ストレスは女性の子宮・着床環境まで影響しちゃうから注意! |

ストレスは女性の子宮・着床環境まで影響しちゃうから注意!

ストレスが妊娠に影響があるということはちゃんと言われてきている。

でもストレスを溜めないでね~というレベルでどれくらい影響があるのかってことは

あまり知られていないのかもしれません。

ストレスによって子宮の着床環境そのもの影響をうけて妊娠しにくくなってしまうという

ことが分かった京都大学の研究をご紹介(1

 

着床不全は不妊治療での課題にもなっている

ストレスは溜めないように。病院で言われたこともあるかもしれない。

そして、自分でもあまり良くないのかなともわかる。

精神的にきついのが体にとってあまり良くないという感覚くらいは。

でも、卵巣機能そのものだけでなくて着床に影響がでてくるということも

わかったのがこの研究。

卵巣機能の部分は不妊治療の部分が代わりに何とかしてくれる役割を果たすことができる。

例えば体外受精では、ホルモン補充もしてくれるし、受精から培養して胚盤胞にまで

なったものを戻してくれる。

それなのに妊娠しにくいっていったいどういう事なんだ?ってなりますよね。

そこに直接ストレスが、子宮環境に影響を与えているのではという部分も調べられたのです。

ストレスは卵巣を介さずに直接子宮にも影響してしまうのではという仮説のもと行われたこの研究。

 

ストレスで着床に関わるホルモン関連遺伝子が抑制

卵巣を摘出したマウス(38匹)に、女性ホルモンである、

エストラジオールとプロゲステロンを補充し、片方には、断続的な音波によってストレスをかけた

グループ(20匹)と、ストレスを与えずに比較するストレスフリー郡(18匹)に分けて

卵子提供の体外受精のような実験をしています。

別のマウスから提供された胚盤胞を子宮内に移植しているのです。

その結果、ストレスを受けたグループは着床率が著しく悪くかったということ。

そして、ホルモンを補充しているにもかかわらず、着床期における子宮の

cDNAマイクロアレイ解析を行ったら、着床には絶対に必要といわれる

エストラジオール誘導遺伝子(Lif)が抑制されていることが分かりました。

 

ストレスはホルモンの感受性を弱らせてしまい、

着床できる能力そのもの弱らせてしまうという結果です。

さらにこれは、原因不明不妊の解明にも貢献したとも言われています。

 

まとめ

ストレスって、よくないとは言われているけれど、ホルモンの感受性が損なわれたり、

着床に絶対必要な遺伝子発現が押さえつけられてしまうって、すごいレベル。

治療ではどうにもできない部分を何とかしてあげることが

妊娠につながっていくという事のようです。

心のケアや物理的に受けているストレスが、妊娠につながるケアとも言えますね。

20代、30代でも原因不明不妊、

治療をしているけれど授からないという場合は、子宮環境をちゃんと見直しにいきましょう。

ストレスって、自分が感覚で分かる以上に感じて影響が出てしまう部分だから。

 

つらい妊活ストレスに負けない 影響を受けにくい体作り

 

参考文献

(1)Stress Affects Uterine Receptivity through Ovarian-Independent Pathway 

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/124308/3/yigak03349.pdf#search=%27%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7%E5%AD%A6+%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9+%E5%AD%90%E5%AE%AE+%E7%9D%80%E5%BA%8A%E7%92%B0%E5%A2%83+%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%27

この記事の著者

保健師・看護師

岡田和子

山梨医科大学卒業、看護師・保健師国家資格取得。 NPO法人日本不妊カウンセリング学会所属。
病院や企業にて心と体の健康管理に12年従事した後、自然妊娠カウンセラーとしてパーソナルカウンセリングを行う。

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