働きながらの妊活 栄養不足で卵子は老化してしまう |

働きながらの妊活 栄養不足で卵子は老化してしまう

現代では共働きスタイルが増えています。でも家事は女性の役割という

傾向も強いため食事の準備は女性になっている事も多いかもしれません。

働く女性は朝食欠損率が高く、朝ご飯を抜いてしまったり簡単に済ませるといった傾向も

あるでしょう。しかし、それが栄養不足を招き、卵子をはじめ細胞を劣化老化

させてしまうというのです。そのため朝食を抜けば死亡率までも高まります。

私たちの体は劣化していくほど病気にかかりやすく、死亡率も高まりますが、

その前段階として生殖能力が低下します。

 

働く女性は栄養不足で朝食抜きがち

20代だからといって妊娠への影響が出ないわけではありません。

『Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査』三菱地所株式会社・一般社団法人ラブテリにて

20代30代の働く女性の健康について調査したものでは、

20〜30代の女性就業者約1,000名に食生活調査を実施しています。

20〜30代女性の1日に必要なエネルギー摂取量(身体活動レベルⅡの場合)が1,800〜2,000kcalとされていますが、

調査の結果、平均1,500kcal未満という結果となっており、栄養不足が指摘されています。

 

また、そのエネルギー不足の原因が、朝食を抜いているためと指摘されています。

朝食欠損率は全国では19.5%と言われていますが、この調査結果では

全国平均を上回り、36%だったようです。

働くほど、食事を抜く傾向があるのとともに、アルコールや揚げ物の摂取量が増加傾向に

あります。

 

働きながら妊活している女性は栄養不足かもしれない

忙しく働いている、フルタイムで働いている、遅くまで働いているという場合は

特に気をつけた方がよいかもしれません。働く女性ほど、

栄養不足になっていってしまいがちなのでしょう。

食事をバランスよく食べるために作ろうとするよりは、

外食で済ませたり、手軽に食べられるように簡略化もすることも増えるでしょう。

疲れているのに、仕事もして家事もこなしてというのは負担になりやすいかもしれません。

 

でも、そうした食生活が、結局は栄養バランスを欠き老化が進みやすくなってしまい

妊娠したいと思いながら、子どもができにくくなっていってしまうため

働くこと、そして食から健康を守っていくという事のバランスもとりながら

日々生活していくことが大切になっていきます。

 

妊娠に必要なたんぱく質は1食抜くと不足

女性悩む

妊娠しやすさに欠かせないのが、性ホルモンの素ともなるコレステロールであり、

主に肉や魚といったタンパク質になどに含まれます。

そのたんぱく質の摂取量が減ってくるほど不妊リスクは高まります。

そのため、3度の食事でバランスよく栄養を摂取していく必要があります。

1食抜いてしまっても不足しやすくなってしまうという事ですね。

 

大塚製薬とともに活性酸素の体内濃度を調査したところ、50代より20代のほうが高かったんですね。

活性酸素は、言わずと知れた生活習慣病や老化の一因。

本来なら加齢とともに体内の活性酸素濃度は上がるのですが、食生活が偏っている20代は、

ポリフェノールやアントシアニンなど緑黄色野菜に多く含まれている抗酸化物質の摂取量が少ない。

だから、50代より数値が高くなるわけです。

この状態が続くと、活性酸素の攻撃を受けて筋肉が炎症により分解されてしまいます

引用 働く女性の栄養が危ない

 

抗酸化作用の栄養不足で卵子は劣化しやすい

活性酸素は細胞を劣化させたり、DNAにダメージを与える物質として有名です。

この活性酸素をできるだけ除去することがいい状態で生殖能力を保つために

必要になっていきますが、

その抗酸化作用をもつ栄養をバランスよく摂取できていないと、

20代であっても、50代よりもその活性酸素の濃度は高まってしまい、

体はどんどんさびついていってしまいまい不妊リスクは高まります。

血や筋肉の主原料であるたんぱく質や緑黄色野菜だけでなく、

すべての栄養素をバランスよくとっている人は総合筋肉量が多く、そして死亡率が低いという

エビデンスが出ているため、バランスのよい食事に勝る食での妊活はありません。

 

まとめ

バランスよく栄養をとれるように食事を考え、つくり、楽しい食卓を夫婦で囲み

過ごす生活が妊娠しやすさに直結していきます。

卵子も精子も劣化させない、質の高さが妊娠率に関係してきます。

でも、その細胞の質を決めているのは、日々の生活習慣そのものでもあります。

 

共働きの場合は、夫婦で協力し合う姿勢も大切でしょう。

時々一緒に夫婦で台所に立ちお料理をするのもよいでしょうし、

旦那さんに作ってもらうのもよいでしょう。

家事の負担に対する不満をぶつけるよりは、お互い協力し歩み寄りながら、

支えあう妊活をしていかれることがベストです。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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