不妊治療で妊娠しない やめて諦めた後の妊活  |

不妊治療で妊娠しない やめて諦めた後の妊活 

不妊治療では、治療自体のストレスはあるものの、

比較的女性は、治療に適応して順応もしていくみたい。

ただ、期待と不安とで出る結果、妊娠できたかどうかという

成果によってネガティブな感情が大きく動き、

苦しい体験として積みあがってしまいます。

不妊治療で妊娠できるばかりではありません。そして治療で成果が

でない事、子どもがいないという状況において心のケアはとても

重要になっています。(1

 

治療でうまくいかない 失敗体験がつらい

不妊治療をしても妊娠できなかったという事、何度も

失敗体験を繰り返したという事が、妊活中の女性の感情的な

問題にもなっています。不妊治療を開始した際は、こんなにも

苦しい気持ちになるなんて思いもしていなかったという事です。(2

体外受精で妊娠しないこと、子供がいない状態がありながら

治療をやめて適応していく過程で、積極的に治療をすることより、

自分が生きること、また人生の子供だけでなく人生の目標調整をしながら

自然妊娠で授かるスタイルに切り替えていく必要性があります。(3

不妊治療によって不妊を解決することが難しい場合は、

治療で授かる事、積極的に治療を頑張り続けるという点は

調整していく必要があります。それでも治療だけが全てでもありません。

確かに妊娠しにくさもありますが、治療で妊娠しなくても

授かるケースはもちろんあります。

 

不妊治療で妊娠しない その後つらくなる

12か月の不妊治療でその後妊娠しなかった人の共通点として、

12250のフォローアップで不妊治療を開始する2250人を含む

前向きの縦断的コホート研究では、(4

パートナーとのコミュニケーションの難しさが、より子供ができない

問題においてストレスを感じるのを予測できるとしています。

積極的回避の対処、例えば、妊婦さんや子供がいる人との

付き合いを避けたり、つらさを紛らわせるかのように仕事に打ち込むのは、

治療で授からなかった後のストレスの重要な予測因子でした。

子どもがいなくてつらくて、妊婦さんや家族ぐるみの交流も

避けたくなってしまいますが、男性は社会的なサポートをもとめ受け入れ、

感情を表出できるようになれたり、女性は結婚や今の自分の置かれている

状況に意味を見出していくことでストレスは緩和していっています。

 

不妊治療では意思決定が心に影響する

不妊治療ではとにかく、自分達で人生における重要な事を

全部決定していかなくてはならない局面に何度もぶつかりますよね。

そのたびに、良い結果が出れば問題はないですが、

どうしても結果が出ない場合は、選択が正しかったのかどうか

悩むものです。特に体外受精などの失敗は、一般的だとは

いわれていますが、体外受精では期待値が高い治療であるし、

失敗は望まれていないからこそ大きく落ち込んでもしまいますよね。

治療を受ける側、体外をしようと決めた夫婦にとっては

うまくいく可能性に期待が大きい分、失敗を受け入れていくことが

とても難しいです。その受け入れに対してはここの違いがありますが、

認知の部分でバイアスがかかりすぎると、後悔の気持ちが強く出過ぎたり

ストレスが強くもなりすぎてしまいます。(5

 

不妊治療をやめて諦めた後の妊活

不妊治療は経済的にも、精神的にもつらく、治療を途中で

やめていく方もいますし、かといって何度も回数を重ねてばかりいても

結果が出るという訳でもありません。(6)

特に40代以降は体外受精であっても不妊治療と自然妊娠でも

妊娠率はそう変わりはしないくらいになります。(7

また原因不明不妊では、治療をしてもしなくても

妊娠率に変わりがなかったという研究もあります。

治療だけが妊活でもありません。確かに、期待値は高いですが、

妊娠しやすくするためにできる事は治療だけでもないのです。(8

不妊治療後は絶対に子供がいないという人生だけでもありません。

また、必ず授かるということだけでもないので色々を受け入れながら

自分の人生が満足いうように、ポジティブにいくことも大切です。

 

不妊治療やめてからの妊活は 受け入れマインドで

不妊治療を受けたけれど妊娠できなかったという体験は、

ものすごいストレスになるし、落ち込みます。

絶望や落胆ははかりしれません。1割くらいの人は、その後の

人生においてもかなり問題になるほどネガティブになってしまう

ともいわれています。妊娠しやすさには不妊治療中からも

心のケアが重要視されています。(9)そのため、不妊治療で

妊娠できない自分はダメだと責めたり悲観してばかりでも

着床環境が整わなくなってしまいます。不妊治療後の妊活でも

受け入れる姿勢、マインドが大切です。現実逃避したり、回避ばかり

でもよりストレスにうまく対処できず妊娠率は下がってしまいます。(10

 

不妊治療でセックスレス化したのを改善

不妊で悩んだり、不妊治療を開始すると、ストレスから性欲もへり

また性生活そのものが、行為のようになってしまいロマンスを

失ってしまう傾向があります。そのため、

不妊治療中にセックスレスになってしまっているご夫婦

おおいかもしれません。日本では、かなりセックスレスが

顕著です。行為になってしまっていた部分にロマンスを取り戻し

また自然に妊娠できるように取り組むことも治療後の妊活では

重要です。

 

不妊治療をマックス頑張っても妊娠するのは6割

不妊治療を目一っぱい頑張って、途中で離脱せず、

取り組んだとしても、それでも妊娠・出産できる人は6割と

いわれています。それ以外では4割近くの人が不妊治療でも

妊娠できずに悩みます。その後女性はかなり苦しみます(11

不妊治療でダメなら子供がいない人生というのを考える人もいるでしょう。

養子縁組も一つかもしれません。でも、自然な形で

ちょっとリラックスしながら自然妊娠を望むスタイルに戻し

妊娠するケースもあります。不妊治療をやめて治療で

授かるという選択肢を変えてみるのも妊活です。

その時に、妊娠しやすい状態、また流産しにくい状態に

ケアしておいてあげる事はとても大切な妊活準備です。

 

治療で妊娠せず、40代でも妊娠していった事例⇒こちら

 

参考文献

(1) 2007 Jan-Feb;13(1):27-36. Epub 2006 Aug 29.Women’s emotional adjustment to IVF: a systematic review of 25 years of research.

(2)Annette L. Stanton, Howard Tennen, Glenn Affleck, and Richard Mendola (1992). Coping and Adjustment to Infertility. Journal of Social and Clinical Psychology: Vol. 11, No. 1, pp. 1-13.

(3) 1995 Apr;63(4):801-7.Reactions to infertility based on extent of treatment failure.
(4) 2005 Nov;20(11):3248-56. Epub 2005 Jul 8.Communication and coping as predictors of fertility problem stress: cohort study of 816 participants who did not achieve a delivery after 12 months of fertility treatment.
(5) 2016 Dec;31(12):2772-2780. Epub 2016 Sep 22.A longitudinal study investigating the role of decisional conflicts and regret and short-term psychological adjustment after IVF treatment failure.
(6)Live-Birth Rate Associated With Repeat In Vitro Fertilization Treatment Cycles
ArticleinJAMA The Journal of the American Medical Association 314(24):2654-2662 · December 2015 with 40 Reads
(7) 2018 Nov;37(5):555-563. doi: 10.1016/j.rbmo.2018.08.024. Epub 2018 Oct 6.Cost-effectiveness modelling of IVF in couples with unexplained infertility.
(8). 2018; 16: 113.Published online 2018 Dec 2. doi: 10.1186/s12958-018-0434-y
(9). 2017 Jul; 15(7): 391–402. Effectiveness of infertility counseling on pregnancy rate in infertile patients undergoing assisted reproductive technologies: A systematic review and meta-analysis
(10) 2009 Jul;24(7):1656-64. doi: 10.1093/humrep/dep061. Epub 2009 Mar 15.The longitudinal impact of partner coping in couples following 5 years of unsuccessful fertility treatments.
(11) 2010 Jun;31(2):101-10. doi: 10.3109/0167482X.2010.481337.Investigating quality of life and health-related quality of life in infertility: a systematic review.

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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