焦ると妊娠できない 不妊ストレスを和らげる方法  |

焦ると妊娠できない 不妊ストレスを和らげる方法 

ハートを手に持っている

夫からもそんなに焦らなくてもいいんじゃない?て言われたり、

自分でも、子どもが欲しくて焦っていることが分かるほど不妊で悩んでしまっていませんか?

出口が見えないトンネルの中のようで不安にもなりますね。そんな心が抱えるストレスはさらに

排卵障害や着床障害、妊娠までの期間を延ばしてしまうようにも働きます。

あせる気持ちと不妊について、またその改善方法についても見ていきましょう。

 

妊娠できずに焦る気持ちが高まってしまう

私は少しでも早く子供がほしいと思っています。
式を挙げて落ち着いた12月から子作りを試みていますが妊娠しません。
何故?何故? 友達が妊娠したよと報告してきてくれれば『おめでとう』と

言いつつも心の底から祝福していない私がいます。ゆったり待とうよ、旦那さんは言います。

でも早くほしいです。

妊娠したいのにできない!焦るキモチに苦しいです。

妊娠できない事で、ストレスを抱え焦ってしまうというのは多くの女性が悩むところでは

ないでしょうか。自分が妊娠できない事への不安や、周の友達や同僚たちが妊娠報告をして

くれてもそれを喜べなくなってしまうというのもとてもつらく自分の心の中でも

自己嫌悪にもなってしまう事もあるでしょう。

私よりも先にみんな妊娠してしまう、私を置いていかないで!私より先に妊娠しないで!

身近な身内からの妊娠からの報告を受けた場合はより何だか羨んでしまって、

本当だったら、喜ばしい事だから祝福できる自分でも痛いけれど、

妊娠できない自分への焦りを感じる場面でもありますね。

 

焦りなどストレスと不妊

ストレスはよくない、ストレスによってホルモンバランスが崩れるといったことを聞いたことがあるでしょう。

焦る気持ちも、心が不安定になりストレスとなります。

実際にストレスを感じそれに伴う反応として唾液の中のアミラーゼ濃度が高まります。

そのアミラーゼ濃度が高い郡は、アミラーゼ濃度が低くストレスが少ない場合に比べて

妊娠までの期間が延び、不妊率も高まるようです。

ストレスはホルモンにも、自律神経にも影響が出ますし、

細胞自体の質にも影響を与えてしまいます。

ストレスによって発生する活性酸素やストレスホルモンは、細胞の膜自体を変形させてしまいます。

細胞膜が変形した細胞というのは酸素や栄養、老廃物などの出入りにトラブルが生じ

劣化し機能低下につながります。

妊娠においては、細胞の質の良さというのが大きく影響するため、

年齢が若いほど変形や劣化が起きにくくなっているので、生殖において有利ということですね。

 

ストレスが妊娠確率を低下させる

オハイオ州立大学の免疫学の学者が率いる研究チームが、不妊とストレスに関する研究結果を発表しています。

受胎前に受けるストレスが不妊の一因である可能性を示唆するデータが、

オハイオ州立大学ウェクスナー医療センターによる研究です。

コートニー・デニング – ジョンソン・リンチ氏率いる研究チームは、

唾液で測定されるストレスの生物学的指標であるα-アミラーゼのレベルが高い女性は、

この酵素レベルの低い女性に比べて、 妊娠する可能性が毎月あたり29%も低く、

妊娠していないという不妊の臨床定義を満たす可能性が倍以上高かったことを明らかにしています。

 

そんなストレスには、不安や恐怖、そして焦り、孤独感といったものも含まれます。

精神的なもの、心といった実態がないものが、最も健康リスクを害すると注目され始めてきています。

 

 

自分だけが取り残される孤独感が老化や生殖能力にも影響

研究などでもわかっている孤独感の有害性です。

研究によってはタバコよりも有害と言われています。というのもかなりの確率で

死亡率を高めていくからです。

米国で今も続く反響を呼んだ研究では、

シカゴ大学の心理学者ジョン・カシオポ博士たちが2014年2月に行った

アメリカ科学振興協会(American Association for the Advancement of Science:AAAS)の学会での報告です。

メタ分析によると、孤独による早死は肥満の2倍の影響を与えるという結果だというので驚きです。

また、孤独感は空腹や痛みと同じように、人間や動物にとっての警告信号だと言われています。

孤立という状況は生存や生殖に影響する可能性があり、

孤独感は社会との繋がりを再構築する強い動機付けになるといわれています。

他の人々から隔離されているという感覚は、睡眠不足や血圧上昇を招きます。

また、ストレスホルモンであるコルチゾールの上昇が午前中に見られたり、

免疫細胞の遺伝子発現を変化させたりして、幸福感を自覚しにくい状態を引き起こすとしています。

そのため孤独感とうつは隣り合わせにもある状態です。

こういった孤独感を感じるほど、また自分が取り残されたくない、

独りぼっちの孤独は嫌だと思い、妊娠への焦りも募りやすくなります。

 

焦ると妊娠できないのはなぜ?

排卵から、受精や着床に関わる女性ホルモン。このエストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンは

脳と卵巣や子宮の間を血液の流れにのって運ばれ、それぞれの場所で作用するようになっています。

ホルモンは受容体という部分でキャッチされることによって伝達物質として機能していくのですが、

ストレスを感じるとこの受容体事態の働きが悪くなり、

ホルモンバランスが崩れるようになってしまいます。

エストロゲンの分泌が低下すると、卵が育たない、排卵までに時間がかかるといったトラブルにも

なりますし、子宮内膜も厚くなりにくくなります。プロゲステロンの分泌が低下すれば、着床しにくく

妊娠を維持できなくなります。

妊娠から出産まで、ホルモンバランスが整っている環境って大事になりますね。

そのため、不安や焦りといった心のストレスとなるものは極力低い状態をコントロールできた方が

赤ちゃんは授かりやすくなりますね。

 

焦りと不安や恐怖心との関係

焦りというものはいったいどういったものなのか見ていってみましょう。

不安や焦り、恐怖心はどれも連なっていて、

不安を感じるから焦りも強くなるといった事もありますし、

恐怖心を抱いたから、それを回避したくて焦ったり、不安にもなっていきます。

不安というのは、まだ起きてないことに対して、自分の内側から湧き起こる感情で

未来を想像した時に感じる感情です。

恐怖は、現在起きていることに対して、外からの圧力を受けた時に感じる感情になります。

そして、焦りというのは不安と恐怖の中間にあり、近未来について感じる感情です。

いずれも、自分を守りたい、何か嫌な事から回避したいという思いからうまれてくる気持ちです。

そして、自分を守るために、何かしらの行動を起こさなければならず、その行動を起こさせる

という目的のために生まれてきている感情でもあります。

不安や、焦り、恐怖、どれをとっても実態はなく心の中で起こっている感情です。

しかし、そのストレスは実体化して、妊娠しにくく不妊体質を作るよう働きかけてきてしまいます。

近未来に感じる、自分を何とか守りたい、嫌な思いを回避したいという焦りは

冷静に受け止めて対処していってあげましょう

 

周囲の妊娠が喜べず、焦ってしまうその原因とは?

引用 妊活中のストレス

 

子育てハック運営の株式会社エバーセンスがおこなった20代~40代の妊活経験者1089名を対象にした

「妊活」の実態調査では、妊活ストレスについてのアンケート報告では、

女性の約9割近くが妊活でストレスを感じ、その中でも最も焦りに感じていたのが

妊娠しないという事。次いで、周囲の妊娠報告にもとても傷ついて、子どもの話を聞くことにも

ストレスを感じている傾向がでています。

 

このまま私だけが妊娠できないかもという焦り

私だけ妊娠できないのかもしれないという不安はぞっとしてしまうものです。

特に妊活歴が長くなるにつれ、年齢の事、妊娠確率のことなど考えたり

医師と卵子の老化なんて話になってしまうと本当にこのまま妊娠できないかもしれないという

焦りは大きくなるものです。焦ってもいけないと思っても、年齢的に焦らずには

いられない状況でストレスが積もっていくばかり。そんなストレスがさらに妊娠を遠ざけてしまいます。

不安が強くなる前に心の状態を変えていかれるように取り組むことも大切です。

妊活以外の事にも目を向けて、もんもんと考えてしまう時間を減らす取り組みもしてみましょう。

楽しく生活すること、 仕事や趣味、家事など別の事で心の中にポジティブを作っていってあげましょう。

 

周囲から取り残される焦り みんなから取り残される

自分が妊娠していないことでどんどん取り残されている気がするのもつらいものです。

みんなの輪に入っていたい、同じようにいたい。みんなからも認められていたいそんな親和欲求

がありますよね。でも、周りが妊娠したり出産している人がでてくると、今までの仲間内で

は妊娠や子供の事への会話が増えるため、孤独を感じずにいられないものです。

もしも仲間内での会話が辛い場合は、少し距離を置いてみるのも良いかもしれませんが、

対応によってはかえって反感を買うため、自分の妊娠と人の妊娠については別物という

気持ちの切り替えも大切ですね。もともとの友達は、自分にとって大切な友達。

そうでない相手であれば、当たり障りのない付き合いにとどめておくのも良いのかもしれません。

 

みんなはうまくいって、自分だけがうまくいかない気がする焦り

自分は頑張っているのに妊娠できない。不妊治療でも成果が出ない。

でも他の人はなぜか簡単に妊娠できていると感じてしまうこともあるでしょう。

不妊治療は辛く心身ともに、そして経済的にも負担が多いため、期待と不安がより高まります。

そんな中で頑張っているのになぜ自分の努力は報われないのかという気持ちで悲しくもなってしまいます。

他の人は妊娠しているのになんで自分だけがという何だか世のなか不公平だという気持ちにも

なってしまう事もあるでしょう。人それぞれ抱えている状況や環境は違うもの。

みんなが簡単に妊娠しているだけとも限りません。悲観的に物事を見てしまっていたら、

自分の心が焦っているんだな、不安なんだなと受け止めて気持ちが穏やかになるようにしてあげましょう。

 

妊娠を望む気持ちがつよいのに、周りの方が先に妊娠するから

自分は誰よりも妊娠したいという気持ちを持っている!!子供を授かったら

こんなママになるのに、妊娠を望んでもいない人が妊娠をしていった。

そんなにも欲しそうなわけでもないのに先を越された。そんな怒りに近いような気持と

先を越されるような焦りもあるでしょう。欲しいと望む気持ちはだれにも負けない、

でも、他の人が妊娠したことで、負けたとか劣等感のような競争になってしまっているかもしれません。

妊娠はレースではなく、横取りできる物でもなく、なんで私の方が先にできないの?と思っていたら

競い合ってしまう心に憑りつかれているのかななんてちょっと冷静になって見れるとよいですね。

 

周囲の妊娠を喜べない自分に自己嫌悪の焦り

妊娠は喜ばしいことなのに、なんだか素直におめでとうが言ってあげられない自分が

いる事に気づくと自己嫌悪感をいだいてしまいますよね。

喜んであげられない自分が嫌だと感じる。自分も妊娠さえできていれば、

素直に喜んであげられるし、こんないやな気持ちからは解放されるのにと感じる事もあるのではないでしょうか。

自分ってダメだななんて責めてもよい方向にもいかれないですし、

周りから報告を受けたら、辛くても「おめでとう」と言えた自分をそのまま褒めてあげましょう。

きっとその分は自分が妊娠した時に周囲からの祝福になって帰ってきますよ。

 

 

焦る気持ちが止まらない ストレスの無限ループ

中々、妊娠できない、結果が出ない、一方で周りはどんどん妊娠していき

自分だけが取り残される気がする。そんな置いてけぼり感や孤独感、先を越される不安。

抱きたくなくても抱いてしまうのが、「焦り」や「不安」なのかもしれませんね。

 

また、ストレスが良くないと思えば思うほど、

不安にならないように、焦らないようにと考えれば考えるほど逆に余計焦ってしまうようにもなるものです。

考えたくもないのに、考えてばかりいる自分に嫌悪感を抱くようにもなってしまうかもしれないですね。

焦っているときほど、色々が手につかなかったり、

物事が余計うまくいかないような行動をとってしまいがちになります。

まずは改善していくためのメンタルコントロールを行っていきましょう。

 

妊娠できない不妊という問題が、メンタルに影響して不安感を高めたり、

焦ったり精神的にうつっぽくなって抑うつ感が出てくるなどストレスがたまる

傾向がある事は多くの研究で言われています。

そして、さらにその抑うつ感や不安など心理的要因が不妊治療である妊娠率にも影響があるのかを

調べた信頼できる研究を31集めたメタ解析(1)では不妊と心理的の関連が示唆されていますし、

妊娠できない事でストレスがかかりそれが更なる悪循環にもなっていってしまうという事がわかった研究でも

あり、精神的なサポートの必要性があります。

Fertil Steril 2000; 73: 805、Gen Hosp Psychiatry 2002; 24: 353

 

妊娠できなくて焦る気持ちの対処方法

赤ちゃん 手の中

妊娠しやすく深呼吸

気持ちが焦っているときほど、呼吸も心臓の鼓動である脈拍も早くなりがちです。

まずは呼吸を整える事から始めてみましょう。

ゆっくりと深呼吸を繰り返すようにします。

吐く息をできるだけ長くすることを心がけ、意識を呼吸にだけ向けるようにしていきます。

息を吸っている~、息を吐いている~。心の中で唱えながら行っていくとよいでしょう。

 

この深呼吸は数分繰り返しているだけでも、ずいぶん気持ちも落ち着いてくるのを

感じられることでしょう。

特に、生理前に向けて期待と緊張が高まるとき、また生理が来てガッカリして落ち込みやすい時期には

積極的に取り組むようにするとよいでしょう。

まずは自分の呼吸から整えてあげてみる。呼吸が整うと、自律神経も整いやすくなりますよ。

 

落ち着いてあえてゆっくり行動

焦っているときほど、自分の行動1つ1つも焦りがちになります。

書さ振る舞いにも焦りの気持ちがあらわれ出てきやすくなります。

一つ一つの動作をあえてゆっくりにするようにしてみるのもよいでしょう。

歩く速さをゆっくりにしてみたり、ゆっくりと食べてみたりしてみましょう。

 

また、焦る気持ちから性生活も不思議と夫婦の性生活もせっかちになりがちです。

タイミングを合わせて、その日になんとかできればいいとなりがちです。

男性が勃起障害や射精障害を持ち合わせていると余計男性も気持ちの焦りから

射精までの行動を急ぎがちです。

男性も女性もゆっくりと関わる性生活を心がけていてみてください。

 

焦る気持ちを紙に書いて表出してみる

焦る気持ちや不安というのは結構漠然としていることがおおいので、

まずは心の中で思っていることなどを整理してあげる様にしていきましょう。

ノートや紙に自分の気持ちや考えていることをどんどん書き綴るようにしていってみましょう。

書き出したものを見ながら、なぜそんなに焦っているの?どうしてそんなに不安なの?

という問いかけをしながらさらに自分がどうして焦っているのか、不安になっているのか、

もう一段深い心が抱えている問題の部分を見つめていくようにしましょう。

 

こうして自分の心と向き合ってみるだけでも少し気持ちが楽になったり、

自分が抱えている問題と、不安や焦りとを少し切り離して考えられるように冷静さを

取り戻せたりもします。

子どもができない原因にストレスは大きく影響してくるため、

まずは不妊の問題と同時に抱える心の問題を切り離して見つめて見れるようにすることで

不妊改善のためにできる事も増えていくようになりますよ。

 

強い焦りや不安を感じたら体を動かす

不安や焦りでネガティブになってしまうと体を動かす事よりも考えてしまう時間が

つい長くなってしまうものです。焦る心を止めることは難しいけれど、

止まってしまった体なら動かすことはしやすいものです。

体を動かせばβエンドルフィンが分泌され、自然とリラックスモードにも入って幸福感も高まります。

軽く体を動かす事、ちょっと息が上がるようなダッシュなど外へ出て体を動かしてしまいましょう。

 

背筋を伸ばして姿勢を整えてみる

ネガティブな感情を持っているときは姿勢も猫背気味になってしまい、

脳への血流も妨げられるようになってなお鬱々としてきてしまいます。

背筋を伸ばしてみるだけでストレス度が低下するとも言われています。

背筋を伸ばして青空を見上げてみましょう。自然に触れて感じてみると心地いですよ。

 

自分の好きな事リストを作ってあげる

自分の心が元気になるように、自分がしたら楽しい事、好きな事、嬉しくなれる事

そんなことを沢山リストに書き上げて、ちょとずつしてあげるようにしましょう。

妊活しているからとばかりに、自分に我慢ばかりさせてしまって

楽しむことも忘れてしまっているかもしれません。

自分の好きな事を楽しめる時間を作ってあげる事で心は元気になれますよ。

ストレス対処用のコーピングリストを作って、焦ったときにはこのリストの中から

対処行動をすると決めておくのもよいでしょう。

 

瞑想でマインドフルに

マインドフルネス瞑想や瞑想などでは心の中の思考を整理してお片づけをして

今に心を向けてきます。そうすることで不安や焦りから解放されて

リラクゼーション効果を得られもします。

気楽に毎日数分からでもよいので取り組んでみましょう。

 

 

心理療法やグループでの心理療法が妊娠しやすく働きかける

東海大学病院で、6ヶ月以上不妊治療を受けている女性74人を対象にした

グループでの心理療法やイメージ療法が妊娠率を3倍ほどに伸ばしているという

結果があります。この研究では平均年齢は34歳となっています。

不妊治療をはじめてからの期間は平均で約6年とのこと。

他にもある瞑想やイメージ療法や認知行動療法と合わせたメンタル的な

サポートでも似たような妊娠確率を高める効果が出ているため、

こういったサポートの有効性がうかがえますね。

この研究では、5週にわたり週1回90分のミーティングをひらき、

抱えている悩みを語り合うということや、

受精卵が着床するといったイメージ療法をもちい、イメージして思い浮かべたりしています。

不妊治療歴が平均6年経過していても、通常の不妊治療よりも妊娠確率を

3倍近く伸ばせている点がすごいことです。

心理的なサポートはいかに女性が心身ともに健康で安心して妊娠していくために必用な

ものなのかという事が理解できますね。

 

そして、通常の不妊治療を受けながら心理療法を受けていない人は妊娠したのが、

37人のうち5人にとどまったのです。

心理療法を受けている場合は、別のグループの37人中は14人は妊娠しています。

精神的にかかるストレスのケアができている事、不安や焦りや恐怖心といったストレスを

緩和できていることで妊娠確率が高まっており、逆にケアできていない場合は妊娠確率が

高まってはいないのです。

 

認知行動療法などでの心理サポートは妊娠率2倍以上

デンマークの心理的な介入と妊娠率についての39の研究をメタ解析した論文(2)では

妊活中の精神的なメンタルサポートの必要性について伝えています。

2014年4月までに発表された体外受精における心理的サポートプログラムを実施した39論文2746名のメタ解析した結果、

心理的要因とくに「抑うつ」と「不安」スコアはサポートによって0.59倍に有意に改善しています。

そして、気になる妊娠率は2.01倍と有意に増加しています。

妊娠を望む女性にとって、心理的なサポートは非常に重要で、

特に男性より女性により有効であったことがこの研究でも言われています。

心理的な介入においては、認知行動療法と心身医療介入が有効だったようです。

不安が強くなってきたり、焦っているなぁと妊活で必死になっていたり、

中々妊娠しないという場合は心のメンテナンスをして上手にストレスに対処していきましょう。

心理療法はストレス発散とは違って、エビデンスもあり有効な事が証明されているものなので、

心拍変動にも変化が表れストレスに対処できるようになることもわかります。

カウンセリングなどを受けないとならない自分は弱いからだとか、ダメなんだ、

恥ずかしい事なんだなんて思う事はありません。心が健康になると妊娠しやすくもなるのですから、

焦ってばかりいても妊娠できないままで悪循環なのです。

 

まとめ

妊活をしていると、なかなか思うような成果が出ない事で焦ったり不安になる事も多いでしょう。

まして不妊治療をされている場合はその度合いがかなり高まります。

妊娠したいのに、ストレスで返って授かりにくくなってしまうのはもったいないですよね。

深呼吸をしてみる、落ち着いてみる、紙に書き出してみるというというシンプルな方法も
ありますし、状況によってはカウンセリングや相談してみる事も妊娠への一歩にもつながったりもします。
抱え込みすぎず、打ち明けながら進めていくというのもよいですよ。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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