妊活で成功する心理学!性格ビッグファイブと鍛えるべき特性

妊活で成功する心理学!性格ビッグファイブと鍛えるべき特性

恋愛から結婚でうまくいく人たちの特性は

ビッグファイブの中でも精神安定性の高さと言われています。

精神的に感情が安定していると良好な関係性を築き長く幸せに夫婦としてもやっていく

事が可能ですが、逆に精神が不安定な場合は離婚率も一気に高まる事が言われています。

妊活こそ夫婦で力を合わせて、愛情をもって支え合い、良いコミュニケーションを

とり続ける事によって赤ちゃんが授かるというものでしょう。

夫婦でうまくやっていくためにはまずは、性格ビッグファイブと鍛えるべき特性について

見ていきましょう。

 

妊活をうまく乗り越えていかれるかを左右する心理学

恋愛から、結婚、男女で関わり合っていく過程でうまくいくことはとても大切です。

自分一人だけが。。。そう思うと孤独感を感じてストレスはより強く感じますし、

パートナーへの不満や苛立ちも高まってしまいます。

心理学の研究では恋愛や結婚がうまくいくには

性格診断によって導き出されるビッグ5の要素をどれくらい兼ね備えているのか

その中でも特に高いほど結婚生活もうまくいくという特性があります。

好きになった恋人と、そして結婚して何か困難にぶつかったとしても、

うまく乗り越え、長く続くかどうかは性格で結構わかってしまうということです。

ビッグファイブテスト(主要5因子性格検査)という心理学的には

かなり信憑性が高いと言われている性格診断があります。

そんなビッグファイブを見ていきましょう。

 

妊活がうまくいくかを左右するビッグ・ファイブとは

人の性格特性を5つの傾向で表していきます。

人の特性を表す心理学には、特性論と類型論がありますが、ビッグファイブは

人の性格を 思いやりがある・純粋・努力家・優しさと いったのいくつかの要素を

どの程度持っているかの組み合わせで捉える理論になり、信頼性が高いものです。

 

協調性:チームワークや周りと合わせる傾向

利己的ではなく協調的に行動できる傾向と定義され、

思いやり、やさしさといった側面を持ちます。

 

外向性:初対面の人とのコミュニケーション能力や関心が外に向けられる傾向

自分の関心や精力が外の人や物に向けられる傾向と定義され、

積極性、社交性、明るさという面をもちます。

 

誠実性:真面目さの傾向

計画性、責任感、勤勉性の傾向と定義され、

自己規律、粘り強さ、熟慮という面を持ちます。

 

開放性:新しいものに対してオープンになれる傾向 

新たな美的、文化的、知的な経験に開放的な傾向と定義され、

好奇心、想像力、審美眼といった面があります。

 

神経症的傾向:メンタルの弱さ

感情的反応の予測性と整合性の傾向と定義され、

不安、イライラ、衝動が少ないといった側面を持ちます。

 

妊活でうまくいくには、この特性を高めておくべき

このビッグファイブの中でも、夫婦関係を長くうまくするにはどうしたらいいか

神経症的傾向が低いという事がポイントになります。

ビッグファイブ とカップルの幸福度に関しては、2000年のアイオワ大学の論文がとても参考になります。

278組のカップルを集めて1930年から1980年にかけての50年間にわたって、

恋愛における満足度の変化を記録しています。このデータと全員のビッグファイブを比べるという研究で

長期にわたり良好な男女の関係を築くカップルには特徴があったのです。

 

つまりメンタルが弱く、不安やイライラ、衝動性が高い人は、良い男女の関係を

例え結婚していて、妊活をしていたとしても続かない傾向があります。

妊活中は不安と焦り、ストレスというのが大きくのしかかってくる、人生に関わる問題であり、

妊娠しないと悩むことも多い問題です。

しかも、やはり夫婦で良いコミュニケーションをとっていくことが妊活になるため、

タイミング合わせだけすれば良いとか、普段はストレスだらけで楽しめず、

セックスも回数が少ないといった場合は男女間のよいコミュニケーションをとれているとは

いえない状態といえるでしょう。

セックスレスそのものが悪いわけではありません。ただ、妊娠を望む夫婦の場合はどうしても

性生活は切っても切れないものですし、夫から女性として求められたいという欲求だって

求めている女性もとておも多いのです。

神経的傾向が高いほど、不安定なので、絶対的に安定化させておいた方が良いところです。

 

精神的に不安定になってしまうのは、妊娠できるかなぁという不安や

妊娠できなかったらどうしようという不安という未来に対する不安や、

過去への後悔をクリアにしていくことも大切です。

そのためには、自分の心をコントロールできるように瞑想や、認知行動療法などに

取り組んでいきましょう。

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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