妊娠週数はいつから数えるの?出産に向けてカウントしよう
病院から「妊娠〇週ですね」と告げられても、実際どれくらいの時期で、
いつ妊娠したのか分かりにくいですよね。
実際、出産が近くなると、自分が思っていた出産予定日とは大幅に違って驚くこともあります。
また、妊娠検査薬で陽性反応を示す頃は、もう妊娠5週に入っていることもあり、
妊娠週数っていつから数えるのか良く分からないなんてこともあります。
妊娠週数の数え方についてみていきましょう。
妊娠週数って?
「妊娠週数」は、「妊娠周期」とも呼ばれ、妊娠から出産までの期間を
「7日間で1週」と区切って計算したものです。妊娠の経過をわかりやすくするための週数で、
カレンダー上の週数の数え方とはまったく異なります。
妊娠週数の数え方
昔から「十月十日(とつきとおか)」といわれるように、
妊娠期間(最後に生理があった日から分娩に至るまでの期間)は10ヶ月程度であることは知られていました。
しかし、その後の統計で、妊娠期間は「280±15日」であることが分かりました。
これをもとに、WHO(世界保健機構)では、「1週を7日とし、妊娠持続を40週とする」
「妊娠歴の1ヶ月を28日とし、妊娠持続を10ヶ月とする」
「正常な妊娠持続日数を280日とする」などを定めました。
この定義によると、最終月経開始日は「妊娠0週0日」となり、
妊娠2週の開始日(妊娠2週0日)は14日目、妊娠4週の開始日(妊娠4週0日)が28日目で、
妊娠4週目は妊娠2ヶ月目にあたります。妊娠40週0日(妊娠40週の開始日)は280日目にあたり、
この日が分娩予定日となります。分娩予定日は、あくまでもお産になる目安の日で、産まれるはずの日ではありません。
妊娠週数は、妊娠の成立=着床してから数え始めると考えがちですが、
実際は最後に生理が来た初日(=最終月経開始日)から数えます。
最終月経開始日を妊娠0日目として考え、妊娠0〜6日目が妊娠0週、
妊娠7〜13日が妊娠1週となります。妊娠日数と週数は「満(まん)」で計算するため、
0から起算する点に注意が必要です。
わかりやすく1月1日を最終月経開始日とした場合は以下のようになります。
妊娠週数の計算例
- 1月1日(最終月経開始日)=妊娠0週0日
- 1月2日=妊娠0週1日
- 1月7日=妊娠0週6日
- 1月8日=妊娠1週0日
まとめ
妊娠週数はいつから数えるか、お分かりいただけたでしょうか。
妊娠週数を把握することは、母体とお腹の中赤ちゃんの状態を知るために大切なことです。
妊娠週数をカウントしながらお腹の中の赤ちゃんの様子を想像したりベビーグッズを準備したりすることでも、
ママになる実感がわいてくると思います。
赤ちゃんに会える日を楽しみにしながら穏やかなマタニティライフを過ごしてくださいね。