排卵検査薬の違いやメリット・デメリット
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妊娠しやすい排卵日を知るためのツールとして、
基礎体温表と合わせて、排卵検査薬を使うといいのですが、
その排卵検査薬のメリットデメリット、選び方、買い方などをご紹介していきます。
妊活スタートしてから12サイクルは自分で
性生活についてはデリケートなもので人から色々聞けないし、
言われたくない部分です。そして、特に妊活での性生活の回数を
増やすことを推奨することはあっても、タイミング療法をはじめ不妊治療などは
あまり早期から指示されない方がよいという事もいわれています。(1)
もちろん年齢にもよりますが・・・。
ただ、男性も不安になるし、プレッシャーに感じてしまいますよね。
そうすることも妊活にはよくはありません。そこで夫婦でタイミングをみて
妊娠率を高めるための方法として最も妊娠しやすい日を
知って、そこに排卵検査薬などを用いてタイミングを合わせていくと
いう事が効果的にはなります。(2)
排卵検査薬
排卵検査薬とは、尿からLHという黄体化ホルモンの大量放出を感知するための検査薬です。
尿を検査キットの一部分にかけて検査します。
メーカーによって検出できる時間が異なりますが、
一般的な検査薬は排卵の平均32~38時間前に陽性が表れるので
排卵日を事前に予想することが出来ます。(3)
妊娠を望んでいても妊娠しやすい日を正確に知ることができないで
いることが妊娠できずにいるという事もあります。(4)
妊娠しやすさに欠かせないのが、この排卵前1日・2日くらいを予測できるというところにつきます。
黄体刺激ホルモンは排卵をうながすホルモンで、
「LH」(Luteinizing Hormone)と呼ばれ、
LHが大量に放出されることを「LHサージ」といいます。
ポイントはこれです!!LHサージは、排卵の平均32~38時間前から分泌を始め、
ホルモン濃度がピークに達してから15~24時間後に排卵が始まります。
基礎体温では、このあたりをグラフから事前に読み取ることができません。
LHサージは排卵の前に分泌され、排卵検査薬には分泌された時点から陽性の反応が表れます。
排卵3日前から排卵1日後の5日間は妊娠の確率が高くなるゴールデン時期になります。(5)
その間にタイミングを回数多く取れることが基本なので、あまりタイミングばかりに
こだわりすぎると、ストレスがかかり妊活のさまたげにもなってしまうので要注意です。
排卵検査薬では比較的ストレスがなく、さらに妊活に自信をもてる良いツールなので、(6)
このだいたいのタイミングを見計らって、妊活をしていただくのが良いでしょう。
排卵検査薬が陽性の反応を示すのは排卵の前だという事をよくしっていてくださいね。(7)
排卵検査薬LHサージで妊娠しやすい
また、LHサージの排卵検査と合わせ2~3日ごとのセックスを持つことを
指示されたグループ(43%)はただ2~3日毎のセックスを持つように指示された
対象郡(30%)と比べて妊娠率がやや高かったという研究のもあります。(8)
排卵検査薬の違いは?
仕組みは同じですが、それぞれ1箱に入っている検査薬の本数、検査薬の「感度」、
検査にかかる時間のや判定の仕方などがそれぞれ商品によって異なります。
排卵検査薬の購入方法
排卵検査薬は、2009年の薬事法改正で医療用医薬品に指定されているため、
現在では、病院や調剤薬局で氏名、住所、電話番号を登録することで購入できます。
日本製のものはインターネット上ではオークション以外は購入できないでしょう。
ただ、商品によってはインターネット上でも購入可能です。
通販、オークションなど様々なルートで購入が可能になっています。
排卵検査薬を使用する上で知っておきたい情報があります。
それは、海外製品が圧倒的に安いということです。
有名なドゥーテストや、P-チェックでは7日分で3,000円前後ですが、
アメリカのWondfoや中国のDAVIDは、7日分で500円前後と値段の開きが大きいのです。
WondfoやDAVIDは、
国産の排卵検査薬と比べると造りはシンプルになっていて、
プラスチックの持ち手やキャップなどは一切ありませんが、検査の正確性は大差がないからです。
排卵検査薬デビューでは
信頼を重視される方にとっては安心な日本製は気持ちの上でもいいでしょう。
扱いやすさから説明書、判定の見方までわかりやすいと思います。
何度も使う方や使い慣れている方にとっては海外製品もおすすめでしょう。
その際は商品の到着までに思った以上に時間がかかるケースもあるようですので
注意して前もってのご購入がおすすめでしょう。
あなたぴったりあったものをお使いいただくのが一番だと思います。
ただ、排卵検査薬でのセックスタイミングばかりに注目しすぎない事も
注意しておいてください。あくまで、性生活が2~3日ごとに1回の
ペースで持てたうえで、さらにタイミング合わせを持つという事が大切です。(9)
普段は性生活がなく週に1回、月に1回だけれど、
排卵のタイミングばかりが重要視されてしまうと
負担感や義務感ばかりになってしまいかねません。
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種類とメリット・デメリット
排卵検査薬には様々な種類があります。
日本製でわかりやすいの点では、こちらがおすすめです。
・値段:5本入2,800円(約560円/本)/10本入3,800円(約380円/本)
・尿をかける時間:5~7秒 ※紙コップなどに尿を採取して浸ける場合は15秒
・判定時間:3分
・尿中LHの検出感度:40IU/L
5本入りだと1本当たりの価格はどの排卵検査薬よりも高くなっていますが、
デジタル表示が見やすいです。
はっきりと○マークやニコちゃんマークで判定してくれます。
検査薬を使い切るまでは電池式の本体は使い回しですので、
衛生面が気になるかもしれませんが、
ちゃんとした使い方をすれば問題ないかと思います。
通常の排卵検査薬は黄体刺激ホルモン(LH)をチェックすることで、
排卵日直前に排卵予定日をしらせてくれます。
つまり妊娠可能性が高い日は、
一周期の間、排卵日2日前~排卵後24時間のみといわれています。
しかし、クリアブルーはエストロゲンの動きもチェックするので、
LHサージの1~5日前を知らせてくれるので、排卵の前を予測してくれます。
クリアブルー排卵日検査機モニターが妊娠可能性高レベル「○マーク」と
妊娠可能性ピークレベル「にこちゃんマーク」を両方知らせてくれるので、
そこでタイミングをとれば排卵日を特定しやすくなります。
日本製品のチェックワンLHデジタルと全く同じ仕組みで
排卵日を予測できることができるので、安心ですね。
ただ、海外のものですので、説明書が英語というデメリットもあるので購入の際にはご注意ください。
翻訳機能で翻訳してみてもいいでしょうし、
日本語の説明書をつけて販売してくれているサイトもあります。
排卵検査薬についてメリット・デメリットをまとめ
参考になったら嬉しいです。
【変更点】
2018年の研究より、デジタルの排卵検査薬についてのおすすめ度を★5こ
に揃えたいと思います。というのも、デジタル排卵検査キットでの
タイミング合わせは12サイクルの累積で妊娠率が68%と高く、
さらに24サイクル継続では対象グループ100%の結果を出してもいます。(10)
ただ、性生活の回数についてはみていない研究なので、全員に当てはまるわけでは
ないかもしれませんが、排卵前2日を特定してタイミングをとれることは
妊娠率に直結する部分もあります。
排卵検査薬でLHサージをチェックするのは妊娠しやすく
基礎体温表グラフからは、妊娠しやすい日を予測することができず、
妊娠確率を高めないという事が言われています。(11)
そのため、生殖の専門家の間ではタイミング合わせのために
基礎体温表を用いる事はおすすめされてはいません。
ただ、排卵検査薬によるLHサージはそれとは違い、
排卵前を知る手掛かりになります。最も妊娠しやすい日は排卵2日前です。
そのため、アメリカ生殖医学会が公式発表している自然妊娠を目指す場合のポイントでも
どうしても性生活が少なく、限定してとるという場合のみ、
有効かもしれないとしていますが、基本的には性生活の多さ、充実が欠かせないところになっています。
タイミングを合わせようとするほど、精神的に負担感や
プレッシャーを感じやすく、セックスレスに傾いです。
妊娠しやすさに大事なのは、性生活のタイミングよりは回数です。
妊活だからと言って、この日が仲良しの日だよ!
という事ばかりを強調するのは避けていきましょう。
妊娠しやすい排卵前というのを大体の目安にとらえる事の方が大切で、
妊娠に欠かせないのは性生活の回数を減らさない事の方が重要になります。
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