妊娠したいなら!AGEを減らして卵巣・排卵障害を改善 

妊娠したいなら!AGEを減らして卵巣・排卵障害を改善 

食事

現代の日本では、女性の社会進出、晩婚化などの影響で、

妊娠を希望する女性の年齢が、年々高齢化しています。

女性は、年をとればとるほど、卵巣の老化が進み、妊娠する力が低くなってしまうという点はあります。

高齢不妊、すなわち、年齢による卵巣の老化が原因の不妊症が増えています。

また、20代でも不妊に悩む人も増えていますので、一概に年齢だけが

原因とも言い切れないと言う事です。

体外受精や顕微授精などの高度生殖補助医療の治療件数は年々増え続けていますが、

1回の治療あたりの妊娠率は逆に低下の一途をたどっているのです。

卵管閉塞や男性不妊症を原因とする不妊症にはとても効果的といえる体外受精ですが、

卵巣機能障害への治療の有効性はそれほど高くないことになります。

 

そのため、年齢に限らず、卵巣機能をにいかに高めていくのかという事は、

不妊克服には重要なカギを握ってくると言えます。

 

【卵巣機能を低下させてしまう食事がある】

卵巣機能を低下させる食事とは、

簡単に言うと

高炭水化物 + 低たんぱく質 + 質の悪い高脂質 な食事という事にまります。

 

この中でも特に着目したいのが、高炭水化物という点です。

炭水化物の何が悪いの?と思われるかと思います。

それは、炭水化物に含まれる沢山の糖質が問題になってきます。

“老化物質”として注目されつつある、 AGE(終末糖化産物)が、

卵巣機能障害の原因として重要な役割を果たしていることをご存知でしょうか?

AGEの蓄積が卵巣のみならず、精巣もそうですが、全身のカラダの中の

臓器・器官・細胞に様々な機能障害や老化を引き起こしてきます。

 

【卵巣・精巣機能を障害するAGEとは】

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)で、

「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のことです。

強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。

フランスの科学者で物理学者でもあったルイ・カミーユ・メラールという人が始めに発見しています。

このAGEは、体内で合成されるのと、食事からとりこむことで体内に蓄積されていきます。

 

①AGEが体内で合成されるには

血液中の血糖値があがり、

ブドウ糖が過剰になってあふれ出すと、

人間の体の細胞や組織を作っているタンパク質に糖が結びつきます。

体温で熱せられ「糖化」が起きます。

こうして「タンパク質と糖が加熱されてできた物質=AGE」ができます。

こうしてできた糖化タンパクは血糖値がある濃度にまで下がれば

またすぐに正常なたんぱく質に戻る事ができます。

しかし、長時間血糖値が高い状態になってくると戻る事は出来ない毒性のあるAGEになってしまいます。

 

②食べ物を食べる事で摂取しているAGE

「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」はいろいろな食べ物・飲み物の中にも含まれ、

私たちは食事や間食として取り込んでいるのです。
例えば、

焼き菓子です。

小麦粉(糖)と卵や牛乳(タンパク質)とバター(脂質)をまぜて加熱すると、

お菓子が焼けます。ここにAGEが発生しています。

食べ物に含まれるAGEの一部は消化の段階で分解されますが、

約7%は排泄されずに体内に溜まってしまいます。

 

AGEはどれくらい毒性がつよく悪いのか?

AGEがこわいのは、カラダを作り上げているタンパク質を攻撃し、

その機能を低下させる働きがあることにあります。私たちの体のなかの細胞は

何度もつくりかえられて代謝をしていますが、その際にDNAの情報をもとに

タンパク質は分解と合成を繰り返しています。しかし、その際にAGEは悪い働きをしてしまうため、

老化や劣化につながってしまっているのです。

 

また、AGEは血管そのものへもダメージを与えていくため、動脈硬化も進んでいきます。

老化は血管とともに老いるといわれていますが、細胞一つ一つに血液がしっかり送り届けられ

循環している状態が好ましいのですが、この血管の状態が劣化してしまうのも生殖には影響が

出てきてしまいます。活性酸素よりも有毒とも言えるかもしれません。

AGEと老化はセットです。不妊だけでなく、様々な病気をもたらすとも言われています。

老化というのは、病気と違って自分自身の体の中でお起きている変化が緩やかであり

長期にわたって影響がでてくるためわかりにくいかもしれませんが、

妊活中の男性も女性も日頃から気をつけて欲しい部分です。

 

AGE 体の老化や細胞の劣化が不妊の原因に

病気や機能低下のもとは炎症反応や細胞などのダメージから。

近年病気を引き起こす素として注目されているのが、AGEです。

AGEは卵巣内に残された卵子のもとである細胞にダメージを与え続けてしまいます。

だからこそ、そのダメージから守ってあげる必要性があります。

 

また、AGEとART不妊治療との成績にも関係があることが研究で分かってきました。

医療法人三慧会 HORACグランフロント大阪クリニックが共同で行った研究では、

AGEの蓄積と不妊ならびにARTの治療成績の悪化には相関があることが明らかとなったと報告しています。

また、同時にAGEの測定は卵巣機能や不妊原因の診断を行う上での

有用な指標であることも示唆しています。

卵巣機能が低下しているので不妊になっているのではないかという場合は、

AGEの値を下げるような働きかけが必要と言えるでしょう。

AGEが卵巣や卵胞液中にできると卵巣の機能が低下してしまう訳ですね。

不妊リスクを高めないためにもAGEへ関心を高め、改善する食事習慣を心がけていきたいですね。

 

AGEから体を守って妊娠しやすくしていくには?

そのためには以下の点にきをつけ、AGEをできるだけ体に蓄積させないようにしていきましょう。

 

・糖質とタンパク質が加熱された食べ物を控える事

・血糖値を乱高下させない安定した食事と食べ方にする

・インスリン耐性を作らないカラダつくり

という事になります。

 

特に、

ポテトチップスは非常にAGEが高くできるだけ避けたい食品の1つですね。

 

 

インスリン耐性をつくらない体つくりは、高度生殖医療の現場でも

積極的に取り入れられている生活習慣の改善方法です。

 

習慣というのは無意識に自分がおこなう行動の連続です。

変えようと思っても中々難しく、ダイエットと同じで

途中で挫折しやすかったり、リバウンドを起こしやすくなります。

挫折や、途中リタイアを起こさせずに妊娠体質をつくれるのはこの方法だ

 

参考文献

日経ヘルス 老化の元凶AGEを防ぐ 医師に聞く食事の7ルール

AERA. 炭水化物や糖のとり方に注意! AGEを減らす“不老メシ”

AGE牧田クリニック AGEとは

まいなびニュース 終末糖化産物「AGE」の蓄積が、不妊治療の成績に影響することが明らかに
妊娠しやすいカラだづくり 老化促進物質AGEをターゲットにした不妊治療

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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