筋トレで赤ちゃん 妊娠から出産までをスムーズにする後ろ足強化

筋トレで赤ちゃん 妊娠から出産までをスムーズにする後ろ足強化

赤ちゃんを授かるために、後ろ足を鍛えているパンダのリーリー

動物園のパンダは赤ちゃんを残すために、

オスもメスも筋トレに励んでいます。

野生の動物はエサをとるために、動き回りますが、

動物園では必要がなければ動かないようになってしまいます。

そのため、交尾が成り立たない、

赤ちゃんができても、生まれた赤ちゃんが数日で死んでしまったり、

赤ちゃんができずにいました。

そこで、パンダさん達は、後ろ足を強化するため筋トレをしています。

 

私たち人間も、 動物です。

もともとは、狩りをしたり、農耕民族で外で体を動かす生活でした。

炊事、家事なにひとつとっても体を動かさずに便利になっています。

仕事もデスクワークで、車にも乗ってと、

必要がなければ動かないライフスタイルに。。。

 

妊娠しやすい体つくりには、

体を血液がしっかり循環できるための筋肉が必要です。

筋力が落ちることの妊娠への影響と、

おススメの筋力アップの運動法とその効果をご紹介していきます。

 

 

 

妊娠しやすい体つくりには筋肉が必要です。

 

筋肉は、熱を生み出して、血行を良くします。

妊娠できる細胞レベルで元気な体を作りたかったら、

筋肉は絶対に必要です。

細胞が元気になるための酸素や栄養を送り届けるのは、

血液循環の良さがカギを握ります。

出産を機に、骨盤周りの骨盤底筋と呼ばれる筋肉を傷めてしまい二人目不妊になる方や、

授乳の姿勢によって、骨盤周辺の筋肉がダメージを受けて

二人目不妊になる方もいらっしゃいます。

 

 

筋肉は委縮してしまう

体の筋肉は使わないままいると、どんどん退化し萎縮してしまいます。

寝たきりですごせば、3%も筋力は低下します。

筋肉の細胞が老化してしまうのです。

筋肉は酸素やグリコーゲンや脂肪(糖分や脂肪=エネルギー源)をガソリンのように燃やして、

動いています。

その時に熱も同時に発生するのです。

(でも、エネルギー源供給過剰では、不完全燃焼が生じ、活性酸素も生まれます。

なので、糖質は控えめにすることは欠かせません。)

筋肉は使っていれば、足でも手でも熱が生まれます。

 

 

内臓や器官も筋肉で動きます

更に困ったことに、筋肉は手や足だけではありません。

心臓など内臓を構成しているのも筋肉です。

内臓というのは活発に活動する事で熱を産生しています。

体温は全ての部分が均一温度ではありません。

大事な部分脳や心臓にはとにかく血液を供給したいので、抹消から冷えるようにできています。

だからといって、子宮だけが冷えるとか、胃腸だけが冷えるという事はありません。

人間の体にはホメオスタシスという恒常性維持の機能があります。

なので、筋力が衰えれば、

体全体の代謝が落ちたり、低体温になる傾向になっていきます。

 

 

運動足りていますか?

 

でも、妊娠・出産に必要な、妊娠筋はトレーニングで鍛える事ができます。

もし、

今、不妊で悩んでいたり、

二人目不妊、

セックスでお悩みがあったら、

今運動が足りているのかな・・・ちょっと振り返ってみませんか?

 

 

妊娠してから出産までスムーズに、

元気な赤ちゃんを抱っこできる体を作りたいあなたには、

まずは、ウォーキングがおススメです。

そして、昔ながらの雑巾がけもとってもおススメです。

 

 

雑巾がけの効果

 

雑巾掛けの姿勢ですが、四つん這いで赤ちゃんのハイハイのような姿勢で行います。

このハイハイの動きが、骨盤や股関節を元気にし、腰痛予防になります。

動物には肩こりや腰痛はないのだとか。

ハイハイの姿勢で雑巾をかけると、肩甲骨がしっかり動き、肩こりの解消に。

さらには、背筋や腹筋をそして、太ももにはじまり、下半身の筋肉にも!つまり全身運動!

昔ながらの家事のひとつですが、

モップではなく、雑巾がけしてみませんか?

 

 

 

妊娠しやすい体をつくるための

エクササイズ・ストレッチをチェックしておきましょう。

 

 

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

プロフィールを詳しく見る

みなさんに読まれています

妊娠された方々も読んだ
「妊娠するための教科書」を無料プレゼント。
みなさんにお役立ていただき、
喜ばれたLINEメッセージです。

LINE登録はこちらから

トップに戻る

もっと知りたい