妊活そわそわ期は危険 ストレスが妊娠の窓を閉めていく! |

妊活そわそわ期は危険 ストレスが妊娠の窓を閉めていく!

フライング検査をついしてしまう。基礎体温の変化に過敏になって、

ちょっと下がったことで妊娠しなかったかもと不安になったり、

期待したりと何かと妊活中はそわそわしてしまいますよね。

タイミング合わせでは、神経質にもなって、パートナーもプレッシャーを

感じているという事も多々あったりもします。

でも、気持ちが落ち着かない、そわそわ不安になるストレスは

妊娠の窓が開いたときの妊娠率を下げて、窓を閉じてしまうようなものかもしれません。

 

ストレスによって妊娠率は下がってしまう

ストレスによって女性の性欲能力を評価したイギリスの研究から。(1

妊娠を試みていた妊活中の女性18〜40歳の274人が対象。

6サイクルまたは妊娠までの期間を観察しています。

女性は各サイクルの6日目に基礎唾液サンプルを収集し、妊娠可能性モニターを使用して、

妊娠検出のための排卵および妊娠検査キットを特定しています。

ストレスがかかっている度合いを、唾液コルチゾール(μg/ dL)およびα-アミラーゼ(U / mL)濃度測定

をしています。

アルファアミラーゼ濃度は、妊娠率にマイナスの関連がでました。

カップルの年齢、性交頻度、アルコール消費量を調整した後でも

受胎の確率の統計的に有意な低下がでています。

 

妊活ストレスによって排卵と着床に問題が出る

妊娠できないというのを経験するほど、高ストレスにさらされるようになります。

妊活中に多くの方が経験するストレスの中で、

妊娠できないというのが最もストレスの原因になっています。

そのストレスが、無排卵や生殖ホルモンへどのように影響がでるか

調べているアメリカの研究から(2

妊活中で、妊娠できなかったのをサイクル1・2と経験した

1024人の女性を6サイクル以下追跡した研究では、

年齢、人種、ボディマス指数(BMI)、パリティ、時変カフェイン、

アルコール、喫煙、性交、骨盤痛などを調整したとしても、

ストレスが最も高かったグループと最も少なかったグループとでは、

無排卵のリスクが高まり(1.28)、エストロン-1-グルクロニド(E1G)、

プロゲステロンPdGの濃度が低下しました。

妊娠前から自分でも感じられるストレスは、生殖のための性ステロイドホルモンの

合成と妊娠までの時間に悪影響を与えるという事です。

メカニズムといては、排卵機能に対するストレスの影響が含まれる可能性と、

潜在的に着床中の追加メカニズムも存在する可能性があると研究者はコメントしています。

 

妊活中は妊娠が気になるしそわそわストレスに

妊活中は妊娠できたかどうかはとにかく気になるものですが、

妊娠できなかった経験とともに体験していくストレスや、

次は妊娠できるのだろうか、いつまでこの生活が続くのだろうか、

いったいどうしたらいいのかととにかく不安が尽きなくなってしまいます。

妊活中はそわそわ期になる機会を心理的なケアをしながら、

さらなる不妊リスクを高めないようにもしてあげましょう。

 

 

参考文献

(1)Stress Reduces Conception Probabilities across the Fertile Window: Evidence in Support of Relaxation

ArticleinFertility and sterility 95(7):2184-9 · June 2011 with 127 Reads

 

(2)Preconception Perceived Stress Is Associated with Reproductive Hormone Levels and Longer Time to Pregnancy

ArticleinEpidemiology (Cambridge, Mass.) 30 Suppl 2:S76-S84 · November 2019 with 23 Reads

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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