射精にまつわる男性の悩み 自信のなさが性行為にも影響

射精にまつわる男性の悩み 自信のなさが性行為にも影響!

男性不妊の原因ともなる勃起障害や射精障害は、男性が抱える性にまつわる闇の部分を

反映してもいます。特に性器にまつわる事、性にまつわる事を

男性が同性の友達と相談しにくく、人に聞けないことで

自身をなくしてしまっていることによって女性とのセックスにも自信が持てないという部分もあります。

男性が抱える悩みの部分や、知らないうちに間違っていることで、

射精できなくなってしまうという事もあります。

男性が抱える射精にまつわる、深い闇になっている部分についてみていってみましょう。

 

男性が抱える性器へのコンプレックス

男性は特に比較して競争し合う生き物。自分の性器を他の人と比べてみるという事も

トイレやお風呂などでついしてしまっているかもしれません。

女性の性器も個人差があるのですが、男性だって個人差があります。

人の身長や体型、顔立ちが違うように、性器にも個人差があります。

でも、男性の性器には大きい方がいいとか、太い方がいいとか、長い方がいいとか

射精や妊娠しやすさには直接関係はしませんが、意外にもコンプレックスを抱えやすいのが

男性と言えるでしょう。

特に、包茎などは、男性が抱えるコンプレックスの中でも大きいかもしれません。

治療の必要性はなくても、包茎だという事で男性としての自信が持てない

そう思ってしまっている男性も少なくないかもしれません。

ただ、コンプレックスや自信のなさがあることが異性との恋愛やセックスなどに

消極的になってしまうという影響は否めないでしょう。

 

頭の中は性にまつわる事でいっぱい でも人に相談できない

思春期以降、10代後半から20代の男性の性欲が高まり、異性への興味が募り

恋愛を経験したり女性と性行為を体験することへの関心が強まります。

そうして、頭の中はエッチなことや妄想でいっぱいになるといわれています。

1日の内でも異性の事や性の事を連想することも多いとされていますが、

実際にどう女性と付き合っていったらよいのか、

ましてセックスの仕方について友達同士相談し合うという事が少ない男性にとっては

勝手にできるようになるものでもないのかもしれません。

射精の仕方がわからないという男性も存在し、

子どもが欲しいのに、射精ができないという悩みを抱える方もいます。

友達どうしで相談しやすい人は悩みにくく、誰にも相談できずに困ったままになってしまうことが

不妊にも影響してきてしまうのです。

 

性教育の影響が射精に影響

性教育で教わる部分が、セックス=妊娠 どちらかというと

避妊をするようにという事の方が伝わりやすいでしょうし、

性にまつわる事を話すことはタブー視されていて

エッチは、いけない事というイメージを持ちやすい点もあるでしょう。

性について、触れてはいけないみたいな雰囲気が、

性にまつわる不安や間違った状態であっても直すことができない闇へとつながりやすい点もあります。

セックスに対して好印象でないという男性もいます。

不妊で悩んでいる女性もセックスに対していいイメージがないという女性も多いです。

その背景をたどってみると、性教育の部分や、親が不倫や浮気をしていたのを知って、

セックスそのものいいイメージがどうしても持てないという方もいました。

子どもが欲しい妊活中のご夫婦が、性にまつわる過去に

悪いイメージを持っていたり、オープンにできないことが

セックスを楽しめない、開放的になれない、お互いポジティブなセックスができない事にも

繋がりそれが射精にまつわるトラブルを生み出していたりもします。

 

間違ったマスターベーションで射精障害に

また、性については人に聞きにくい部分もあたり、さらけ出しにくい部分も当然あります。

なので、知られていないようないけど問題になりうることは

沢山起きています。男性の射精についていえば、男性のマスターベーションのやり方に

よっても女性の膣内で射精できないという問題にもつながります。

マスターベーションの時に強いグリップで射精をしていると

女性の膣内の圧力では射精できなくなってしまいます。

またこすりつけたり、何かで挟むようなマスターベーションを行っている場合も

強い刺激によって射精しているため女性に射精ができなくなってしまいやすくなります。

 

男性が悩む射精については経験値がものをいう

男性が色々ともんもんと抱える射精についての問題、

出したいのに出せない。いったいどうやって体を動かしたらいいのか。

どんな体勢ならいいのか。どれくらいの期間していたらいいのか。

どうやったら射精のタイミングを調整できるのか。

そういった部分って、経験がものを言うと言えるでしょう。

きっとどんな男性でも戸惑いながら初めはすすめているはずです。

でも、モテる男性、性欲が高く女性を口説き経験を積んでいる男性ほど

射精をうまくコントロールできるようになっていて、女性とのセックスでも

ゆとりをもって関われているといえます。

不妊のカウンセリングで相談を受けていると、夫は女性経験は少ない方だと思いますとか、

始めてお付き合いしたのが私です、たぶん今まであまり女性とうまくかかわってきていないと

思いますという事を聞きます。経験値不足が射精のトラブルにつながって、

不妊へと影響が広がっている部分もあります。

 

まとめ

今回は男性の射精についての闇の部分をお伝えしましたが、

女性は女性で性の闇を抱え、2人のセックスがうまくいっていないという闇の部分もあります。

不妊には男性の性をめぐって複雑な問題がたくさんあります。

男性が自信を持てずに女性とうまくかかわってこれなかったことが

恋愛経験や女性経験の不足から射精がうまくいかない悩みへと発展し

ゆとりをもったセックスができずに射精にトラブルが付きまといやすくなっている部分もあります。

経験不足からくるものであれば、お互いにオープンに性について理解し合い

スキンシップをとっていくことから始めましょう。

過度な羞恥心などがありセックスができなくなっている場合も,まずはほぐすことからですね。

 

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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