高温期の途中で体温が一旦下がってしまう場合の対処法
基礎体温表をつけてみて、
高温期の途中で体温が一旦下がってしまう事ありませんか?
高温期が維持できず、バラバラ、なグラフになる事もあります。
こういったトラブルがおきてはいないでしょうか?
高温期に低体温がまざる場合のトラブルとその原因と対処法をみていきましょう。
高温期に低体温がまじって維持できていない
高温期はプロゲステロンというホルモンの影響で体温が高くなります。
妊娠するとしばらくこの高温期が続きますが、
基礎体温をグラフにつけていても、高温期を保ちきれず、バラバラと不安定なグラフを描く場合は、
排卵が正常に行われていない可能性もあります。
また、高温期が保てないことから、着床しづらい状態です。
プロゲステロンは妊娠を維持させていくための働きをしているので、
子宮内膜を厚くするための役割がありますが、
充分に分泌されていないと子宮内膜が厚くならずに
着床しにくくなるのです。
ごくたまに低温が混ざるといった場合でしたら心配はないでしょうが、
グラフにしてみた時に低温と高温との区別がつかない、低温が混ざり合っているといった場合は要注意です。
むくみやすく、疲れやすいの方に多い症状です。
高温期が維持できないのは黄体機能の低下から
黄体の機能が弱いことが原因なので、
タンパク質や鉄分、カリウム、ビタミンE の豊富なメニューを
取り入れることで、卵巣の新陳代謝も活性化しやすいです。
また、自律神経が乱れていることも
基礎体温が乱れる原因になるので、ストレスを対処して、
しっかりと心をあたためいくことが大切です。
妊活においては、心のトラブルを対処できるメンタルトレーニングが本当に重要です。
卵巣の機能を高めてあげるためにできること
ホルモン分泌が高まるようにまずは栄養補給が充分できている事もポイントです。
糖質が多い食事をしていると細胞が劣化しやすくなってしまいます。
代謝の過程で活性酸素をたくさん産みだし、細胞が変形してしまいますから
卵巣機能も低下してしまいます。他にもストレスがかからないようメンタルケアを取り入れ
禁煙などにも気をつけてあげましょう。
卵巣の機能を修復していくにはまずは休息や睡眠もバランスよくとれている事も欠かせません。
質の良い睡眠が卵子や卵巣機能修復に役立ちます。
そのためにはまずは規則正しい生活を送ることが基本。
食事、活動、睡眠の規則正しさ、リズム感のある生活を大切にしましょう。
夜に運動したり、色々考え事、テレビを見たりネット検索ばかりしていると
体内リズムが乱れてしまいます。
妊活中は特に不安や焦りも出やすくホルモンも乱れがちになります。