ストレスは妊娠の妨げに!妊活はメンタルケア重視 |

ストレスは妊娠の妨げに!妊活はメンタルケア重視

女性 落ち込む悩む

妊活中のストレスは良くないとはわかっていても溜まっていてしまいますよね。

それは、あなただけでなく、ほとんどの女性が体験し、さらに

夫婦関係や人間関係での障害も感じていっているのです。

不妊治療では妊娠への期待と希望が得られる一方でものすごい苦痛も伴っています(1)

 

ストレスによってエストロゲンやプロゲステロン低下

ストレスを受けると人の体からはストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。

このストレスの過剰分泌は他の生殖に関わるホルモンへも影響して

別の今までは機能していたホルモンバランスや免疫バランスを崩していきます。

例えば、女性は流産を体験すると、ものすごいストレスにさらされます。

そのストレスが、妊娠や生殖ホルモンや排卵に影響を与えるのかといった1024名を

6サイクル追跡した対象としたケンブリッジの研究があります。(2

女性は毎日尿を収集し、毎日知覚されるストレス評価、無排卵などの評価をしています。

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、プレグナンジオール-3-グルクロニド(PdG)、黄体形成ホルモン(LH)、

および生殖能力モニターの測定値に基づく解析をしています。

ストレスの最も高いグループは、最も低いグループの女性のE1GおよびPdG濃度は低く、

無排卵のリスクはわずかに高かったのです。そして、より低い受胎可能性がありました。

そのため、妊娠前にストレスを抱える事は、性ステロイド合成と妊娠までの時間に悪影響を与えて

いて、メカニズムとして、排卵機能や、潜在的に着床中にも影響する可能性があるとしています。

 

妊活中のストレスが、さらに排卵障害や着床のトラブルといった不妊リスクを高めていって

しまう可能があり、悪循環によってずっと妊活の悩み続けなくてはならない不妊の連鎖になってしまいます。

 

妊活ストレスを感じる時の心理テクニック

不安は、実体がないものです。

でも、過去の経験から物事を考える習慣がついているので

過去の積み重ねの先に未来があると思い込んでしまいがちです。

うまくいかない事が2・3回つづくとまた次もうまくいかないかもしれない

そう予測してしまうものです。

そうすると、次々に連鎖して不安が不安を呼び込んでいって

形のないものに呑まれてしまうようになっていきます。

それを防いで、不安によるストレス軽減する心理テクニックを1つご紹介。

セルフケアとして瞑想などと合わせて、お役立てください。

 

過去・現在・未来タイムマシーン・メソッド

1、過去10年前に戻ったとしたら、今あなたのかなえたい夢のために何ができますか?

今から10年前なので、若くて体力もあり、時間もたっぷりあると思うでしょう。

自分たちのために使えるお金もあります。

何をやっているかたくさん書き出してみてください。

 

2、書き出したことを見ながら、現在の自分で、今からでもできる事は何ですか?

少しでもできそうなもの、今からでもできるものに○をつけてください。

完ぺきにできないとしても少しならできそうなことも、

始められそうなことも実は多い事に気が付きます。

 

3、○をつけたものを、今からやっていったとして、

夢がかなった10年先の未来を思い描いてみてください。

どうですか?素敵な未来ではありませんか?

さらに、毎日少しずつでも幸せを感じて、

些細な事でも積み上げた夫婦や家族の幸せ度が上がった

毎日を思い描いてみてください。

どんな日常・どんな家庭になっていると思いますか?

 

4、今度は、こんなことをしていて、本当に夢がかなうの?

そう思って何もしなかった未来を思い描いてみてください。

 

 

不安だらけで、明るい未来を思い描けない日々では、

やはり掴みたい未来が、指の間からスルッと滑り落ちていってしまいます。

ストレスを手放す方法を取り入れて、妊娠できる体と心をつくっていきましょう。

 

 

ショックな事や、心に深い傷、強いコンプレックスがあると、

ストレスホルモンのスイッチが壊れ、女性ホルモンも連携して崩れてしまいます。

こころに刺さった棘抜きをして、

自分のこころを、深い部分から癒やすことができた時から、体も変化し始めます。

 

妊活中のはタイムリーなカウンセリングが有効

精神的な負担がかかる妊活中は、タイムリーでコンスタントな

指示的介入やカウンセリング介入が精神的ケアとしては有効という研究があります。(3)

心のケアをタイムリーに、またコンスタントに受けながら妊活をすすめる事で、

生殖能力を損なわず、受胎確率を下げずにすすめていくのにも有効です。

なかなか人には相談できずに抱え込みやすい悩みなのが、子どもができない

という問題ですし、家族や友達に話してつらいし、不安になってしまう

というところがあります。同じ悩みを抱える同士の仲間の中で

打ち明けたりする集団介入や、カウンセリングなども有効になるので

1人で頑張りすぎずに打ち明けていきましょう。

 

参考文献

(1)J Clin Nurs. 2016 Aug;25(15-16):2101-13. doi: 10.1111/jocn.13361. Epub 2016 Jun 9.
Psychosocial interventions for infertile couples: a critical review.

(2)ArticleinEpidemiology (Cambridge, Mass.) 30 Suppl 2:S76-S84 · November 2019 with 16ReadsDOI: 10.1097/EDE.0000000000001079Preconception Perceived Stress Is Associated with Reproductive Hormone Levels and Longer Time to Pregnancy

(3)Electron Physician. 2017 Jun 25;9(6):4694-4702. doi: 10.19082/4694. eCollection 2017 Jun.
Counseling-supportive interventions to decrease infertile women’s perceived stress: A systematic review.

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、不妊カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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