妊娠しやすい心とコミュニケーション 共感力の鍛え方
幸せだと、人の願いのほとんどは手に入るといわれています。
恋愛、結婚、健康、妊活、において幸せを感じながら人と良好なコミュニケーションを
とって生きる力こそ、妊活女性には必要なはず。
そんな良好なコミュニケーション能力と幸せな心を作るために鍛えておきたいのは、
自己共感力、自分を労わる事で自分を大切にする力です。
妊娠しやすい心つくりに必要な能力 自己共感力とは
人間関係がうまくいかないときほど、人は物事がうまく進まないのを感じ
ストレスも感じますし、自信も無くしやすくなります。
でも、自らこいういっ物事がうまくいかないように働きかけてしまう残念な女性も
少なくはありません。
自分だけが頑張っているのに、どうして妊娠しないの?
自分はこんなに人のためにも職場でも頑張っているのに、他の人の方が
妊娠していく。
私だけ頑張っていて、夫は協力してくれない。だからイライラする。
そんな場合はだいたいが自己犠牲感が高まって、自分を犠牲にして他者のために
何かのために頑張ってしまっていて、自分への共感が減ってしまっているのです。
良好なコミュニケーションには共感力が欠かせませんが、
これは他者だけでなく、自分自身への共感力を高めて自分を大切にする心をもとに
自分も大切にしていくと幸福感も高まり、他者への共感力がより高まり
いい人間関係や夫婦関係を築いていかれます。
コミュニケーションの基本 共感力とは
私たちは、認めて欲しい、わかって欲しい、理解してほしいという承認欲求や親和欲求を
もっています。その部分が満たされるととても安心でき人を信頼し、
幸せな気持ちや愛着を形作っていかれるようになります。
女性は、とくに自分のことをわかってくれる共感力を求めます。
うまくいっている感覚が持てない、ストレスを感じるといった場合
ほとんどが人間関係が気かっけでストレスを感じます。
妊活がうまくいかなくても、人間関係で充足感が得られると不思議と困難にも立ち向かえますし
共感し合う人間関係があると不安や焦りを手放しポジティブに過ごせます。
分かってもらえると愛されているってかんじますよね。
夫から協力を得られる、支えられていると思うほど、困難に立ち向かえるという気持ちが高まったり、
困難をあまり苦痛に感じにくいといった研究もあります。
夫からの共感力を得るには、まずは自分自身の共感力自己共感力を高めていきたいところ。
心理学 共感についての定義
共感力というと、わかってもらえた。認めてもらえた。といった心に充足感や
幸福感が広がるものですよね。心理学ではこんな風に定義されています。
心理学者トラベルビーは以下のように定義
トラルビー(J.Tralbee)の著書「人間対人間の看護」によると、共感には5つの段階に分けられるとされています。
1.初期の出会いの位相
「第一印象」や「雰囲気」を感じ取り人と関わるきっかけに。
2.同一性の出現の位相
相手のアイデンティティを認める始めるというステップ。相手を一人の存在として認める段階。
3.共感の位相
共感はそれぞれの独自の存在として距離を保った上で、お互いを理解しあっているような感覚になります。相
4.同感の位相
同感とは、相手の感情に心を動かされ参加し、自分のことのように相手の気持ちを感じるという過程。
感情移入し合っている段階。
5.ラポートの位相
お互いにとってとって大切で意味深いものだと感じている状態です。
こういったステップの過程を踏んで共感していきながら、お互いを大切に思いあえる
人間関係を築けるものになりますね。
共感力を高めると妊活がスムーズにいいことだらけ!
人は自分を認められ共感してもらえるととても愛されているとともに
安心し信頼関係を築き、精神的にも健康になります。そしてそれと同時に
リラックスして自律神経も整ってくるため、妊娠しやすく血行も改善するため
女性ホルモンのバランスも整いやすくなります。
ストレスは不妊の方にとっては大敵!
またポジティブに妊活に取り組めることで、生理がくるたびのリセットに
落ち込んだり焦ったりしなくて済む分やはり良い結果を得やすくなりますよね。
共感しあって幸福に人と生活できれば、多くの悩みは悩みでなくなってしまいます。
夫に支えられ、女性として大切にされていたら性生活だって充実してくるもの。
ポジティブに笑顔で過ごせていたら良いスパイラルになりますね。
ポジティブ心理学、幸福についての研究によると幸せかどうかを判断していく場合は
環境こそが大切と言われています。実際幸せな人ほど成功や欲しいものを手に入れていく。
良い人間関係こそが良い環境と言えるのです。そのためには共感力こそ欠かせない
能力でしょう。
妊娠しやすいコミュニケーション 共感力を高めるには?
自分のことをわかってくれていると思うと安心と信頼が芽生え愛情が高まります。
イライラしたり不満を感じあっていると、
お互い不安で不信感も感じるようになってしまいますよね。
そうして私のこと、わかってくれないの?何で私だけが・・・そう思っていると
良好なコミュニケーションはとりにくくなってしまいます。
共感力が低いという場合は、原因があるものですが、
人間の感情は物事の考え方・捉え方が影響し情動がともないます。
そのため、相手の事を理解しようと思っても物事のとらえ方が違い、なかなか共感できないという
場合は、視野が狭まり偏ったものの見方や捉え方になってしまっている可能性が高いです。
人の気持ちに寄り添おうとしたときは、「感情だけを共感する」ということは非常に難しく、
その人の考え方も含めてはじめて強い共感が生まれていきます。
考え方といった物事の認知捉え方を変えていくためのトレーニングに取り組んでみるとよいでしょう。
また、人の事には共感できるけれど、自分のことを犠牲にしてしまうという人もいます。
人のためにはとても尽くすのに、自分は我慢したり無理ばかりしてしまって
疲れてしまい心の中が不幸せな状態です。
優しく思いやりがありまじめなほど、そういった傾向も強まってしまうかもしれません。
そういう場合は、自分自身への共感力を高めてあげましょう。
自分のことをわかってあげ、自分の気持ちに寄り添ってあげる事です。
他者への共感力を高めるには?
1 安心感を作る呼吸
他者への共感力を高くして良い人間関係を築くには、不安をなくすことにあります。
不安で情緒不安定な場合、いつも不安になってしまうから
相手もそれを感じ取って安心してコミュニケーションが取れなくなってしまいます。
まずは自分の心の中に安心感を作る事。
それにはまずはリラックスした深い呼吸から取り入れていきましょう。
人と話すときに鼻から息をすい口呼吸をやめます。リラックスしてゆっくりとした話し方
を心がけましょう。
2 傾聴する
相手が言った事に耳を傾けて、自分の意見や反論をすることよりは、
まずは相手が言っている事に耳を傾けてみましょう。
それが理解できるかどうか、という事よりは、
相手のいっている事をそのまま受け止めてみようとしてみましょう。
相槌を打ちながら、姿勢を前のめりにしてきくという姿勢は相手にとって
興味がありますよ、あなたのいう事を真剣に聞こうとしていますよという心の姿勢の表れです。
3 人のいった事を繰り返す
相手が言ったことを、そのままオウム返しのように言葉にして返答する。
相手が言った事をそのまま繰り返すだけなので、
自分の意見を言わなくてよいのです。
自分自身への共感力の高め方
自分自身を大切にできると、他者への共感力も高まるという事がわかっています。
自分だけが我慢している、自分が無理をしていると思っていると
どうしても、いつのまにか不満がたまって心地よい気持ちでいられなくはなってしまい
ますよね。前向きでポジティブでいられるほど、夫婦関係でも夫からの支援を受けられやすいのです。
流産後の離婚という研究では、夫に理解してもらえなかった、
いつまでも妻が落ち込んでいて嫌になったといった、相手のことを共感し合えない結果が
子どもが欲しくて取り組んできたのに、結果離婚だなんて悲しいですよね。
自分も無理せず、相手にわかってもらえるように、まずは自分のことを
理解し共感してあげながらお互い共感力を高めていきましょう。
そのための自分自身への共感力を高めるためには、自分の心を癒すリストを書き出して
取り組んであげましょう。
どうしたら自分の心が癒されるのか、自分の好きなことなどをリストアップしましょう。
簡単に10個から20個程度リスト化したら、
自分のために取り組んであげる時間を確保します。
大切な時間やお金を自分のために使い、自分が心地よくなれえる様にしてあげます。
そして、自分自身の好きな事をしてあげて、そのことに感謝してみましょう。