目標設定でうつ度が変わる 妊活でうまくいく潜在意識の使い方

目標設定でうつ度が変わる 妊活でうまくいく潜在意識の使い方

妊活をしていると、「赤ちゃんを授かること」がとにかく目標になりますよね。

でも不確かな目標であるため、精神的にも妊娠しなかった~~~という体験を繰り返すことで、

かなりつらく落ち込むこともあったり、鬱々としてしまう事もあるでしょう。

目標設定によって人はうつになる傾向が変わります。

妊活ではできるだけポジティブが多い方が物事はうまく進みます。

ネガティブが完全に悪いわけではないですができるだけうまく受け止めお付き合いできることが

望ましいですよね。妊活でうまくいくための潜在意識の使い方を見ていきましょう。

 

うつになりやすい人は目標設定の仕方が違う

うつの人と、そうでない人とでは、目標設定に違いがあるのかを調べた研究からは、

94名を対象にしていて、全員に個人的な人生の目標を出してもらいその傾向を

調べています。

目標を大きく2つのパターンに分類するようにしていて、

1つはアプローチ目標

望ましい結果を出すために集中するタイプの目標と、

もうひとつは、回避目標

嫌な結果を避けるために集中するタイプの目標です。

 

その結果、うつの人は回避目標を立てる傾向が強かったのです。

ネガティブなことを回避するように目標を立て、イヤな結果を避けようとして頑張るものの、

目標達成度は低く、さらにネガティブな思考が加速してうつの悪循環になってしまていたという事です。

 

妊活での目標設定をポジティブに見直してみて

あなたの妊活での目標を設定する際に、赤ちゃん授かるという目標設定だけでなく、

アプローチ型の目標にして、自分が目標達成のためにしていく行動を具体的に明確化させた目標に

するのも一つですし、

ネガティブ回避というのを避ける事を気をつけるのも心がけてみるとよいでしょう。

 

例えば、子どもがいない未来なんて嫌、じぶんだけ取り残されるのはイヤという思いで妊活をしていたら、

頑張る割に結果が出ない、よりネガティブになる、精神的にもうつっぽくなる、

そして、うまくいかなくなる悪循環にはまってしまいかねません。

 

また赤ちゃんのためという目標設定では、毎日が色あせて全く楽しめないものに

変わってしまいます。

 

ただ赤ちゃんが欲しいだけなのに・・・毎日が楽しくない・・・そんな日々の積み重ねは

潜在意識では、楽しくない毎日を送る自分という自己イメージが刷り込まれて、

うまくいかなくなるスパイラルに陥ってしまいます。

そのために、目標とは別に価値の設定が欠かせなくなります。

 

目標設定のポイント

・ネガティブ回避よりもポジティブなアプローチ型に

・行動を具体化した目標に

 

妊活へのこだわり過ぎを手放して

妊娠するために頑張る。妊娠するために活動する。そんなイメージが強い妊活は、

取り組まないと妊娠できない、やらなくなったことであの時やらなかったから妊娠しなかったのかもと後悔したくない、

なにかにいつも追われているような感覚になりますね。

妊娠したい気持ちが、いつの間にか毎日の生活がつまらないものに変わって

何かとやる気がしない、楽しくないなんてやはりうまくいく感じすらしなくなって

しまいますよね。

妊活についてちょっと手放してみる。うまくお付き合いしてみる。そんなメンタル作りをしながら、

行動面では具体的な目標にそって行動にうつしていく。

心と行動、潜在意識と顕在意識の歩調を合わせていきながら取り組んでいきましょう。

そのためには、目標設定も今一度見直しのポイントかもしれません。

 

例えば、

妊娠する、出産するが目的では妊活はうまくいかなくなってしまうから、

毎日を楽しく過ごす価値観を大切に、

楽しかったことを3行日記に書き綴るとか、

夫と妊活とは関係のない楽しい会話時間を毎日10分は設けるという目標の方がうまくいくという事ですね。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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