妊娠を引き寄せる潜在意識 心が変われば子宝に恵まれる

妊娠を引き寄せる潜在意識 心が変われば子宝に恵まれる

妊娠したいのにしない。少しでも妊娠確率を高めたい。妊活をしていると

高まってくるのが不安とストレス。そして子供がどうしても欲しいという

強い願望や執着心。心が抱えるネガティブと上手とにお付き合いし、

ストレスを軽減し、あなたも子宝に恵まれ、妊娠できたらとても幸せに思えます。

心因性のことが不妊の原因になる事も多々ある中で、

心を変える事で妊娠を引き寄せていく、潜在意識の使い方や、

呼吸法やイメージトレーニングについてご紹介します。

 

引き寄せるための 潜在意識の方程式とは

潜在意識をうまく使って妊娠という夢を叶えたい。ママになりたい。

自分もみんなと同じように子育てをしたい。そう思っているあなたに、

まずは潜在意識をうまく活用していくためには方程式がある事を知っておいて欲しいと思います。

 

私たちの行動や体への反応は全て、脳で受け取った情報をあなたがどう認知して

処理しているのかで全く違ってきます。

そのため、潜在意識は、臨場感を感じてイメージできることが現実であり、重要だと判断しています。

 

イメージ×臨場感=現実 という方程式

 

それによって、その人が意識することが変わり、受け取る情報の処理も変わってきます。

そのため、自分の中の時間軸の意識の仕方も変える事がポイントになります。

普通私たちは、過去→現在→未来という時間の流れを感じますが、

潜在意識をうまく使うときは、未来→現在→過去という時間軸を意識します。

 

未来からイメージして、それを臨場感を持って感じ、それを現実のように感じ

重要だと判断することで、それにそった思考を無意識に考え無意識に行動が変わるという事になります。

心の中で未来と今と過去との距離が近いほどリアリティを感じて夢を叶えるのにかなり重要な

意志力・セルフコントロール能力が高まります。

 

潜在意識を上手につかうための注意点

引き寄せの法則を使えば、簡単にしかもすぐに妊娠できる。イメージするだけで不妊から

解放されるという事は決してありません。

逆に、イメージしたから妊娠するはずというのは、避けたいところです。

潜在意識を上手に使うという事は、

イメージして、自分の潜在意識がもっている自分らしく感じているコンフォートゾーンを

変えていくこと。潜在意識の書き換えという作業をしたら、

それにそった思考をし行動をすることで人は夢を叶えていきます。

妊娠している自分のイメージをし、リアルに臨場感を持ち、それにそった

思考や行動振る舞いを見直していくことで、自分が不妊の妨げになってしまっている

問題行動や悪い習慣を改善していくために用いることが大切なのです。

認知行動療法(ACT)を取り入れていく感じですね。

 

妊娠しやすく子宝引く寄せる潜在意識の使い方

では、実際に妊活にどのように潜在意識を使っていったらいいのか見ていきましょう。

潜在意識の書き換えをしていくステップは次の3つ

 

・すでにママになる夢を叶えている未来のイメージング

・イメージを臨場感を持って感じる

・イメージ通りの思考や振る舞いをする

 

未来のイメージング 妊娠している自分を思い描く

引き寄せの法則のとおり、未来叶えたい夢を既に叶えている自分をイメージ

してみましょう。できるだけ具体的に細かいところまでイメージしていくことや、

場面ごと様々に詳細にイメージすることがポイントになります。

イメージができない事はリアリティをもって感じることができず、

現実化はしません。

妊娠反応が陽性で、受診したら病院で医師から妊娠おめでとうと言われている状況、

お腹が大きくなっていく自分、実際に出産している状況、産んだ後の赤ちゃんを

抱っこしている自分や状況、周囲の人との会話の様子など。

自分の服装や、感覚などを具体的にイメージしましょう。

 

イメージにリアリティーを感じで臨場感を感じる

どれだけイメージしたとしても、いったんはいい気分を感る事でしょう。

でも臨場感が欠けると、ただの思い描いた願望のようになってしまい、

自分には難しい、そう思い描いたとしても生理が来ちゃうのではと

不安になっていたら、妊娠できていない自分のイメージの方にリアリティを感じ

現実化していきません。

リアリティーをより強く感じるイメージの方を確信し現実化させていくため、

妊娠した自分にリアリティーを強く長く感じることがポイントになります。

 

臨場感をもって感じるには情動をうまく活用するとよいでしょう。

嬉しい気持ちや幸せな気持ちを感じてみましょう。

そのためには5感をフル活用して感じていくとよいのです。

視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚 自分のイメージに合う感覚で感じてみましょう。

 

生まれた赤ちゃんの重さ、肌の温かさや柔らかさといった感覚、おっぱいの匂い、

キラキラしたような雰囲気、甘酸っぱいような感じなど自由に自分がおもい描いてみるのも

よいでしょう。そしてそんな赤ちゃんを抱いている自分の心の感覚、

体の開放感や安心感や充足感なども感じていきます。

 

イメージした感覚に見合った思考や振る舞いをする

例えば、出産して楽しそうに幸せに暮らしている自分や、安心して充足感に満たされている

自分を思い描けたら、そんな自分に見合った思考や振る舞いをすることによって

潜在意識と顕在意識の足並みがそろって、

潜在意識には自分のコンフォートゾーンが自分の思い描いたゾーンへとズレていき現実化し

妊娠を引き寄せます。

心因性の不妊という場合は特にこれといった不妊の原因がないのですから

精神的なストレスや不安・焦りなどによっうまくいくものもうまくいかない負のループに

陥ってしまっている可能性が高くなります。

妊娠している自分だったら抱えない不安や焦りや、何だかうまくいかないという不満や

不幸感なども手放した生活が早くに妊娠を引き寄せるように手助けしてくれます。

 

赤ちゃんが欲しい気持ちが高まると不妊ゾーンに

不妊落ち込む女性

赤ちゃんが欲しいという気持ちは、あなたもきっと持っているはず。

それ自体は悪い事ではありません。でも、妊娠することにこだわり過ぎたり、

欲しい欲しいと執着してしまうと、

思い描くイメージが妊娠していない自分。不妊のままの未来の自分をイメージしそこに

リアリティを感じるようになってしまいます。

子どもができない自分。頑張っているのにダメな自分。自分だけが取り残されていく

そんな「妊娠したい」「子供が欲しい」は、不妊の自分をイメージしてしまうのです。

まだ自分は欲しいものを受け取っていないという思考になってしまい、それに見合う

思考や振る舞いを無意識にしてしまうものです。

だからこそ、こういった欲し欲しい!という強い執着は手放していくことも必要です。

 

潜在意識の書き換えに 妊娠アファメーションを

アファメーションとは、潜在意識への語り掛けであり、自分自身の

無意識に新しい自己イメージを書き換えていく際に活用するととても有効になります。

肯定的な言葉であり、現在進行形で用いるというルールがあります。

 

私は赤ちゃんを授かって幸せで温かい気持ちで満たされている

 

といった言葉を語りかけていきます。

ネガティブな物事のとらえ方をしてしまう場合は肯定的な言葉を日頃から

意識してつかっていくことも自分にとっては大切です。

日ごろ使う思考や言葉にも全て暗示性があり、潜在意識との働きかけの影響を受けているものです。

私はみんなと違う。頑張ってもダメだと思っている人は、

生理がくるたびに、あの人は妊娠したのにどうして私はダメなんだろうという事を考え

子どもができなかったらという未来を想像し恐怖心すら感じてしまいます。

自分の心の中でポジティブな言葉が使われ、思考、そして振る舞いから行動を変えて

いきましょう。そのためにアファメーションを役立てるのも効果的です。

リラクゼーション後に催眠誘導によって他者から暗示をいれていってもらう

催眠療法でも妊娠率や着床率が高まっているという研究もあります。

 

妊娠を引き寄せていくには、リラックスが大切

ハートの雲

ストレスを抱えている人ほど、妊娠確率は低くなります。

実際にリラクゼーションやメンタルケアを受けている人ほど体外受精などでも

妊娠確率が高まったという研究結果もあります。

精神的に落ち着いてリラックスすることがとても大切になります。

不妊ストレスは、心が些細な事でも傷つきやすくなって、より不安に、より焦りやすく

なっていきます。

本当に妊娠できるのか、いつまでこの生活をしなくてはいけないのか先が見えない

不安な未来を描いてしまうと潜在意識はうまく使う事はできませんね。

つい頑張ってしまうのが妊活です。積極的にリラックスして、体もこころも休ませて

あげるようにしてあげましょう。

 

妊娠を引き寄せていくためには、自分を大切に扱う

自分への肯定感情が低い、自信がない、自分を大切に思えない、自分さえ我慢すれば

そう思って自分自身に愛情を向けられずにいると、心はとても疲れてしまいます。

自己肯定感が高く、自分自身を大切に扱える人ほど、自分に無理をしない、

自己犠牲にしない、自分のしたいことに前向きに挑戦出来て楽しんでしまう人生を選択しているため

ストレスがすくないのです。

そして、子宮など産婦人科の病気も不思議と少ないといわれています。

自尊感情を高め、自己イメージをよく、

自分を大切に、自分を信頼してポジティブな日々を送りましょう

女性としてダメなのではとか人間として価値がないとまで思い詰めてしまう事もあります。

赤ちゃんは宝物。そんな赤ちゃんを産み育てることができる可能性を秘めた女性も同じように

宝なのです。自分の事を自分で傷つけるような言葉を使ってダメだしするのは

辞めて、肯定的な言葉がけで包んであげたいですね。

 

私だけが取り残されるという孤独感を解放

周囲と比較することによって優越感を得たり劣等感を感じやすいものです。

みんなは妊娠していったのに自分だけが取り残されていると思う孤独感はとても

強いストレスになって、自己イメージを悪いものにしてしまいます。

私だけ妊娠できないのかもしれないという不安が襲ってくる。

特に妊活期間が長期化しその間に、自分より後に結婚した人が妊娠をしていく、

年齢的な確率のことなど、時間の経過がますます妊娠しにくくなっていることを医師から

話されたり、卵子の老化の性だという事を聞くたび自分だけが取り残されるという

不安はつのってしまいます。妊娠できないかもしれないという焦りは大きくなる一方です。

一人で考えすぎてネガティブになり、気持ちも沈む一方です。

独りぼっち。自分だけが妊娠しないという孤独感から解放されていきましょう。

不安が襲ってくるときは瞑想や認知行動療法など心の中に切り替える力を養っておくとよいものです。

妊娠できないという思い込みにや落ち込みと孤独感からは、とてもつっらものですよね。

 

周囲の妊娠報告から受けるショックを緩和

妊娠は喜ばしいことなのに素直に喜んであげられない自分が嫌だと感じて自己嫌悪に

陥ってしまう事もあります。

あなたは、喜べない自分は心が狭いとか、羨んだり妬んだりする自分に肯定的な気持ちになれないため、

自分に対してもネガティブ感情を抱いてしまい落ち込むことはありませんか?

自分自身の心の問題で、不安や焦りが強くなってくるほど冷静さを

欠いていってしまいます。妊娠さえすればこんな気持ちから解放されるのに、

赤ちゃんさえ授かったら…と思っているかもしれませんね。

羨ましいと思う気持ち事体は悪いものではありません。

自分の夢をかなえたり、自己成長できるようになる起爆剤にもなります。

だからこそ、妊娠報告を受けた時の対応については予め用意しておいて

ショックを緩和できるようにしておきましょう。

やはり、人の幸せは願ってあげられた方が気持ちよいものです。

また、そうできなくても、そんな自分もそのまま受け入れてあげましょう。

誰だって苦しい時には、そんなに理想通りににふるまえないものですしね。

 

着床率を高める呼吸法とイメージトレーニング

深呼吸する女性

潜在意識への働きかけは、無意識にも意識してもできる呼吸がカギを握ります。

深呼吸をしているだけでカラダも心もリラックスして緊張をといたいい状態になっていきます。

妊娠には緊張した後のこういったリラックスした状態が必要です。

緊張続き、ストレス続きでは血流が妨げられてしまうもの。

心地よい、深呼吸の仕方をまずはマスターしておきましょう。

 

呼吸の基本は、 吸う息:吐く息=1:2 の割合で、吐く息を長くすること

そして、息を吐きながら力を抜いていくことです。

 

リラックスした状態であれば、イメージした内容にリアリティ臨場感を感じやすくなります。

深呼吸してリラックスしてから、子宮の中に輝く命が宿るのをイメージしてみましょう。

細胞同士の出会い受精や、受精卵が着床し光輝きキラキラしているのをイメージし

その赤ちゃんが成長していくのを想像し喜びを感じてみましょう。

 

ストレスケアが妊娠確率を高める

東海大学病院で、6ヶ月以上不妊治療を受けている女性74人を対象にした

グループでの心理療法やイメージ療法が妊娠率を3倍ほどに伸ばしているという結果があります。

この研究では平均年齢は34歳となっています。

不妊治療をはじめてからの期間は平均で約6年とのこと。

他にもある瞑想やイメージ療法や認知行動療法と合わせたメンタル的な

サポートでも似たような妊娠確率を高める効果が出ているため、

こういったサポートの有効性がうかがえますね。

 

日常的に感じるストレス、慢性的なストレスが不妊リスクを高めることも研究などで

分かってきているため、焦りを落ち着けて、メンタルケアを行う事で

妊娠しやすい心身ともに健康的ないい状態を作っていくことを最優先にしていきましょう。

焦りたくないのに焦ってしまう、心のケアが妊娠しやすさにつながるという事を知り、

自分が今できるセルフケアに取り組むこと、また必要に合わせてカウンセリングなどを

効果的に活用していくことも大切と言えるでしょう。

 

グループ療法として有効なのが妊活セミナー 詳しくは⇒こちら

 

参考文献

・Stress Reduces Conception Probabilities across the Fertile Window: Evidence in Support of RelaxationArticleinFertility and sterility 95(7):2184-9 · June 2011 with 127 Reads

・Preconception Perceived Stress Is Associated with Reproductive Hormone Levels and Longer Time to Pregnancy ArticleinEpidemiology (Cambridge, Mass.) 30 Suppl 2:S76-S84 · November 2019 with 23 Reads

・Human Chorionic Gonadotropin Protects Vascular Endothelial Cells from Oxidative Stress by Apoptosis Inhibition, Cell Survival Signalling Activation and Mitochondrial Function Protection

 2016 Jun;33(6):689-701. doi: 10.1007/s10815-016-0690-8. Epub 2016 Mar 16.The effects of psychosocial interventions on the mental health, pregnancy rates, and marital function of infertile couples undergoing in vitro fertilization: a systematic review.

 2014 Jul-Aug;20(4):594-613. doi: 10.1093/humupd/dmu010. Epub 2014 Mar 27.A systematic review of psychosocial factors associated with emotional adjustment in in vitro fertilization patients.

 2016 Jun;33(6):689-701. doi: 10.1007/s10815-016-0690-8. Epub 2016 Mar 16.The effects of psychosocial interventions on the mental health, pregnancy rates, and marital function of infertile couples undergoing in vitro fertilization: a systematic review.

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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