子供ができない諦める?妊娠しやすくポジティブになるには

子供ができない諦める?頑張る?妊娠しやすくポジティブになるには

妊婦

子供がずっとできなくて、妊活気負って、頑張って、徹底的にできる事はやる!

赤ちゃんが来ない未来は考えたくないし、諦めもしたくない気持ちももいいっぱいで

不妊期間を過ごすご夫婦は、ふとするといつも頭の中は妊活だけでいっぱいになってしまって、

授かるというよりは手に入れに行く感覚に近くなって知るかもしれません。

でも、執着することなく、もういいかぁと諦めたら妊娠した!!そんな話はよく聞きますよね。

妊娠しやすさには気楽さ、執着のなさ、ポジティブが大事です。

授かるメンタリティづくりが幸せな満たされる夫婦関係にもつながるはず。

 

諦めることは子供が来ない事ではない

もう、子どもは諦めるという気持ち=子供が来ないという事にはなりません。

むしろ、執着しないでいられる分、肩の力も抜けるので

妊娠しやすくなります。

子供が欲しい欲しい、何とか妊娠するためにできる限りをやりつくそうと

ストイックになりすぎると授かるというよりは

赤ちゃんを手に入れに行こうとしているマインドで人の体の中にある自律神経の中でも

交感神経が優位になりがち。

気持ちと神経ってつながりあって体に影響しています。

子供を手に入れに行こうとすることはもう諦めましょう。

そして、授かる気持ちにシフトしてあげる。

そんなに女性が必死な状態では、血管だってギュッと収縮しっぱなし。

せっかく受精できても、赤ちゃんも息苦しくなってしまいますよね。

 

不妊マインドでネガティブが多いとうまくいかない

不妊で悩み続けいる人の特徴としてネガティブ思考の持ち主もいます。

何かとポジティブなとらえ方ができないから

またダメだったら、また生理が来ちゃうかも、周囲が妊娠してしまったら自分が取り残される

なんで私はできないのと、起きている出来事、物事のプラスの面を見れずに

マイナスの方ばかりを見てしまう癖があると不妊マインドになります。

 

夫の良いところも見えなくなって、楽しいセックスどころが、日常生活にも充足感が欠けて

しまいがちに・・・。

赤ちゃんのためだけのセックスだったら、妊娠率が少しでも効率的に高まるならと

するようになっては行為になって義務的になって、

楽しいとか、心地いいとか、この人が好きという感覚を失ってしまいますよね。

妊娠しやすい人は、逆の気持ちの持ち方をしています。

この人といると楽しい、幸せ、この人が好き、だからこの人とのセックスも大事。

大事だから排卵期だけでなくいつもコンスタントに関わろうとしていて、

いつもコンスタントに関わっているから排卵期という妊娠しやすい期間5日くらいあれば

どこかの日と重なって、自然と授かって、妊娠していきます。

妊娠しやすさに大切なのはタイミングよりも回数という事が言われています。(1)

 

妊活という枠組みで気負うのをやめてポジティブに

妊活をしていると妊娠すると思っている方もたくさんいます。

逆に、今は心身ともに赤ちゃんをのぞめる状態でなくなったから妊活をお休みするという方もいます。

でも、子どもを授かりやすいのかどうかの基礎作りは結局は毎日の積み重ねなので

妊活をしていもしていなくてもどんなふうに日々を積み重ねていくかで

子供が欲しい時に授かりやすいのかどうかは決まてしまいます。

 

まずは、自分の事を大事に、いたわり、健康的に過ごせるようにする。

結婚して一緒になったパートナーを尊重しながら

一緒に生活できる事、生きていかれることを喜びに感じながら共通の夢や価値観で

歩んでいってみるという事をしていきませんか?

妊娠することを目的やゴールにせず、まずは、2人で暮らしている幸せや喜びにから

目を向けていきましょう。

あまち気負ってしまうとパートナーもプレッシャーを感じてしまい、

それが精子の質にも影響してしまいますし(2)、欲しい欲しいと強く思うと不安になりやすく

意外と物事は成し遂げられないとも言われています。(3)

 

まとめ

頑張る事を止めてみましょう。

気負う事を止める事が、赤ちゃんを探し求めることを止めるという事で、妊娠しやすさにつながります。

せっかく結婚して、人生を共に歩んでいるのですから、

楽しめる方が振り返ったときに、輝いて見えるはず。

愛情表現だったセックスが、今はくすんで、

息苦しさすら感じられるような義務感いっぱいになってしまっていませんか?

どんな状態の方が赤ちゃんも喜びやすいかを考えてあげましょう。

それでも、妊活をしていれば、不安にもなるし焦りもします。

毎日が色あせて生活そのもの楽しめなくなっていたら、妊活ストレスがいっぱいという事。

1人で抱え込まずに取り組みましょう。

 

参考文献

(1)Fertil Steril 2017; 107: 52(ASRM)

(2)Fertil Steril 2013; 99: 1565 Association of state and trait anxiety to semen quality of in vitro fertilization patients: a controlled study.

(3)Longitudinal Effects of Language on Science Interest  /Children lose confidence in their potential to “be scientists”, but not in their capacity to “do science”Date created: 2018-09-12 01:13 AM | Last Updated: 2019-04-15 11:53 PM 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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