男性も愛あるセックスがしたいレスになったのは妊活が原因

男性も愛あるセックスがしたいレスになったのは妊活が原因

恋愛をしていた頃はお互いドキドキできたのに、新婚の頃は夫から誘ってくれたのに

妊活中の今、最もセックスが大事なのに、女性からタイミングを合わせて誘わないと

ならないことに不満をかかえやすくなります。協力的ではない夫にもイライラしがち。

でも、男性がセックスを拒んだり、回避するようになったり、積極的になれない

理由はそもそものセックスが子供目的になっている点も見逃せません。

 

タイミングばかり求められるとセックスレスに

男性は女性が思う以上にデリケートで、性に関してはプレッシャーも感じやすく、

負担感や嫌悪感まで感じるようになってしまう事もあります。

結婚したらいつまでもドキドキして性的な興奮を得て性欲も維持し続けられる

というものでもありません。

頑張ろうとしたり、意気込むほど、男性は勃起障害や射精障害まで

あわせもつようになりますし、30代以降は男性の性欲は低下し、逆に同年代であれば

女性の方が性欲は高まり逆転現象すらおきてきます。

妊活を始め、男性に対して女性からセックスを求める様になると

セックスレス化しやすくなります。特に不妊治療を開始するとそれは顕著で、

不妊治療へ進みその後も週2以上はあるという

セックスフルというご夫婦を日本国内では私はお会いしたことがありません。

子どもが欲しいという意欲が強く、治療にも積極的な女性に対し、

治療へは消極的で小作りはどうにか合わせようとする男性とで、気持ち的にも

大きな違いを抱えているのかもしれません。

 

男性がセックスに消極的になる理由

男性がセックスに対して積極的になったり、性欲がわいてくるには、

精神的にプレッシャーや束縛がないという事も重要な要素になります。

そのため、女性から求められるほどセックスを拒みたくなってしまう男性の心理が

あるようです。子どもを授かるため、このタイミングお願いというのに、

なんだか愛情もトキメキも感じられずつまらない、楽しくない、心地よくない

という印象すら持ちやすくなってしまい、ますます消極的になってしまいます。

不妊治療をしていたら、女性もタイミングを合わせる事に必死さや緊迫感がでて

リラックスとは程遠いセックスにもなってしまいます。

 

不妊の悩みストレスに加えてホルモン療法も開始されると、イライラしたり

些細な事での夫婦喧嘩も勃発しやすく、男性が女性に対して可愛らしいなぁと実感できること

が減ってしまいますね。一方、女性は男性に対して頼りにならないとか、

協力的でない夫への不満感も募りやすく、排卵期のみのセックスだけ頑張ればいいといった

仕方ないものへ変わってしまっては恋人の頃のようにセックスできたころとは

大きな違いを感じる事でしょう。

 

男性の性欲が高まるポイントとは

男性がときめいたり、ドキドキしたりする恋愛的な要素としても求められるのが

独占欲やそのままの自分を受け止められたとおもう抱擁感が得られる点です。

女性のことを独り占めしたい欲求、独占欲が高まり、嫉妬する気持ちであり

女性を自分のものにしたいと思うような欲求があるため、

この欲求が高まると男性の性欲も高まり、男性から女性を誘いたくなります。

そして、いつもは自分の弱い部分やだらけている部分など外の社会では出さないよう点も

この人の前でなら出せるし、それを受け止めてもらえると思うと安心感が得られ、

恋に落ちやすいとも言われています。

結婚してからも男性はそのままの自分を受け止め、優しく包み込んでくれる女性に

安心感をもって接することができ好意を抱きやすく性的なつながりも求めやすくなります。

 

・男性から誘いたいくなるような関り方を女性がしているか

・夫に対して、受け入れ認めてあい、良好な夫婦関係を築いているか

といったポイントは結婚後の男性の性欲を高めセックスがレス化しないようにするために重要です。

 

子どもの為であって夫の為でないセックス

タイミングの時だけのセックス、それ以外は皆無となれば、

お互い子供ができないと分かっている期間はセックスする気がないことを表し、

夫のため、妻のため、2人の愛情を確かめ合うものというセックスから遠く離れて

しまっていることでしょう。

自分を必要とされていない感覚、

子どもばかりに目が行っている妻に対して、寂しさや愛情の少なさを感じているのが夫です。

 

夫は好き、妻も好き、そして仲良し。

でもセックスは「どうでもいい」そんな感覚の夫婦が非常に多いです。

でもカウンセリングをしてきて思う事は、アドバイスをし、

夫へのかかわり方を変えるだけで、前のようなトキメキや夫の妻への接し方が

急激にかわるという事は多々あり、女性の接し方で夫婦のセックス事情は変わるというのも

実際に多くの方に体験してもらっている事でもあります。

 

男性も愛あるセックスで妊娠しやすく

男性の性欲というと性の処理という肉体的な処理というイメージもあるかもしれませんが

そういうのは10代後半くらいまでで、30代以降は男性も随分変わりますし、

結婚後はなおさら、女性のように一緒になる事で幸せだと感じたり、癒される、落ち着く

そういった良い体験、快感を得られることが、性欲につながりやすくなります。

男性も肉体的な関りだけでなく、セックスを通じて精神的なつながりを得られることで

満たされていくので、妊活、子づくり、タイミングばかりに目を向けていると

かえって、愛が結晶化しにくくなってしまいますね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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