栄養不足で不妊症?妊娠したい人の不足しがちな食べ物まとめ

栄養不足で不妊症?妊娠したい人の不足しがちな食べ物まとめ

妊娠したいけれど、自分の食生活には意外と大丈夫。ちゃんと食べているし、

サプリも飲んでいるから・・って油断してはいませんか?

どうしても赤ちゃんが欲しくて、不妊治療もしているけれど、

食事についてはちょっと手抜き。

食事内容に気をつけないでいると、不妊の原因になってしまいます。

女性の体は、栄養が充分に足りていると女性特有の

冷え・頭痛・便秘・むくみなど症状が改善されて、

毎日がこんなに過ごしやすいんだと快適さを感じることできます。

赤ちゃんがいつでもやってこれるような栄養状態がいい食事を心がけてみませんか?

不足しやすい栄養素とその改善方法をチェックしていきましょう。

 

驚くことに栄養不足?

妊娠したいからと言ってカロリー制限や○○ダイエットをしたりする場合は、

明らかに摂取量が少なくなったり、栄養バランスが偏るので

栄養不足を招きやすくなります。

体重が減ってくるとうれしくて、痩せられてうれしいと思うでしょうが、

必要な栄養素を取らずに痩せた場合は、体の細胞などを構成する

大事な栄養素を欠きホルモンバランスは乱れ、

卵巣機能はもちろん、卵子の質の低下していきます。

一方で、太っている状態。カロリーがオーバーしているので、

栄養は十分取りすぎだと勘違いされやすいのですが、

カロリーと栄養は同じではありません。

カロリー=栄養ではないという事をまず知っておいていただくことです。

栄養の取りすぎで太るわけではないということです。

 

何でもいいから食べていると?

食事は、1日3食たべてお腹が満たされれば、栄養が足りるわけではありません。

何でもいいから食べておこうとすると、

忙しいときには、パッと手軽にたべられるもの、

疲れて食事を作るのが面倒になると外食や加工品を頼りがちに

なってしまう事でしょう。

そうすることで、女性の卵巣機能や卵子の質を高めてくれる

大事な栄養素が不足して、妊娠しにくい状態を作り上げます。

実際に、太っている場合、痩せすぎの場合は、不妊率も2.7倍とたかまります。

どちらも過度に必要な栄養が不足した状態です。

 

深刻な栄養不足!こんな栄養素に気をつけて

 

冷え性でいつも疲れ気味

鉄欠乏の体調不良タイプ

手足の冷え、頭痛、肩こり、疲れやすい、

ちょっと階段の上り下りをしただけで息切れがするなんて場合もあるかもしれません。

このタイプの場合、主な原因が鉄不足にあったりします。

女性は毎月月経によって、大量の血液とともに鉄を失います。

女性の鉄不足は深刻で、本当に気を付けている場合でなければ

ほとんどの方が不足している栄養素といえるでしょう。

貧血検査でひっかかっていないからといっても油断できません。

逆に検査でひっかかる場合は過度の不足が起きていて深刻な状態だと

思ってください。

 

 

月経周期が不規則・生理がこない

月経不順タイプ

こういった月経周期の乱れや、生理がこない、排卵がおきないといった

女性ホルモンとの関係が密接に影響をうけるタイプの方に

不足してくるのが、コレステロールやタンパク質不足です。

コレステロールと聞くと、あまり良いイメージをもたれないかもしれません。

コレステロール0、無脂肪といった食品の方が健康的と思っていませんか?

コレステロールは、細胞の膜を作るための構成要素でもあり、

女性ホルモンなどのホルモンの原料でもあります。

ダイエットをしてカロリーを極端に制限したり

コレステロールや脂質を気にして食べない・食べる量が少ない場合は

栄養が不足してしまいます。

 

また、もっとも重要なたんぱく質、こちらが不足すると

人間の体がうまく機能しなくなります。

肉は体によくない、卵も取りすぎてはいけないそんなイメージもあるかも

しれませんが、

私たち人間にとってタンパク質は非常に重要であり、

栄養の含有率より、吸収率の良さで考えれば、

タンパク質を摂取しない、タンパク質が不足する食事をしていては、

妊娠を願い、どれだけ不妊治療をしていても出産までたどり着くことができないでしょう。

タンパク質は筋肉・骨・血液・ホルモンといった体の大事な部分を構成する栄養です。

卵子の質を高めたかったら、

卵子の細胞に栄養と酸素を届けてあげなくてはなりません。

その卵子に栄養や酸素を届ける役割をはたす大事な筋肉や血液が

不十分では卵子の質の高さは望めないという事になります。

 

 

 

細胞分裂がスムーズにすすまない

セックスミネラル不足タイプ

また、タンパク質が不足することで、連動して不足してくる

亜鉛不足が深刻です。

卵や大豆、肉や牡蠣に多く含まれる亜鉛は、タンパク質が不足すると

連動して不足するよになってしまいます。

亜鉛は、性別を問わず男性でも、女性でも、

生殖機能の発育・維持などに効果があるミネラル成分なんです。

そのため、セックスミネラルなどと表現されていて、

精力剤によく含まれてることの多い成分です。

そして、細胞分裂の際にも必要になってくる栄養素でもあります。

赤ちゃんの細胞分裂が順調に進むようにサポートしてくれるのが亜鉛でもあります。

ママの体に亜鉛不足があれば、ダイレクトに赤ちゃんにも影響がでてくるように

なります。そのため、今からしっかりととっておきたいのが亜鉛です。

 

 

 

忙しい働く女性は外食・加工食品にたよりがち

加熱済み食材+加工食品タイプ

忙しく、外食やコンビニでの食事が多く、

また手作りよりは総菜や加工食品に頼りがちになってしまう事で

不足してくる栄養は酵素や食物繊維です。

付け合わせ程度についている量ではとても足りません。

酵素が妊娠できる体質づくりのこころ強い味方になっていることをご存知でしょうか。

酵素は新しい9番目の栄養素として注目されていて、

細胞がエネルギーをうみだす時には必ず必要です。

さらに、細胞の修復、血行促進、代謝活性など、

妊活においてはかなり必要な要素をしめる働きをします。

 

酵素は熱に弱いという特徴があります。

なので、生でたべられる食品に多く含まれます。

生野菜や果物です。

熱を加えてしまうと効果が期待できなくなってしまいます。

そのため、加熱しないで摂取することがおススメです。

 

 

 

イライラ気分の浮き沈みが激しい

ストレスタイプ

ストレスは私たちの生活から離すことはできないでしょう。

仕事や人間関係において感じるストレスももちろんストレスですが、

他にも、暑い・寒い・といった物理的な刺激もストレスになります。

風邪をひいたり、体調が悪いといったこともストレスになりますし、

過度な運動や睡眠不足、喫煙、飲酒、甘いものや食べすぎも体にとっては

ストレスです。

飲酒や甘いものは、どうしても摂取せずにはいられない・・・

つい食べたり飲んだりしたくなったりしてはいませんか?

甘いもの飲酒は活性酸素を大量に発生させたり、他の栄養素も消耗させます。

甘いものに限らず、食事量が多い、つい食べ過ぎてしまうというのも同じですね。

一時的なストレス発散では妊娠しやすくする効果がなく、その後栄養不足を招き、

さらに、活性酸素が大量に発生するため、卵子などの細胞の老化を加速してしまいます。

喫煙・飲酒・甘いもの・食べ過ぎ・などにも気を付けることで、

摂取した栄養を浪費させずにすむようになりますね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

思った以上に栄養が不足いることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

妊娠しやすい体になるにはカロリーや食事量ではなく

栄養をどのように摂取できるかがポイントですね。

ただお腹をみたせばいい、なんでも食べておけばいいでは、

極度の好きな栄養不足です。

妊活中は、自分の食べているものが、卵子細胞に影響をあたえ、

その後も赤ちゃんを育てていくことに直結することを意識して気を付けていきましょう。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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