男性妊活 性欲なくセックスができなくなった原因と対策 |

男性妊活 性欲なくセックスができなくなった原因と対策

男性が自分自身が思うようなセックスができなくなってしまい、それが原因で不妊になってしまうという

ケースが増えています。妻だけED排卵期EDなんて言葉もあります。

こういったセックスができなくなってしまう原因は色々ありますが、

大きく影響を受けるのが、やはり男性ホルモンの影響や心理的なプレッシャーなどです。

妊娠しやすい体つくりを考えた時に、女性だったら女性ホルモンを整えようとするように、

男性の生殖においては男性自身のホルモンバランスを整えておくようにすることや

精神的にリラックスできるようにストレスのケアなどが大切になります。

 

妊活で男性がセックスできなくなってしまう

勃起障害(ED)とはセックスのとき十分に勃起しない、勃起が続かないことをいいます。

マスタベーションは可能であるが、性交渉のときは勃起しないというパターンも多くあります。
典型的な例としては男性が性交渉に神経質になっていることです。

妻から「今日は子どもをつくる日」「今日でないとまた来月になってしまう」などといわれると、

途端に状態が悪くなる場合もあります。

男性不妊ED(勃起障害)

 

精子に問題がなかったとしても、妊活をはじめてから夫婦関係がぎくしゃくしてしまうことも多い。

月に1回のそのチャンスにセックスができないと、妊活中の妻は猛烈に夫を責めてしまう。

でもそんなことが続くと、夫はほぼ100%ED(勃起不全)になります

妊活中は夫婦のすれ違いも起こりやすい。

それが原因でセックスレスに陥ることもある。それでは妊娠どころではない。

男性不妊治療の現実妊活で勃起障害

 

男性の勃起と射精に関わるのは、主に自律神経です。そのため、プレッシャーを感じて

交感神経が優位になってしまうと、勃起しにくい、中折れしてしまうという事がおこりやすくなってしまいます。

また、交感神経が始めから優位になっていてうまくリラックスできないと、

射精障害にもなってしまいます。

そのため、妊活では女性の排卵日が月に1回のみとなるので、どうしても力が女性も入ってしまいます。

女性の方が不妊に対してはとても積極的に改善しようとなりますから、

女性から排卵のタイミングを指示して、この時はセックスしてねと誘ってしまいがちです。

タイミング療法をはじめれば医師から指示が出るので、それに合わせるようにもなります。

そんな心理的な負担は性機能障害につながってしまっているのでしょうね。

 

セックスできないことが不妊の原因になっている

2016年に公表された全国調査の結果では、造精機能障害が82.4%、精路通過障害が3.9%、

性機能障害が13.5%であり、以前の調査と比較して性機能障害の割合が増加しています。

日本の婚姻カップルの45%はセックスレスという報告もあり

意外に多い男性の不妊

 

造精機能障害が全体の70~90%を占め、またその半分以上が原 因不明であることが知られています。

また、うまく性交できない、勃起しない、射精できないなどの性機能障害で悩まれているカップルも居られます。

男性と不妊症

 

厚生労働省研究班の調査(2015年)によると、男性不妊の原因は「精巣で精子を作る機能が低下」が82.4%であり、

次に「勃起や射精などができない」が13.5%となっています。

約8割が精子をつくれない、精子の数が少ない、精子の質がよくないといった

造精機能障害が問題となっていますが、男性の性機能障害によって、

セックスができない事によって不妊で悩む夫婦が増えています。

さらに、妊活を始めると、タイミング重視になって、セックスに対して

負担感を感じやすくなって排卵期にEDになる、妻にのみ射精障害を起こしていしまうといった

ことも実際に問題として起こってきています。

心理的なプレッシャーが男性の精機能にもトラブルを生み出してしまっています。

 

男性不妊防止のための基本的な注意点

近年は、男性の高齢化も精子劣化につながっていて35歳以降は妊孕性が低下することが

言われるようになってきました。

こういった造精機能障害だけでなく、性行為が成り立たなくなってしまうケースが

妊活を始めたり不妊治療を始めるとおこりだし、実際には8割近くが不妊の原因が

男性側に起きてくるという専門家もいるくらいです。

精子の質をよくするため、生殖機能を低下させないためにも基本的な生活習慣で

気をつけたいところは押さえておきましょう。

 

  1. ウォーキングなどの20分程度の軽めの運動習慣
  2. 1日3食、バランスのとれた食事(亜鉛が含まれる牡蠣やピーナッツ、ビタミンC、ビタミンEなど抗酸化物質)
  3. 1日7時間程度の長さで、規則正しい睡眠時間を確保
  4. パンツはブリーフよりトランクス
  5. 夜間のスマホなどの閲覧やゲームなどは控える
  6. 長風呂をせず、長時間のサウナも避ける
  7. 自転車、バイクに長時間乗らない
  8. アルコールの飲み過ぎは控える
  9. 禁煙
  10. ストレスケアを行う
  11. 性生活は楽しめるように、夫婦で楽しめる工夫をしておく

 

男性ホルモンの分泌量の減少やホルモンのアンバランスは精子の質の悪化やEDや射精障害などにも影響します。

ホルモンの総合司令塔は脳にあり、

ストレスにさらされると簡単に男性ホルモンも乱れてしまいます。

また、血流が悪いことや、必要な栄養が不足しても、睡眠不足などもホルモンの乱れに直結します。

生活習慣を見直して、ストレスケアを大切にしてほしいと思います。

 

男性の性欲を高めるテストステロン

性欲が亡くなる原因の一つとしてテストステロンの分泌量が低下してしまうという点もあります。

上記の気をつけたい点はもちろんですが、特に生殖や性欲を司るといわれる

テストステロンは男性にとって重要なホルモンです。

テストステロンは若返りホルモンとも言われ、特に気をつけたい生活習慣をご紹介します。

 

体型を適正範囲に!肥満も痩せもテストステロン低下に

太っていても痩せすぎていても妊娠しにくく、特に気をつけたいのが多い体脂肪と

肥満。でも痩せていればよいかというとそうでもありません。

BMIという体格指数が25以上の場合は通常の人のテストステロンが40%も低下してしまうようです。(1)

特にお腹周りの脂肪はテストステロンをエストロゲンに変換する酵素の働きを強めてしまうようです。

肥満まで行かなくてもメタボ体型は要注意ですね。

男性では、体脂肪15%以下を目標にしましょう。

かといって痩せずすぎもテストステロン値が低下してしまいます。(2)

何事もほどほどがベストですね。

 

新型の栄養不足を補ってテストステロンアップ

カロリーは足りているのに、栄養が足りていないというのが新型の栄養不足です。

特に野菜や果物などをはじめバランスがとれた食事をしていない事によって

微量栄養素が足りない状況になってしまうと、

ビタミンやミネラル不足によってテストステロンが低下してしまいます。

野菜や果物をたっぷりと摂取し、3大栄養素である

糖質、タンパク質、脂質のバランスをとるようにしましょう。

テストステロンを高めたい場合は、

総カロリーの40%を脂肪に(3) 20%をタンパク質に(4)、炭水化物を40%くらい(5)にして、

良質な脂質を摂取するようにしていきましょう。

ナッツ類やオリーブオイル、魚類が欠かせないですね。

 

筋力アップでテストステロンもアップ

筋肉量がふえると、テストステロン値が上がります(6)。

筋トレなど男性の場合は定期的に取り組んだり、体に負荷がちょっとかかるような

きつめな運動とちょっと緩い運動とを交互に繰り返すようなインターバルな運動HIITなどを

とりいれていきましょう。

筋肉を増やすような筋トレが男性の場合は有効になります。

 

睡眠時間と質でテストステロンが変わる

1日の睡眠時間が4時間程度の人と、8時間睡眠の人を比べるとテストステロンの分泌は半分程度

といいます。(7) 睡眠時間が1時間のびるごとにテストステロンは15%ずつ増加していっています。(8)

寝すぎも精子の質が低下しているという研究もあるので、

やはり1日7〜8時間がベストなところでしょう。しっかり寝ておきたいところですし、

1時間ごとに低下するテストステロン値の割合は、年齢に換算すると12年分と言います。

そんなに減ってしまうと考えると怖いですね。

 

ストレスによってテストステロンも低下

ストレスが心や体にも良くないというのはありますが、

ストレスホルモンが筋肉を減らしてしまい、テストステロンの分泌を抑制してしまうという点も(9)。

ストレスは怖いですね。妊活をしていると男性もかなりのストレスとプレッシャーを

感じずにはいられないという点がありますね。

 

妊活でのタイミング合わせからやめてみる

過去に日本生殖医学会で報告された研究では、

タイミング法が行われる前までは平均性交回数が約月4回であったのにもかかわらず、

タイミング法が行われるようになると約月2回に減少したという報告がありました。

子供を作ろうとしたのに、逆にセックスの回数が減少してしまったというのです。

排卵のタイミングに合わせてのセックスに取り組んだ結果、

逆効果になってしまう傾向が強いということです。

タイミングに合わせようと売るからセックスは負担感を感じますし、

タイミングに合わせてセックスするように指示されると、それがどれだけ正しくても

心理的リアクタンスを感じ、人は、逆の行動をとりたくなってしまいます。

そこをあえて従おうとするのでとてもストレスを強く感じてしまいます。

もともと人は、自分の行動は自分で決めたいと思っています。

そのためタイミング合わせばかりにこだわる事で、メリットはありません。

不妊で悩むカップルは性欲も低下し、回数が減る事、さらには性生活への満足度も

低下してしまっています。(9

セックスレスや射精障害になってしまうくらいだったら、

楽しめるセックスをまずは取り戻しましょう。タイミングは排卵予定日付近の5日間は

妊娠しやすい期間です。どうしても排卵の日とこだわらなくても、

タイミングとしては回数を多く持てる方が余程妊娠しやすくなります。

夫婦での愛情を感じあえるスキンシップでもあり、大事なコミュニケーションです。

 

心因性の勃起障害(ED)は子供の頃のストレスも関係

妊活をしているのに、EDがある場合はセックスレスの

原因にもなっていて、女性はモヤモヤした気分でもいます。

男性の場合は、過去のストレスも心因性の勃起障害に影響が

でています。子供の頃の愛着障害、これは主に母親や両親との

あいだで良い関係性が気づけないことがベースになっていたりします。

愛着障害によって、女性も男性も性機能障害になる事が知られていて、

不妊リスクも高まっています。

愛着スタイルが不安型や回避型の場合は、よりストレス度を高めて

生活する傾向があるため、心理的な影響は男性の勃起にも影響が出ていて、

心因性EDの男性の43%に愛着障害が認められてもいます。(10

自分や、パートナーの子供の頃の要因・環境や、親との関係性も

生殖にも影響がでてくるので、振り返ってみるとよいですし、

カウンセリングが有効といわれています。

 

不妊男性 勃起障害の割合多い

中々妊娠しないという場合は、女性だけでなく男性側に

原因がある事も多々あります。男性不妊の場合309人を対象に

心因性勃起障害(ED)の有病率と、

テストステロン値の低下(男性更年期症状)の有病率を調べる研究(11)では、

有意に、心因性勃起障害は多く、男性ホルモンテストステロン値が低く

なっています。男性ホルモンであるテストステロンは年齢とともに

低下してしまう点もあるので、基本的なライフスタイルの見直しは

欠かせないものになっています。取り組みやすさからすると、

食事面を変えていくというのは妊活中は夫婦で取り組みやすい

のではないでしょうか。また、精神的にも性機能について、

不安を抱えて過ごしている可能性もとても高いです。

ストレスを感じた生活をおくっていることでさらに精子はダメージ

をうけて妊娠しにくくなってしまいます。

改善のための心の健康のための取り組みもおこなっておきましょう。

 

男性の妊娠率が高まるとされる食事療法DASHについては⇒こちら

妊活不安軽減にセルフコンパッショントレーニング⇒こちら

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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