潜在意識で妊娠する!悪い習慣を良い習慣に置き換えるテクニック

潜在意識で妊娠する!悪い習慣を良い習慣に置き換えるテクニック

私たちはどうしても無意識に何かをしているものです。

特に自分が何とか今の状況を変えないとまずいんだというときほど、

変えよう変えようとして失敗してしまいます。

例えば、妊活中は今までの習慣を変えていく必要性がたくさん出てきます。

今のライフスタイルの中に不妊リスクを高めてしまうものがゴロゴロ転がっているからです。

今までは何も気にせず食べてきたのに、妊活を始めたらこれは食べてはいけない、これを食べよう

妊活を始めたら何も気にしていなかったのに、基礎体温を測らないといけないと思い、

基礎体温を気にするようになります。あれは食べずにこれは食べないと、

今まではしていなかった運動はした方がいいしと

何かと状況が変わったことで、行動を変えていく必要性が出てくるのが妊活。

この行動というのはどうしても人は何かしらのパターンを持って潜在意識の働きで

無意識にしているので変えていくことが難しいです。

もともと人の行動を支配する脳(潜在意識)には現状を維持しようとする機能がついているためです。

 

まずは自分の状況や習慣をよく知る事から

自分の行動を変えよう、直そう、禁止しようと思うとかえって失敗してしまうので、

まずは状況を把握できることの方が大切です。

悪い習慣があったとしたら、直そうとしなくていいので、どんな状況の時に

どんな悪い習慣がでてくるのかを知っておくことポイントになっていきます。

大体が、ストレスを抱えている時とか、疲れた時とか、食後とか、仕事の後とか、

何かの状況があるはずです。

 

妊活中は食行動を変えようというのも一つ

妊活中は甘いものはダメ、小麦をつかったものなどもNGですね。

そのため、グッと我慢してしまって生理が来てリセットしたとたんにやけ食いをして

しまうという事もおきるでしょう。

禁止しておいてその後で食べる場合は、人は禁止されずに食べる量の2倍も食べてしまうと言います。

そして、結局、より多くを食べてしまい、禁止して我慢していた分の効果より

食べ過ぎる害の方が多くなってしまうと言います。

なので、大切になるのが、どんな状況だと甘いものを食べてきたのか

どんな時だと甘いものを手に入れて、口にするようになっているのか、

1週間から2週間かけて自分の状況と行動をセットにして振り返るということを

することから始めましょう。

潜在意識は無意識にいつも通りをさせてしまうものです。どれだけ頭では良くないと分かって

いても、いるも通りをキープさせるように働きかけてきます。

無意識にしている部分を意識して観察してみる事で何気なくしてしまう悪い行動も変えていくことは

できますよ。

 

妊活中のストレスはよくないと分かっていても考えてしまう

例えば不安になってしまうといのも一つ。

でも頭で考えるというのは、何か手足を動かす事よりももっとコントロールするのが

難しくなります。無意識に考えてしまう事がとても多いため、自分で自分の状況と合わせて

自分の事を振り返る事ができずにぐるぐると考え込んでしまうからです。

そのため、瞑想などに取り組んでみると自分の状況と合わせた思考癖なども見えるようになっていきます。

なのでまずは日記のようなものをつけてみるとよいでしょう。

 

自分の治したい習慣を変えていく心理テクニック

習慣を変えるという場合はポイントがあって、とりあえず我慢するとか禁止するというのは

やめましょう。そして、代わりに代替え案から置き換えるようにします。

これは習慣逆転法と言われているものでチックを改善するという研究では、何もしないよりも

習慣逆転法を取り入れた場合改善率が52%と2.5倍も成功率が高まっています。

例えば、お菓子を食べるだったら、果物を食べるに変えます。

不安な事ばかり考えるだったら、瞑想をするに置き換えます。

この際の置き換えるポイントとしては、同時にできない別の行動に置き換えるという事が大事です。

例えば、お菓子を食べる代わりに運動するというものに置き換えるとすると、

食べながら体を動かすことができてしまうため、お菓子を食べるという事を

考えてしまって頭の中でお菓子のことが離れにくくなってしまいます。

その点、別の果物を食べたとしたら、同じ食べるという行動であるため比較的楽に置き換えやすく

なります。これを拮抗反応法といいます。こうしてまずは悪しき習慣を、まあまあいいかなぁといった行動に置き換えて、

自分がストレスを感じたり、疲れた時などに悪しき行動が発動しないように習慣づけをしていきます。

それができたらイフゼンプランニングなどを使って

良い習慣に置き換えるという事をしていくと、よりすんなりと習慣を変えやすくなって

いきます。徐々に潜在意識をならしていってあげましょう。

 

参考文献

Behavior therapy for children with Tourette disorder: a randomized controlled trial. Randomized controlled trialPiacentini J, et al. JAMA. 2010.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/20483969/

良い習慣・悪い習慣 世界No1心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変える方法 ジェレミーディーン

短時間で良い習慣が身につき、人生が思い通りになる超習慣術 メンタリストダイゴ

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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