娠しやすく深呼吸

気持ちが焦っているときほど、呼吸も心臓の鼓動である脈拍も早くなりがちです。

まずは呼吸を整える事から始めてみましょう。

ゆっくりと深呼吸を繰り返すようにします。

吐く息をできるだけ長くすることを心がけ、意識を呼吸にだけ向けるようにしていきます。

息を吸っている~、息を吐いている~。心の中で唱えながら行っていくとよいでしょう。

 

この深呼吸は数分繰り返しているだけでも、ずいぶん気持ちも落ち着いてくるのを

感じられることでしょう。

特に、生理前に向けて期待と緊張が高まるとき、また生理が来てガッカリして落ち込みやすい時期には

積極的に取り組むようにするとよいでしょう。

まずは自分の呼吸から整えてあげてみる。呼吸が整うと、自律神経も整いやすくなりますよ。

 

落ち着いてあえてゆっくり行動

焦っているときほど、自分の行動1つ1つも焦りがちになります。

書さ振る舞いにも焦りの気持ちがあらわれ出てきやすくなります。

一つ一つの動作をあえてゆっくりにするようにしてみるのもよいでしょう。

歩く速さをゆっくりにしてみたり、ゆっくりと食べてみたりしてみましょう。

 

また、焦る気持ちから性生活も不思議と夫婦の性生活もせっかちになりがちです。

タイミングを合わせて、その日になんとかできればいいとなりがちです。

男性が勃起障害や射精障害を持ち合わせていると余計男性も気持ちの焦りから

射精までの行動を急ぎがちです。

男性も女性もゆっくりと関わる性生活を心がけていてみてください。

 

焦る気持ちを紙に書いて表出してみる

焦る気持ちや不安というのは結構漠然としていることがおおいので、

まずは心の中で思っていることなどを整理してあげる様にしていきましょう。

ノートや紙に自分の気持ちや考えていることをどんどん書き綴るようにしていってみましょう。

書き出したものを見ながら、なぜそんなに焦っているの?どうしてそんなに不安なの?

という問いかけをしながらさらに自分がどうして焦っているのか、不安になっているのか、

もう一段深い心が抱えている問題の部分を見つめていくようにしましょう。

 

こうして自分の心と向き合ってみるだけでも少し気持ちが楽になったり、

自分が抱えている問題と、不安や焦りとを少し切り離して考えられるように冷静さを

取り戻せたりもします。

子どもができない原因にストレスは大きく影響してくるため、

まずは不妊の問題と同時に抱える心の問題を切り離して見つめて見れるようにすることで

不妊改善のためにできる事も増えていくようになりますよ。

 

まとめ

妊活をしていると、なかなか思うような成果が出ない事で焦ったり不安になる事も多いでしょう。

まして不妊治療をされている場合はその度合いがかなり高まります。

妊娠したいのに、ストレスで返って授かりにくくなってしまうのはもったいないですよね。

深呼吸をしてみる、落ち着いてみる、紙に書き出してみるというというシンプルな方法も
ありますし、状況によってはカウンセリングや相談してみる事も妊娠への一歩にもつながったりもします。
抱え込みすぎず、打ち明けながら進めていくというのもよいですよ。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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