妊活中の食事 着床しやすくなる食べ物って?どんな

妊活中の食事 着床しやすくなる食べ物って?どんな

これを食べたら着床しやすくなります、という食べ物はあるのでしょうか?

着床しやすい食べ物はこれだ!!というものは残念ながらありません。

しかし、身体を温める食べ物や、ホルモン系を整える食べ物で食生活を改善することで、

妊娠しやすい身体を作ることが期待できます。

今回は、着床しやすい身体作りをするための食事についてご紹介していきますね。

 

着床とは?

食事のお話をする前に、着床とはどのようなものなのでしょうか?

精子と卵子が出会って受精すると、受精卵になります。受精卵が子宮内膜にとりつくことを着床と言います。

卵管内で受精した受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら、7~10日ほどかけて、子宮へ移動します。

その後、子宮内膜に根を下ろし、もぐりこみます。これを着床と言います。

 

着床しやすい身体作り

着床しやすい身体作りをするために大切なことはどのようなことでしょうか?

    1. 適度な運動をすること
    2. 身体を冷やさないこと
    3. バランスの良い食生活をすること
    4. ストレスを溜めないこと
    5. しっかりと睡眠をとること

このような点を注意し、着床しやすい身体作りをしていきましょう。

 

着床しやすい食べ物って?

先程、着床しやすい身体作りについてお話しした中に、バランスの良い食生活をすること、とお話ししました。

規則正しく、バランスの良い食生活はホルモンバランスを整える役割もあります。

ここでは、さらにどのような食べ物をとったら良いのか、もう少し詳しくお話ししていきます。

身体を温めてくれる食材

ショウガ

長ネギ

玉ねぎ

ニンニク

ニンジン

ゴボウ

たら

ぶり

 

これらの食材は身体を温め代謝を上げてくれる食べ物で、根菜類が特に身体を温めてくれることで知られています。

 

ビタミン類

 

ビタミンB1・・・さつまいも、豚肉等

ビタミンB6・・・まぐろの赤み,バナナ等

ビタミンC・・・・レモン、明太子等

ビタミンE・・・・青魚、アーモンドなどのナッツ類、ひまわり油等

ビタミン類は、免疫作用に働きかけてくれます。特に、ビタミンEは、抗酸化作用が強ので、卵胞の老化をおくらせてくれる働きもあります。

 

血液がサラサラになる食材

イワシ

サバ

アジなどの青魚

青魚には、DHAやEPAなどの血液をサラサラにしてくれる成分が含まれています。

血液がサラサラになることで血流が改善し代謝がUPします。

 

亜鉛

亜鉛・・・・・・・かき、牛肉、卵、のり、等

亜鉛はエストロゲンとプロゲステロンの働きを助けてくれます。

 

葉酸

葉酸・・・・・・・緑黄色野菜、等

葉酸は、受精後の細胞分裂には必要不可欠なものです。染色体異常のリスクも減らし、貧血の予防もできます。

 

まとめ

着床しやすい身体作りをするための食事についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

コンビニのお弁当やお惣菜、手軽で便利なものが沢山ありますよね。

でも、そのような食事だけでは、栄養が偏ってしまいます。

逆に、バランスよく、バランスよく・・・と考えすぎてストレスが溜まるのも、身体に良くありません。

今回お話した食材を、無理せず取り入れて、食生活の見直しのきっかけとなると良いですね。

少しずつ取り入れながら、着床しやすい身体作りをしていきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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