妊活夫婦のための心理学 夫が家に早くに帰ってくるには

妊活夫婦のための心理学 夫が家に早くに帰ってくるには

妊活中なのに、今日こそはその大事なタイミングなのに、帰ってこない、

仕事がある、疲れているなぜかそのタイミングを回避するような事ばかりする。

こんな大事な、月に一度しかないチャンスを~~~どうして?と悩まれることはありませんか?

そして、なんだかいつも仕事で遅い。疲れているを理由に、自分との距離も広がり

性生活は本当にお願いした時しかなくなってしまったなんてことに

陥ってしまっているかもしれません。どうしたら、早くに帰ってきて長く留まるようになるでしょうか。

そのヒントがイルカと調教師の実験から心理的なものを見ていきましょう。

 

イルカが調教師のところに早くに来て長くとどまったそのわけ

人は、どうしたら人と良い関係を築き、楽しく過ごすことができるでしょうか。

そのために必要なのは安心感です。本能レベルで欲するものでしょう。

そのため、どれだけ正しいかという事よりは、その人が尊重され、大切に扱われているかという

事が感じ取れるかどうかの方がとても重要になっていきます。

あなたが、夫に対して、安心を与え、気配りができている事を感じてもらえれば、

夫は早くにあなたのもとへ帰りたくなり、そしてあなたの横に長く留まりたくなります。

こんな、イルカの調教師たちと気配りの実験をした例があります。

イルカを放ち調教師のもとにとどまる時間と気配りの度合いでどう変わるかを調べたものです。

調教師のグループを気配りができるか無関心かに分けています。

無関心な調教師にはイルカについて知っていることを繰り返し考えてもらっています。

気配りできる調教師にはそのイルカと別のイルカとの違い、そして前回までとの違いについて考えてもらっています。

一方は無関心で、他方は気配りするグループとに分けれたのです。

イルカは気配りする調教師のもとへは速く泳いでそして長く留まりました。

気配りという事が、他者にとっての魅力だという結果なのです。

妊活中の夫婦関係は、仲は良いものの、性的な魅力はお互い感じられなくなり、

びっくりするくらい距離を置くようになっていってしまいやすいです。

妊娠したいのに、セックスは排卵期のみ。そして、そのタイミングの時すらなぜか夫は回避するかのような

行動ばかりという事になってしまっているかもしれません。

子どものため、子作りのためという事は考えていても、夫本人への気配りにはなっていないという点です。

 

妻からの気配りは夫からみたらとても魅力

口を開けば、お小言、不満、注意、妊活の事、不妊治療の事そればかり、

生理前にはそわそわして落ち着かづ、イライラもして、感情の起伏が激しく、

リセットしては落ち込んで、泣いたり、投げやりになったり、それでは、

あなたのせっかくの魅力が夫には伝わらない上に、

排卵のタイミングを避けられ一方になってしまうし、性生活は激減していく一方です。

せっかくの休日すら、ゴロゴロ寝て過ごすか、どこかへお出かけしに出かけてしまうかもしれません。

妊活夫婦のピンチになってしまいます!

妊活のことを少し横において、自分の相手にこうなって欲しいという事も手放して、

夫について考える時間を作るようにしてみましょう。

夫の日々の変化や夫がどれだけ感謝できる存在で、尊敬出来て、素晴らしいのかという点に思いをはせていきましょう。

また、夫の求めている事って何だろうとか、夫目線で考えてみるという事もしてみましょう。

 

人の魅力を高める 気配りとは

気配りとは、「相手のして欲しいと思うことを相手がする前に行動してあげること」になります。

気配りをするためには周囲や相手をよくみていなければできません。

 

みればよいかというとそうでもなく、

無関心のイルカの調教師だってイルカについて考えていたのですから、ただ、みるというのは気配りにはならず、

相手の変化に気づき、相手を尊重し相手の目線に立って考え、行動してあげるという事になります。

また、心で思っているだけでは相手には通じません。なので、行動までおこしたときに

気配りになり、他者からはとても魅力的に感じてもらい自分のところへすぐにやってきて長く

留まってくれるようになるという事ですね。

愛情のエネルギーを出すとそれに対し、愛情のエネルギーで返ってくるようになるようです。

 

夫は日頃なにを考え、何を求めているのかそれを思いやって接してあげてみてください。

昨日との変化、1週間前との変化、些細でもいいからキャッチしてあげましょう。

疲れて帰ってきたら、おかえりなさいという笑顔で出迎え、

美味しいごはんやあたたかい飲み物などで出迎えてくれたら嬉しいものです。

仕事でうまくいったときは、楽しく会話したいでしょうし、つらい時はちょっと甘えて

膝枕してほしい時もあるかもしれません。夫との日常に、あまりにも妊活、妊活が入り込みすぎると、

夫への気配りはつい抜け落ちてしまっているかもしれません。

魅力を感じてもらって、夫が早くに帰ってきて、長くとどまってくれるようになるには

気配りから心がけていきましょう。

 

参考文献 脳にいいことだけをやりなさい

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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