潜在意識で妊娠する 欲望にまけないアクセプタンス&コミットセラピー

潜在意識で妊娠する 欲望にまけないアクセプタンス&コミットセラピー

妊娠しやすいか・妊娠しにくいのか、それは、どんな習慣があるかのちがいです。

習慣の積み重ねが、その人の現実を作り出している。

今、あなた手に入れている現状は、自分の思考や行動などがパターン化されて

習慣化したものの結果でもあります。

そのため、潜在意識を使って妊娠していくには、無意識に持っている

自分の今までの思考や行動のパターンを変えていく必要性があります。

でも、変わらないように働いてしまうのが潜在意識の仕事でもあります。

変わりたいのに変われない。でも、妊娠してママになる。

パートナーをパパにしてあげるには、今までの習慣は変える事で受け取る結果が

変わっていかれます。

 

妊娠するには目標達成のための行動こそが大事

あなたは妊娠するためにはどんな行いが良いか知っていますか?

様々な研究からも、妊娠しやすさに影響しているものって、

規則正しい生活、充分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事、

タバコやお酒はNGで、甘いものはやめる。性生活は多いほど良い。

心穏やかににこやかに楽しく暮らすそんな

ある意味当たり前のような生活かもしれません。

でも、こういった日常の生活こそ、最も変える事が難しい部分でもあります。

習慣になっているものを変えていくことが難しい。

自分の衝動性を抑えて、自己コントロールして、新しい認知のフレームにして

行動スタイルを変えていくという作業を心の中でしていってあげる必要性があるからです。

 

妊娠するには、あくまで、目標達成のための行動を増やすことが重要になります。

そして、目標を遠ざける悪しき行動は減らす事です。

 

欲望を抑える アクセプタンス&コミットメントセラピー

アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT:Acceptance and Commitment Therapy)は、

スティーブン・C・ヘイズらが提唱した認知行動療法の第三世代を代表する治療技法です。

行動療法的手法にマインドフルネスを取り入れ体系化されています。

まずは、心に柔軟性をもって「今、この瞬間」を価値判断せず受け入れる(アクセプタンス)

ことから。

自身が選んだ価値に対しての行動を維持、または変化させるプロセス(コミットメント)

によって心を癒し、自分の衝動を抑え悪い欲望に負けないようにちょっと

自分を受け入れ、冷静に受け止め直し、行動を変えるといった事ができるようになります。

 

心を柔軟に アクセプタンス・コミットセラピー

 

  1. 脱フュージョン: 思考やイメージ、記憶を「本物である」と思い込んでしまう傾向を低減する方略を学ぶ

  2. アクセプタンス: 望ましくない私的経験(思考、感覚、衝動)でも追い払おうとせず、やってきて去っていくままにする

  3. いま現在との接触: 「いま、ここ」に注意を向ける

  4. 観察する自己: 超越的な自己の感覚とつながる

  5. 価値: 自分にとって一番大切なことを明らかにする

  6. コミットメント: 価値に従った目標をセッティングし、確実に実行する

 

アクセプタンス&コミットセラピーウィキペディア(Wikipedia)

 

自分の感情や思考やその感覚をそのままに思いこむのではなく、

自分の抱えているものを客観視して、

一旦、そのまま受け入れてみましょう。

 

欲望と体の感覚と切り離していくことがポイントになります。

落ち込んだり、頑張ったり、ガッカリしたり、悲しんだり、イライラしたりしたときに

感情的になったときに甘いものを食べたくなったり

お酒をのみたくなったりした衝動性を起こしたときの感情と切り離して

考え直すという事がポイントです。

これを自分でもちょっと手軽にできるように、下記のテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。

 

欲望に打ち勝ちやすくなる 心理テク「RAIN」

これはアメリカの有名な瞑想トレーナーであるタラ・ブラッシュが考案した方法で、

RAINは以下の4つの単語の頭文字をとったものです。

R: 認知(recognize)
A: 受容(allow)
I: 調査(investigate)
N:非同一化(non-identification)

 

例えば怒っている時は「怒ってはダメだ・・・落ち着け落ち着け・・・」と否定してしまうと、

その感情を自分がもっていて同一化して衝動性や欲望に打ち勝てなくなってしまいます。

なので、まずは、「私は今、落ち込んでいる・・・」と認知(recognize)してキャッチしてみましょう。

次に「まぁ落ち込むこともあるよ。人間だし、仕方ない事だよ。」と受容(allow)してみましょう。

 

お次は調査(investigate)。感情によって自分の身体にどんな変化があるのかを

探っていきましょう。ボディースキャン瞑想のようにやっていきます。

心臓のあたりがチクチクするとか、肩が固い感じがする、手足が冷たいなど

体に起きてくる反応をみてみましょう。

なんか無性に落ち込んだショックで、食べたかったけれど、最初に比べてネガティブ感情がは減っているかもしれない。

感情は一時的なんだなぁと過ぎ去手行く感覚がつかめると、落ち込みと同時に

自分の間に距離が生まれるので冷静な対応が出来るようになります。

これが自分の感情との非同一化(non-identification)です。

瞑想のように、主に欲望を抑えるのに使えるテクニックとなっています。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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