ピンク色がいっぱいの生活でつらい妊活中のストレス緩和
かわいい女の子の象徴のカラーとも言えるのがピンクです。大人になると
メイク以外では生活にも取り入れる傾向が減ってしまうカラーかもしれません。
しかし、このピンクとっても女性ホルモンの分泌をはじめ
自律神経を整える効果が高く、妊活女性にはとてもおススメな色であり
生活に取り入れていって欲しい色でもあります。
ピンク色は人の心を安心と幸福感で包み込む
ピンク色というのは、人間が生れて出てくる前にお母さんの子宮の中で出会う
色であり、安心と、安らぎと、幸福感を感じることができる色でもあります。
まだ無意識な頃から触れている色であるため、
最も安心感を感じることができる色でもあります。
そのため、私たち人間はピンク色を見ると無意識にリラックスし、
落ち着くことができるとっともスゴイ色であります。
東京大学名誉教授の大山正先生の著書 色彩心理学入門では、
人は無意識にピンク色を見ると、愛・夢・家庭を想起し、幸福感を感じるとしています。
また色の好みに関するアイゼンク(H.J.Eysenck)の調査によると、
ピンク色は男女共通で好感を持つこともわかっています。ストレスを緩和し人々に
安心や愛情、幸福感を与える素敵な色であることがうかがえますね。
精神療法を行う部屋にピンク色が用いられるわけ
ピンク色の効果については海外でも様々な研究があります。
アメリカの囚人の独房の壁の色をピンク色に塗った実験があり、
アメリカ生物社会研究所所長を務めたアレキサンダーシャウスは1979年に
アメリカ海軍軽罪裁判所のベイカー及びミラー両司令官を説得して実験されています。
そのため、それを許可してくれた司令官に謝意を表してベイカー・ミラー・ピンクと
名づけられています。
このピンク色の効果は驚くべきもので、
収監者の筋肉の強さが2.7秒で減少したとの報告もあるようです。
心理的にも、身体的にも効果を発揮し、とてもいら立った神経を数分で鎮めることがわかっています。
これまでは体罰や鎮静剤の投与によって鎮めるしかなかったが、
今では小さなピンク色の独房が使われるようになり、暴力行為や攻撃的な行為の発生が激滅しています。
ピンク色は攻撃性を抑え、リラックス効果を高める働きがあり、以後
精神療法の現場でもピンク色が用いられるようになっています。
私も、ピンク色は大好きで頻繁に用いていますし、セミナーなどではピンク色の服を
できるだけ着るようにしているので、ピンク姿でお会いする確率は高いです。
ピンク色の寝具や小物で人間関係も良好に
イライラや攻撃性がおこる素としては、心の中に不安や不信感が高まっているから。
そのため自己防衛として相手への攻撃性が増してしまいます。
ピンク色は穏やかで優しく幸福感を感じさせるような心理効果があります。
ピンク色から愛情や幸福感、穏やかさや柔らかい印象を受けることが多くなります。
ピンク色を上手に使えば、人間関係により良い影響をもたらすことも考えられますね。
不妊の女性は常にストレスにさらされますし、過敏に反応することが増えて
心が落ち着かず、イライラしたり、心の中に壁をつくり孤独や疎外感を感じ
人間関係もうまくいかなくなってしまう傾向も出てきます。
生活の中に取り入れやすい物と言えば、寝具やパジャマや下着などからが良いでしょう。
夫婦でお揃いにしてみるのも抵抗なく受け入れてもらいやすいかもしれません。
小物や生活の中にピンク色を増やしてホルモン分泌増
ピンク色の使い方は、人間関係だけでなく、自分自身へのとてもうれしい効果もあります。
それはピンク色はそもそも女性ホルモンの分泌を良くすると言われていて、
特に淡いピンク色は自律神経を整えて、血行促進や美肌効果も期待できるとしています。
ストレスによって性腺刺激ホルモン放出ホルモンの低下がおこり、
エストロゲンやプロゲステロンの分泌低下にもつながりますが、
リラックス効果が高く、幸福感がたかまりエンドルフィンなどの分泌を高める
ピンク色には逆に女性ホルモン分泌を増やす効果も期待できるといわれています。
ピンク・ピンクしたのを使うのが抵抗ある場合は、
まずは小物などにポイント遣いしてみるのもよいでしょう。
まとめ
ピンク色には自律神経を整え、イライラや攻撃性を抑え、
リラックス効果があります。産まれる前から自然と子宮の中で目にしてきたピンク色は
幸せ感や安心感を得られます。そして、女性ホルモンの分泌も高め
妊娠を望むご夫婦にとってもいい働きをしてくれることでしょう。
取り入れやすい寝室の環境や寝具やパジャマなどからピンク色にしてみるのもとっても
おすすめ。子供っぽい、あまり好きではない、似合わないなどと倦厭してしまうのはもったいないです。