自然妊娠できる体つくりに亜鉛栄養素の摂取 |

自然妊娠できる体つくりに亜鉛栄養素の摂取

妊活女性食事

妊娠しやすい体つくりに必要な亜鉛。セックスミネラルとも言われるほど、

生殖機能を高めるために働いてくれる効果がある栄養素です。

不妊症を改善していくのに必要な亜鉛の働きと多く含まれる食べ物などについて

ご紹介していきます。

 

自然妊娠に必要な栄養素 亜鉛

亜鉛は、性別を問わず男性でも、女性でも、

生殖機能の発育・維持などに効果があるミネラル成分となります。

そのため、セックスミネラルなどと表現されていて、精力剤によく含まれています。

精力以外にも、「たんぱく質の合成」や「免疫力向上」など基本的な働きがあり、

身体の様々な機能を正常に維持してくれる働きがあります。

タンパク質から女性ホルモンの素が作られ、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。

免疫力は、ただ、ばい菌と戦うだけではなく、細胞の活性化に大きくかかわり、

細胞の質を高める、生殖器官の機能を高めるという点で役立ちます。

子供が欲しい方にとっては、積極的にとって欲しい栄養素となるわけですね。

 

女性ホルモンと亜鉛

エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌を高めるのに、

亜鉛が関係しています。脳の下垂体で作られる卵胞刺激ホルモン(FSH)や

黄体形成ホルモン(LH)の働きによってエストロゲンやプロゲステロンが分泌されるようになりますが、

亜鉛が不足すると、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌が低下してしまいます。

その結果、女性ホルモンのバランスが崩れ、低温期が長くなる、排卵障害、

子宮内膜が厚くなりにくいといったことがおこり始めます。

女性ホルモンの分泌は妊娠には不可欠ですね。

 

卵子細胞の活性化と亜鉛

妊娠しやすさには卵子の質の良さが必要ですが、その質を決める部分が酸化しているのかどうか

になります。老化は酸化し劣化していくことをしめします。そのため、抗酸化作用によって

細胞を活性化させてあげることが必要になります。亜鉛は、細胞の活性化に役立つ栄養素で、

抗酸化作用のある物質を作り出す素にもなります。

 

受精卵の分割と亜鉛

亜鉛は、細胞の活性化や細胞分裂の活性化にも関わる栄養です。受精卵は受精後から分裂を繰り替えし

成長していきます。亜鉛が不足した状態では受精卵の分割もスムーズには進みにくくなります。

その結果着床しにくいという事にもつながっていきます。

 

妊娠の維持と亜鉛

細胞分裂や性ホルモンの分泌に関わる栄養素であるだけに不足してしまうと、

受精、着床、そしてどの後の妊娠の維持が難しくなっていってしまいます。

亜鉛はタンパク質の合成にはじまり、DNAの複製といった部分にも関わるため、

身体を形作る重要な仕組みに関わっているため、亜鉛が不足することにより、

妊娠中の場合は胎児の発育にも影響がでてきてしまいます。

 

亜鉛不足で不妊?

亜鉛の摂取不足が示唆されています。全世界の20.5%は亜鉛欠乏症であり、

特に東南アジアでは33.1%と高く日本人摂取不足の傾向があるといえます。

亜鉛が含まれている食べ物はたくさんあり、誰でも摂取可能ですが、

食事の栄養バランスが偏っている場合は不足している状況に陥っているかもしれません。

 

亜鉛の摂取目安量

亜鉛の1日必要摂取量は 成人男性では11mg、成人女性では8mgが目安になります。

妊娠中や授乳中はもう2mgほど追加した11mg~12mgが理想です。

食事から亜鉛は栄養の摂取をしていくのですが、

野菜中心の食事ばかり、外食やコンビニでの食事が多い、

朝は簡単にパンやシリアルといった食事では栄養不足になりやすくなります。

亜鉛は卵や大豆製品をはじめ肉類などタンパク質に多く含まれます。

食事のスタイルとして、おかずとごはんと汁物など定食スタイルの食事だと

亜鉛不足を防ぎやすくなります。

 

亜鉛を多く含む食材

卵の卵黄にこの亜鉛が多く含まれていますし、大豆を使っている納豆にも含まれています。

牛肉にも実はこの亜鉛が含まれています。

もも肉に亜鉛が含まれていますので、

もも肉を基本として食べるようにしているとより多く摂取できます。

特に、亜鉛が豊富に含まれている食べ物といえば「生牡蠣」です。

 

食品名 100g中含有量 食品名 100mg中含有量
牡蠣 13.2mg 牛ひき肉 5.2mg
にぼし 7.2mg きな粉 4.1mg
するめ 5.4mg 豚肝臓 6.9mg
干しエビ 3.9mg プロセスチーズ 3.2mg
たらこ 3.1mg 卵(全卵) 1.3mg

 

亜鉛の吸収をよくするために

亜鉛の吸収は小腸や十二指腸で行われます。摂取量と収集率は割合によって変化します。

亜鉛の吸収をよくするためにはビタミンCや牛乳に含まれる乳糖と一緒に摂取すると

吸収がよくなります。インスタント食品には亜鉛の吸収を妨げるフィチン酸やポリリン酸が

含まれているため摂取は控えるようにしましょう。

また、過度のアルコール摂取も亜鉛の吸収の妨げになりますので、

ほどほどを心がけるとよいでしょう。

 

亜鉛の取りすぎは

妊娠体質へと導く亜鉛ですが、逆に摂り過ぎてしまった場合は

副作用を引き起こす可能性があることも知っておいてください。

1日2日といった短期間での過剰摂取よりも、

長期間の過剰摂取によってその危険性が高まります。

嘔吐、下痢、頭痛、発熱、神経障害、肝臓障害、貧血などの副作用もありますので、

普通の食事ではとりすぎる事はありませんが、

サプリなどで補う場合、特に外国製のモノでは注意が必要な場合もありますので、

成分表をよく見て購入するようにしましょう。

 

まとめ

性ホルモンをはじめ、妊娠しやすい活性化された細胞や生殖器官を維持していくには

亜鉛を必要摂取量を食事から補えるようにしてあげることが

不妊症改善には必要ですね。毎日摂取する食事の中にある程度バランスよく

動物性のタンパク質が入り込むよう定食スタイルを心がけ、

栄養面だけからだけでもなく、睡眠・運動・ストレスケアなどもバランスよく

取り組むことで妊娠しやすい体つくりができそうですね。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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