赤ちゃんが欲しい人のための基礎体温の測り方とグラフ

妊活での基礎体温の活用方法と測り方

基礎体温イメージ 基礎体温表 基礎体温計

基礎体温表のグラフは、女性の体のこと、ホルモンバランスのことを教えてくれる妊活サポートツールの1つです。

妊娠しやすい時期、女性の体の中で起きているトラブルなど見えにくい部分を知るための手がかりとして活用し不妊を改善していきましょう。

基礎体温の測定の仕方、基礎体温を測定する際のルールや注意事項、継続して正確な測定値を知るための工夫のポイントについてご紹介します。

あまりに神経質になりすぎになってタイミングの際に力が入ってしまう場合はストレスからもホルモンバランスが乱れやすく、また性生活にも支障がでかねません。(1

そんな基礎体温について基本的な部分から見ていきましょう。

 

基礎体温については

妊娠を希望する場合は妊娠しやすい日をしり、そのタイミングに合わせて夫婦の性生活タイミングを合わせられると、妊娠率はたかまります。

そのため、基礎体温測定をおこない、グラフを作りその温度の変化から、妊娠しやすい時期を大体知ることができます。排卵後はプロゲステロンが分泌され、体温があがり、低温期から高温期へと移行し、グラフをつけていると2相の表になります。(2)そして、その後2週間ほどは高温期を維持していくようになります。

そして、妊娠しやすい時期といわれているのは、精子の寿命からと卵子の寿命からすると、排卵前3~5日前から排卵後1日といわれています。それでも期間にすると妊娠しやすいといわれる期間は5日~6日くらいはあります。(3

妊娠していない場合は、プロゲステロンの分泌は減り、体温が下がります。一方、体温が高いままだと妊娠している可能性が高くなります。(4

そして、比較的安価で手に入りやすく、妊活でも人気なグッズですよね。

そして、産婦人科医も基礎体温表を作る事を推奨することもあるでしょう。

測った基礎体温をグラフにすることで女性の体に起きていることを読み取ることができ妊娠を望む場合の手助けになってくれるという事で、指示が出る事もあります。

チャートなど無料でダウンロードでき使用できたりもします。

比較的安価なため、予算をあまりかけたくないという場合にはかなり人気が高い方法ではあります。

 

基礎体温の測り方

基礎体温とは、朝起きて活動する前の安静にしているときに測定した体温のことです。

そのため、トイレに行くために動き回ってしまうと誤差からちゃんと正確な体温がわからなくなってしまいます。

基礎体温は低温期と高温期の差が0.3~0.5℃というわずかな差の間で変化していくので、普通の体温計では測定することができず、専用の婦人用体温計を使用していきます。

婦人用の体温計では小数点以下2桁まで測定でき、口腔内で測定するため、脇の下より正確になります。

 

基礎体温の測定の仕方

朝、目が覚めたらそのまま動かずに、お布団のの中で体温を測っていきます。

体温計の先端部を舌下(舌の裏側)の正しい位置に入れ、口を軽く閉じた状態で測定していきましょう。

朝起き抜けは、うとうとしていて寝ぼけながらなので、体温計がズレる、口からぽろっと落ちるなど測定できなくなってしまう事もおきやすいので体温計を指でささえておくといいですね。

ただ、基礎体温というのはとても変動しやすいものです。そのため、以下の点にも注意しましょう。

 

基礎体温を正確に測るための3つのルール

お約束1

測定する時間は、毎朝、できるだけ同じ時刻に

(±30分以内)

お約束2

測定中は、じっとして測る

(動き回らず、枕もとに置きましょう)

測定前は睡眠をまとまって4時間以上とってあるようにします。

お約束3

同じ体温計をサイクルを通して使用するようにします。

 

 

基礎体温は、カラダが安静な状態で必要最小限のエネルギーしか使っていないときの体温になります。

そのため朝起きて活動をしないで測ることがポイントです。

動き回ってから測ったり、いつもは朝測るのに測り忘れたからといって活動した後の夜に測定しても参考になる数値が出ません。

かえって基礎体温表がガタガタになったり、トラブルが起きているのかも把握しにくくなってしまいます。

もし、測れない日があったら、その日は飛ばして、またその翌日から測るようにしてみてください。

グラフにしてみればかなり、多少測れない日があっても傾向はつかめます。

 

基礎体温測定を継続させるための5つのポイント

基礎体温をつけだしていても、毎日続けることが意外と難しいという点もあります。

継続してルールを守って測定することで正確なデータがとれるようになります。

そのためには、継続しやすくするための工夫も欠かせないですね。

以下のポイントを参考に取り組んでいきましょう。

 

  1.  基礎体温を測ることを楽しむ(自分のことを知れるってスゴイ!楽しい)
  2.  枕元に置いて寝る
  3.  自分の体調や昨日あったよかったことをメモする
  4.  完璧を求めず気楽にやってみる
  5.  自分の体のことを教えてくれてありがとう♡の気持ちを大事に

 

今まで気づかなかった女性の体のこと、ホルモンバランスのこと教えてくれます。

 

測定した体温をグラフや表を作成

基礎体温を測ったら、体の中で起きていることを知れるようにグラフにしてみましょう。

体温の移り変わりを見ていくことで、妊娠しやすい排卵がおきる時期、低温期がどれくらい続くのか、高温期への意向はスムーズなのか、ホルモンバランスが整っている2相性になっているかなど、自分の体のリズムを把握するのにも役立てていかれます。

手書きでもよいですし、今はアプリで管理してくれるツールもあったり、体温計事態にメモリー機能があって、グラフ化してくれるものもあります。

月経初日を第1日として測定した数値部分をマーキングし、線でつないでいきましょう。

こうして測定した数値は、短くても状態を把握しにくいため2~3か月は継続してデータを測定することでより精度がましていき自分の体のことがわかるようになっていきますよ。

 

基礎体温表のグラフからわかること

通常では月経周期は25日から38日の周期でサイクルを繰り返します。

月経初日から低温期が始まり、エストロゲンの分泌量が増え卵胞が育っていきます。

排卵期ごろには卵胞が18mm~22mmほどにまで成熟しLHサージにともない排卵がおき、(5)プロゲステロンの分泌によって基礎体温では高温期に推移し維持されていきます。

少なくとも平均3日以上の気温が連続して表示された後、最初の高温の前に排卵が起こったと考えられます。排卵後14日くらい高温期が続くのが正常で、その後妊娠していない場合は再び生理がくるようになります。

排卵日は体温が最も低いところで起きるのではなく、低温期から高温期に推移していく近辺でおこり、実際には正確に基礎体温だけで排卵日前2日の最も妊娠率が高いといわれる日を把握することは難しいといわれています。あくまで大体の期間を知る手掛かりにしかならない為、妊活では推奨されるべきではないと結論付けられています。6

他、わかる事としては、婦人科系の病気やホルモンバランスの乱れ、エストロゲン分泌の低下、排卵障害や着床障害があるとグラフにも乱れがあったり、低温期や高温期の長さが短かったり、2相にならずにガタガタしたグラフを描いたりとしてあらわれるためグラフにしてみることで分かる事もあります。

 

基礎体温表を活用するための追加事項

月経・生理・周期

基礎体温表はそれそのものから事前に妊娠しやすい日、排卵前2日を特定することができません。

そして基礎体温は、発熱、アルコール、心のストレス、体にかかる負担、睡眠障害、室温の変化、覚醒時間の変化、気候の変化、および避妊薬または解熱剤の使用など様々な事でも変化してしまいそれだけでは妊活にうまく役立てられない事も多いでしょう。

 

そのため、以下の点も合わせて記録することで、基礎体温グラフをより上手に活用することもできます。

 

・夫婦のセックスのタイミングを記録

性生活は、妊活中は毎日のセックスだと負担になりやすいという事もあり、(7)2~3日に1回の頻度が推奨されています。そのためあまりこれ以上間が空いていくとどれだけタイミングがあって気も妊娠しにくくなってしまいます。どんな頻度で夫婦生活を持てたか記録しておきましょう。

性生活の頻度についてはこちらを参照ください。

・子宮頸管粘液の状態

子宮頸管粘液は排卵近辺に伸びがよくなり精子の受け入れ態勢を整えていきます。その分泌液の状態と合わせて記録しておきましょう。

 

・病気、気分や体の体調など

気分や体調の変化、ライフスタイルの変化をはじめ寝不足などもあると基礎体温の変化に後々あらわれ出ることもあります。また風邪をはじめ副鼻腔炎などがあっても体温が上がったりもします。

 

・排卵予測キットの結果

排卵検査薬での排卵予測も合わせて用いている場合は、その結果も記録してみましょう。

 

排卵していないサインは?

排卵していない事には妊娠することができません。無排卵は不妊の原因の1つです。

肥満PSOS多嚢胞性卵巣症候群などでおこりやすく、無排卵は不妊女性の原因の40%にあたります。(8

  • 不規則な月経周期
  • 異常に長いまたは短い月経周期
  • 高温期が持続しない
  • 非常に  短い黄体期  (9日未満の高温期など)
  • 妊娠しやすい状態の子宮頸管粘液の日がない

 

排卵していない場合は、病院でクロミッドなどを使用し排卵誘発を行います。クロミッドなどは最も不妊治療で用いられる薬です。(9

 

妊娠しやすい体とは?基礎体温表のチャックポイントと10の診断

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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